本日は、12月4日(金曜日)から始まる速報展の準備を始めました。
皆さまにご覧いただく、パネル展示の貼り付け作業を行いました。
速報展で使用するパネルはA3サイズやA4サイズで作成するので、比較的簡単に貼り付けることができます。
▼作業中の様子
作業中の様子
今回は、企画展示で使用する「祭人想像図」の等身大パネルの作成も行いました。
サイズが大きいためパネルに貼り付けるのはとても難しいです…。
どのように作業を進めるのか、事前に打ち合わせをしてから貼り付けました。
▼4人がかりで慎重にパネルに貼り付けます。
4人でパネルに貼り付けている様子
ゆっくり、ゆっくり空気が入らないように貼り付けていきます…。
4人でパネルに貼り付けている様子
無事パネルに貼り付けることができました!!
きれいに貼り付けができてほっとしました。
パネルが完成した様子
速報展当日に皆さまにお披露目できるように準備を進めています。
「祭人」パネルがどのように展示されるのかお楽しみに!
11月18日(水曜日)、「戈をもつ鳥装の人物」が描かれた絵画土器の発見について記者発表を行いました。
長野市埋蔵文化財センターが発掘調査を実施した長野遺跡群東町遺跡において、弥生時代中期後半(約2,000年前)の絵画土器が確認されました。
「戈をもつ鳥装の人物」がモチーフとみられる絵画土器は東日本唯一の確認事例であり、長野盆地においても西日本的な農耕祭祀が行われた可能性を示す貴重な資料です。
12月4日金曜日から始まる、発掘調査速報展の企画展示として実物をご覧いただけます。
皆さま、ぜひ足をお運びください。
▼「戈をもつ鳥装の人物」が描かれた絵画土器
絵画土器の全景写真です。
▼絵画部分拡大
絵画部分を拡大した写真です。
12月4日(金曜日)から、長野市立博物館のエントランスロビーにて第21回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展「私たちの町の考古学」が始まります。
令和元年度は、新型コロナウイルスの影響で残念ながら全会期が中止となりました。
今回の速報展では、昨年度お見せできなかった令和元年度の調査遺跡と、令和2年度に長野市埋蔵文化財センターが実施した発掘調査の成果をいち早くお届けします。
また、今回は企画展示を同時開催し、長野市東町遺跡で出土した絵画土器についてご紹介します。
皆様ぜひご覧ください。
第21回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展
・テーマ
「私たちの町の考古学」
・会場と開催期間
開催場所:長野市立博物館 エントランスロビー
開催期間:令和2年12月4日(金曜日)から令和3年2月23日(火曜日・祝)まで
開館時間:午前9時〜午後4時30分(最終入館は午後4時)
休 館 日:月曜日(祝休日と重なる場合はその翌日)
祝休日の翌日(土曜日、または日曜日と重なる場合はその翌日)
年末年始(12月29日〜1月3日)
入 館 料:一般300円
高校生150円
小中学生100円
※(注記)未就学児は無料です。
※(注記)毎週土曜日は、子どもウェルカムデーにつき、小中学生は無料です。
※(注記)障がい者手帳などをご提示いただいた方と介護者の方は、入館料が減免となります。
・企画展示
「描かれた弥生の祭人」
・講演会・展示解説
「描かれた弥生の祭人―東町遺跡出土の絵画土器をめぐって―」
日 時:12月13日(日曜日) 1回目:午前10時〜 2回目:午後2時〜
場 所:長野市立博物館 2階会議室
講 師:長野市埋蔵文化財センター 研究員
定 員:各回25名程度(事前申し込み先着順)
聴 講 料:無料(要入館料)
申込方法:電話・FAX・Eメールのいずれかにて長野市埋蔵文化財センターへお申し込みください。
お問い合わせ先:長野市埋蔵文化財センター
〒381-2212 長野市小島田町1414(長野市立博物館内)
TEL:026-284-0004
FAX:026-284-0106
E-mail:maibun@city.nagano.lg.jp
新型コロナウイルス対策を徹底します。
・展示遺跡第21回長野市埋蔵文化財センター速報展「私たちの町の考古学」のチラシ画像です。
吉田四ツ屋遺跡 (吉田四丁目)
桐原牧野遺跡 (桐原一丁目)
町川田遺跡 (若穂川田)
清水原古墳群 (若穂綿内)
古宇木遺跡 (三輪十丁目)
松代城下町跡(松代町松代字代官町)
後町遺跡 (鶴賀字町屋敷)
県町遺跡 (南長野字聖徳)
御所遺跡・守護所跡 (中御所二丁目)
木曽屋敷古墳1号墳 (大字平柴)
松原遺跡 (松代町東寺尾)
立町遺跡 (長野立町)
松代城下町 第2地点 (松代町松代字代官町)
迎田遺跡 (若槻東条)
徳間中島遺跡 (徳間)