[フレーム]

防災力向上、防災・減災活動、まちづくり


by tokaimachizukuri
最新の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
名古屋市医師会主催(中区ホール)(平成28年2月20日
住宅密集地での防災と減災への備え

あいち防災リーダー会 前会長 早川澄男
名古屋の地域性を考えた防災・減災について
パネリストとして、講和をさせていただきました。講話要旨を以下に掲載します。


住宅密集地のイメージは、
街並みが整備されず(都市化から取り残された街)、狭くて入り組んだ道、木造の平屋建てが多く、お年寄りが多く、核家族化が進み、取り残されている。災害弱者の地域になっている。

住宅密集地のすばらしい点
顔なじみ同志、向こう三軒両隣で、情報の伝達も早い、街の行事参加も多く熱心。自然な形で助け合いもでき連携もよい。声掛けあい治安もいい。

災害から観ると
<火災> 普段からの1番の課題
木造家屋密集のため、1軒でも火が出れば、消防車両も入りにくく、延焼大。初期消火がポイント
備え☆消火器の設置、三角バケツや水入り赤バケツを戸口設置、火災警報の設置。簡易消火器設置、電気ブレーカーの自動遮断器の設置、避難マップ
☆防災訓練:初期消火訓練、バケツリレー訓練、
☆普段からの声掛け・・出かける時は、お隣さんへ一言
朝のあいさつから、元気確認。起きてこなければ、病気かと声掛けを

<地震>
当地は、1944年12月7日東南海地震や1995年1月13日三河地震を知る人もおり、語り継ぎを。各地に記念碑も紹介。

備え☆家族会議、子ども達にも、どこへ避難するか
☆地震で相当数家屋の倒壊が予想される。家の耐震化診断を、寝室だけでも耐震化工事を、次に家具固定を、ガラス飛散防止フイルム貼りを
☆火災の危険・・・ブレーカーを落とす。都市ガス・LPGボンベも震度5以上で遮断されるが、避難する時は、ガスコンロ・ストーブOFF
☆M7/M8/M9 大長く揺れる地震は、海の地震。1分・2分・3分続く地震は、津波が来る。名古屋港まで102分⇒60分以内に津波避難ビルへ避難。援助隊・お助け隊も半分の30分で終了。自分の命は、自分で守る。あとは津波てんでんこで避難ビルへ。

〜〜〜あいち防災リーダ-会の有志で、毎月区役所の開庁日の午前中に
港区役所に隣接する港防災センターの1階で相談会や講習会を開催〜〜〜
1無料耐震化相談会(1級建築士による)
2家具固定の仕方
3簡単に貼れるガラス飛散防止フイルムの貼り方講習の開催
詳し くは、港防災センターホームページをご覧ください。
http://www.minato-bousai.jp/

<水害>
東海豪雨や伊勢湾台風等の経験。
床下浸水の経験:排水が悪く、道路冠水から、家の方へ侵入もある。
*道路は少しづつ整備されてゆくが、家の基礎より高くなってゆく。
備え☆みずから守る手づくりハザードマップ(県河川課事業)
☆伊勢湾台風時の記憶、浸水水位標、港区海抜ゼロからの標高確認
☆2階への垂直避難か、早めの小学校の体育館等への避難(気象情報から、イメージができ、自己判断での避難を)

活動紹介
地域での防災活動:防災安心まちづくり隊http://bousaimach.exblog.jp/
地域防災力向上のための活動:あいち防災リーダ-会http://bousaiikus.exblog.jp/
# by tokaimachizukuri | 2016年02月20日 17:00 | 防災啓発活動
平成27年東海小学校トワイライトスクール防災教室
平成27年12月 早川澄男
平成24年度から東海小学校トワイライト(終業後の子ども教室)で防災教室の開催する機会があり、30名程度の主に小学校1年生〜3年生(一部高学年生も参加している日もあり)対象。
1)別の日には、年3回の防災訓練を一緒に参加して講評
災害のテーマ3つ1地震避難訓練、2火災避難訓練、3津波避難訓練


2)毎月行う防災教室から
1番人気は、地震が来たぞ、じゃんけんポン!
じゃんけんをして、勝った人は、ウレタン製のタンスを倒す。負けた方は、頭をヘルメットで守る。
如何に迅速の身を守るか

2番人気は、大判防災カルタ
体育館でA3サイズの防災カルタでカルタ取りをします。高学年性が読み上げてのカルタ取り。


3番人気は、騒音計で大声競争。90db以上で防災笛をプレゼント
IDカード付に、名前、住所、連絡先、血液型を記載。助けを呼ぶとき、しっかりと笛を吹くように。


4番人気は、新聞紙で座布団づくり

続いては、ゴミ袋でカッパをつくったり、防災ビンゴゲームしたり、防災紙芝居、非常持ち出し品防災的当てゲーム、地震が来たぞ的当てゲーム、防災塗り絵、防災笛づくりなど、


