学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

2015年10月19日 9:47博物館企画展示「救い出された地域の記憶〜神城断層地震から一年〜」

企画展
救い出された地域の記憶〜神城断層地震から一年〜


期間 10月24日(土)〜12月6日(日)

主催 長野被災建物・史料救援ネット、長野市立博物館

後援 長野県教育委員会、白馬村教育委員会、

小谷村教育委員会、信州大学、早稲田大学、

信濃毎日新聞社、SBC信越放送、TSBテレビ信州、

abn長野朝日放送、 大糸タイムス社、信濃史学会、

NPO信州伝統的建造物保存技術研究会、

NPO日本民家再生協会、NPO伝統木構造の会、

神楽坂建築塾、建物修復支援ネットワーク

会場 博物館特別展示室

入館料 一般300円、高校生150円、
小・中学生100円(土曜日は小中学生無料)
常設展示室と共通


チラシのダウンロードはこちらから(2.70MB)


<概要>
長野県北部では、昨年11月に神城断層地震が発生しました。

白馬村や小谷村、長野市鬼無里のような被害が大きかった地域では家屋や土蔵が被災したため、建物やその中に保管されてきた様々なモノをやむなく廃棄する事態となりました。

そこで博物館と県内外の研究者からなる被災建物・史料救援ネットが協力して、壊される建物の記録保存や、被災建物内に残された文化財のレスキュー活動を行ってきました。

このようにして残った記録や文化財には、地域のかつての暮らしぶりや歴史といった“記憶”が刻み込まれています。

今回の展示では、神城断層地震から一年が経過しようとしている今、レスキュー活動によって救出・記録された文化財から、被災地の生活と文化を見直し、災害によって何が起こるかを考えます。

<展示内容>

  • 1.はじめに 〜地震発生からレスキュー活動の始動へ〜
  • 2.建物には何が残されていたのか
  • 3.レスキューから見えてきた地域の生活
  • 4.むすびに

関連イベント


しろまるギャラリートーク
10月24日(土) 14:00〜

10月31日(土) 14:00〜

11月1日(日) 14:00〜

12月6日(日) 14:00〜

しろまる文化財レスキュー報告会
11月3日 (火・祝)14:00〜15:00 長谷川順一 氏(住まい空間研究所)
11月23日(月・祝)14:00〜15:00 渡邉義孝 氏(尾道市立大学非常勤講師)


他のイベントは決まり次第随時掲載します。
お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで
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