季節話題としては、1月は、年始めなので防災ナマズンの防災絵馬作りも企画しています。


ゲームや遊びをしながら、楽しく防災を学び、備えをしてほしいと思って活動しています。
# by tokaimachizukuri | 2016年01月09日 11:48 | 防災啓発活動
稲沢市保育園での親子防災教室
あいち防災リーダ-会 早川澄男
稲沢市役所福祉保健部こども課保育グープから、11月から12月にかけて5つの稲沢市立保育園の「保育園安全強化事業防災教室」の講師依頼が舞い込んできました。Fさんと稲沢市の防災の仲間Y等と連携して引き受けました。
「親として自分の命を守り、命の尊さを教えながら、子供の命らせる」ことを伝えたく講師を引き受けました。さらに、幼稚園児から、防災を遊びながら学び、親へさらに、おじいちゃん・おばあちゃんに防災への備えを伝えたく。

園児たちには、遊びながら自然と命を守ることを学んでほしい。
1年少さんには、津波が来るような地震では、「つなみてんでんこ」遊び(K.F考案)。とにかく高い所へ避難する。あとからお母さん・お父さんが迎えに来るからね。

2年中さんには、地震が来たら、まず頭を守ることを「地震が来たら、じゃんけんポン」遊び(S.H考案)。地震が来たらじゃんけんポン。勝った人はタンスを倒す。負けた人はヘルメット被る。頭が一番大切。お父さん!おうちのタンスは倒れないように固定している。

3年長さんは、地震が来たら、どうするのか。「地震防災的当てゲーム」(S.H考案)で学ぶ。あ・・・頭を守る。は・・・走らない。・・・


その間、お母さんには、みじかなものでゴミ袋45リットル袋でお母さん用、30リットル袋で子供さん用を作ってもらいます。
完成したら、親子でかっぱをかぶり、写真撮影・・・1+1は、に―!・・・・笑顔でポーズ、・・・・

そこで、防災なまずんが登場! みんなで写真撮影!握手をして地震を起こさないようにお願いして、

教室で防災ナマズンの塗り絵をします。塗り終わったら、タミネータ加工をして、お父さんへお土産(裏には、家具固定の仕方を掲載)・・・子供の命を守ってね。

そして、お母さん方には、昭和56年5月31日よりも前に建てられた木造2階建ては、旧耐震基準なので、震度6弱では、傾き、6強で倒壊の危険あり。耐震化診断を受けて、耐震化をしてください。稲沢市の無料診断は他市にはない得点を稲沢市の仲間から説明をしていただく。
卓上ぶるる4軒モデル(K.F製作)で藤井さんから説明、筋交いや壁で補強すれば安心です。特におじいちゃん・おばあちゃんの家は、心配です。孫のために診断を進めるように孫から伝えてね。おじいちゃん・おばあちゃん長生きしてね。・・
これからの防災は、幼児時代から遊びで命の尊さを学び、しっかりと自分の命は、自分で守ることを指導してゆきたい。そして、小学生、中学生、高校生と防災教育を指導してゆきたい。

次は、家具固定です。お金を使わずにできる固定法を説明。すぐできる方法も、でも完ぺきではない。そのために、イメージトレーシングをタンスは倒れるもの、では、倒れても安全な空間や場所へ這ってでも移動すること。・・・ 続いて、新聞紙でスリッパづくり。1枚と2枚でどう違うか、ガラスと砂利の上を歩いてもらいます。如実に解る厚底の良さ。足を怪我しては歩けません。
枕元には、厚底のスリッパを置いてね。今日からは、日中は、レースのカーテン、夜は厚手のカーテンをしてください。
さらに、食器棚や窓ガラスに飛散防止フイルムを貼りましよう。今日から晴れるノウハウをお教えしましょうとFさん登場!

ここで、園児さんたちも帰宅の準備ができ、お母さんと一緒に帰ります。
これで2時間もあっという間・・・・バイバイ。
丸甲保育園では、終了時には、ちょうど外は雨、かっぱが役に立ちましたね・・・・

# by tokaimachizukuri | 2016年01月08日 14:11 | リーダ-会&NPO
わが町の水害手づくりハザードマップで防災・安心まちづくりを
平成27年 九番町自主防災会長 早川澄男
愛知県河川課事業の洪水手づくりハザードマップのノウハウを活用してわが町のハザードマップを九番町の皆さんと一緒にまち歩きの上、作成し、防災・安心まちづくり活動に寄与しました。

わがまちの生い立ち、災害状況は、
1海抜ゼロメートル地帯
2NP-2及び臨港線沿いのNP-3 名古屋港の最低干潮の水位から2や3mの位置を表示。海抜でいえば、海抜TP1.41m。出港の目安などに活用とか

3江戸時代の干拓地、干潮時に東海通の南側に山をつくり、海水侵入を防御して干拓地とした。この山も東海橋の西方面を造成する際に、山を削ってしまって平坦になってしまった(親父と西光寺の住職の話)。
伊勢湾台風では、床上30cm(わが家の翌日)、伊藤ムセンさん宅の写真(翌日の東海通)、1ケ月も水が引かなかった地域もあり。排水と若干の高低差がある。

4わが母校、中川小学校には、伊勢湾台風時の推移標。
併せて、二宮金次郎像もあり。苦学をし歩きながらも勉学。現代では、自転車を乗りながら、スマホと様変わり。

5東海豪雨時は、町内では数か所で床下浸水もあり。東海通や江川線通は、道路冠水。水はけの悪い個所もあり。その後も2013年9月豪雨でも道路冠水もある。

6排水マスも古いコンクリート製のマスもあり、円滑な排水とまではいかないので港土木事務所へ改善要望を提出したところ、半年後には、50個所をグレーチング枡に取り換えていただけました。感謝!感謝です。

71分・2分・3分と大きく長く揺れる地震は、海の地震。102後名古屋港へ3.6mの津波が到来。中川運河を遡上して、伊勢湾台風の水位よりもはるかに来ると考え、4階以上ある建物か、九番町民は、九番団地1号棟の9階へ終結しようと記載。避難困難者は、4階へと助け合いまちづくりへと活動を計画。
8今年の春には、津波避難。来年の3月には、避難所運営避難訓練を助け合いのまちづくり避難計画も併せて実施計画。



9続いて、東海学区西側の「北の組町内会」も作成依頼があり。本年同様にまち歩きをして、作図し、防災安心まちづくりの輪が広がっています。

# by tokaimachizukuri | 2015年12月16日 12:08 | 防災啓発活動
みずから守る手づくりハザードマップづくり(名古屋市港区編)
NPO法人あいち防災リーダ-育成支援ネット 早川 澄男
愛知県河川課「みずから守る手づくりハザードマップ事業」に参画して地域の人たちと一緒に勉強しながら作成のお手伝いをしてまいりました。
1地域の生い立ちを知る
濃尾平野は、堆積層であり、木曽三川のお陰で農作物が育つ平坦な土地、
特に"海抜セロメートル地帯"が広がっている。
その中で港区は、江戸時代から始まった"干拓と埋め立て"で構成された地域。
2災害の歴史は、風水害災害も多く、東海豪雨をはじめ、台風では、"伊勢湾台風"が記憶に残る。地域では、災害を風化させないように、9月26日には、毎年伊勢湾台風あれからしろまるしろまる年として、あいち防災リーダー会も展示啓発と5年連続南陽会館等で講演の機会をいただいている。
3自分の住んでいる地域のまち歩きを通じ、生い立ちや災害のことを知り得る記念碑や掲示、また、体験談や言い伝えも聞かせていただける。
4実際に普段知っているまちを歩いて観ても、新たな発見もあり、参加者の情報交換もあり、楽しみな活動である。
5この事業は、"水プロともいい、水から、自ら"の意味合いでもあり、地域の過去の水災害、どうしてその被害が発生したか、それを防ぐ策は、ハード面では、新川・庄内川の河川堤防での守り、ソフト面での備えは、いかに適格に避難するか・・・・を考えつつ、一番早く浸水する場所、水の流れは、安全な場所は、避難所は、避難ルートは、危険な個所は・・・をマップに落とし込んでゆく。
6まち歩きから、戻り、マップに落とし込んでゆく。撮影した写真も挿入する写真を選択し、次回までに自分たちの手づくりのマップを作成してゆく。
7地図に落とし込んだマップを観つつ、修正や追記を検討し、地域の改善課題や約束事項を考え、最終版マップを作成する。
8自分たちで作った地域のマップは、思いも入り、充実したものとなり、各家庭では、家族会議に使って、冷蔵庫など、普段から見えるところへ掲示できるA3サイズ。
9これらを通じて、防災・安心な街づくりの一役を担っている。
10港区南陽地区の活動として、平成23年から展開している。
H23年南陽学区(茶屋七島町)H24年南陽学区(藤前町・藤高町)、H25福田学区(東部)、H26福田学区(西部)、H27年港区福春学区(南部・北部)
# by tokaimachizukuri | 2015年12月15日 18:04 | リーダ-会&NPO

ファン申請

(注記) メッセージを入力してください

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /