2015年08月13日
話題独占!?ちょっとオシャレな夏休みの工作
そんなこんなで昨日法事に行ってきた訳なんですが。
せっかく親戚が集まるんだからという事で、以前からの約束通り小学六年生の甥っ子の夏休みの工作を手伝ってきました。
『手伝う』と言ってもネタ提供から丸投げの状態だったんですが、まぁ親戚の大人に頼るのも書籍を参考にするのも同じようなものなので、一応私もこういう仕事をしておりますから、オッチャンちょっと本気出してみた次第でございます。
当初は最近流行の『無接点給電ボトルLED』で行こうと思ったんですが、どうも教室ではコンセントが確保できないという事で、乾電池で光るボトルLEDを考えて見ました。
それがこちら。
オッチャン本気で考えた
ボトルLEDの欠点は電源線が見えてしまうこと。
ボトルからコンセントや電池BOXへつながる電線が見えているのが不細工に思えます。
と言う訳で、それが見えないようにしてみました。
使用した材料はコレだけ。
主な使用部品
静電容量式のタッチスイッチ『KP-Tch1-W』と電球色の乾電池式LEDワイヤー、リレー『G6K-2P 4.5V』、あとLEDワイヤー用の抵抗とリレー用の小信号用ダイオード。
これ以外に電池BOXが必要になりますが、電池BOXは使用する瓶の口の大きさによって変わるので写真には載せてません。
今回は広口(口径約8cm)×ばつ3本の電池BOXを使用しました。
これらの部品を下図の様に配線します。
ザクッと書いた実態配線図
はんだ付け箇所はわずか12箇所。
その分細かい作業になるので集中力と器用さが必要となります。
実際に甥っ子がはんだ付けしたのが下の写真。
配線は少し手伝いましたがハンダ付けは甥っ子がやりました
配線がまとまる所はやはりハンダがダマになってたりしますが、この日初めてハンダゴテを握ったにしては上手くハンダ付けできていると思います。
これらを瓶のふたの裏に押し込んで外から見えないようにします。
フタによっては両面テープで固定する必要も このフタはピッタリ部品が収まった
タッチスイッチの感知面をふたの裏側に密着させる事により、フタを触るとLEDワイヤーが点灯したり消灯したりさせることが出来ます。
完成図はこんな感じ。
下から覗かないと部品が見えない
これでフタを触るとLEDワイヤーがON/OFFします。
ただし、フタを間に挟んでいるため、指先で触った程度では反応しません。
フタの厚みにも因りますが、今回使った瓶のふたでは手のひらで触らないと反応しませんでした。
また、金属のフタを使う場合はフタ全体がスイッチになってしまい、ふちを触っても反応してしまう敏感な瓶になってしまうので注意が必要です。
では実際にON/OFFしている所を見ていただきましょう。
[フレーム]
スイッチをON/OFFしているのがうちの甥っ子です。
甥っ子家族にもなかなか好評の工作でした。
学校から持って返ってきた後も実用品として使えるのもこの工作の良い所でございます。
なお、製作時間は延べ1時間少し。私自身が試作を作ったときは20分程度で作れましたので、それほど難しい作業ではありません。
店頭にも試作で作ったものを用意してございます。
試作1号機
興味のある方は触ってみてくださいませ。
なお、一般的な瓶の口は穴径6c×ばつ3本の電池BOXを収める事ができません。
口の狭い瓶を使うときは電池を単5サイズにするなど工夫が必要になりますので、もしこの工作をする際は瓶を決めてから材料を選んでくださいませ。
と言う訳で。
電子部品屋のオッチャンがちょっと本気出して考えた小学生向けの電子工作。
見た目にもオシャレなんでクラスの女子から『私にも作って〜』とかなんとかフラグが立つかもしれませんよw
・共立プロダクツ タッチスイッチ KP-Tch1-W 918円-
・電池式LEDワイヤー 電球色 980円-
・OMRON リレー G6K-2P 4.5V 565円-
・抵抗(値は電池式LEDワイヤーの電池BOXに入っているものに合わせる) 5円〜10-
・小信号用ダイオード 15円-程度
・電池BOX(使用する瓶のふたの大きさに合わせて選ぶ) 100円-前後
<記事:伊東>
せっかく親戚が集まるんだからという事で、以前からの約束通り小学六年生の甥っ子の夏休みの工作を手伝ってきました。
『手伝う』と言ってもネタ提供から丸投げの状態だったんですが、まぁ親戚の大人に頼るのも書籍を参考にするのも同じようなものなので、一応私もこういう仕事をしておりますから、オッチャンちょっと本気出してみた次第でございます。
当初は最近流行の『無接点給電ボトルLED』で行こうと思ったんですが、どうも教室ではコンセントが確保できないという事で、乾電池で光るボトルLEDを考えて見ました。
それがこちら。
オッチャン本気で考えた
ボトルLEDの欠点は電源線が見えてしまうこと。
ボトルからコンセントや電池BOXへつながる電線が見えているのが不細工に思えます。
と言う訳で、それが見えないようにしてみました。
使用した材料はコレだけ。
主な使用部品
静電容量式のタッチスイッチ『KP-Tch1-W』と電球色の乾電池式LEDワイヤー、リレー『G6K-2P 4.5V』、あとLEDワイヤー用の抵抗とリレー用の小信号用ダイオード。
これ以外に電池BOXが必要になりますが、電池BOXは使用する瓶の口の大きさによって変わるので写真には載せてません。
今回は広口(口径約8cm)×ばつ3本の電池BOXを使用しました。
これらの部品を下図の様に配線します。
ザクッと書いた実態配線図
はんだ付け箇所はわずか12箇所。
その分細かい作業になるので集中力と器用さが必要となります。
実際に甥っ子がはんだ付けしたのが下の写真。
配線は少し手伝いましたがハンダ付けは甥っ子がやりました
配線がまとまる所はやはりハンダがダマになってたりしますが、この日初めてハンダゴテを握ったにしては上手くハンダ付けできていると思います。
これらを瓶のふたの裏に押し込んで外から見えないようにします。
フタによっては両面テープで固定する必要も このフタはピッタリ部品が収まった
タッチスイッチの感知面をふたの裏側に密着させる事により、フタを触るとLEDワイヤーが点灯したり消灯したりさせることが出来ます。
完成図はこんな感じ。
下から覗かないと部品が見えない
これでフタを触るとLEDワイヤーがON/OFFします。
ただし、フタを間に挟んでいるため、指先で触った程度では反応しません。
フタの厚みにも因りますが、今回使った瓶のふたでは手のひらで触らないと反応しませんでした。
また、金属のフタを使う場合はフタ全体がスイッチになってしまい、ふちを触っても反応してしまう敏感な瓶になってしまうので注意が必要です。
では実際にON/OFFしている所を見ていただきましょう。
[フレーム]
スイッチをON/OFFしているのがうちの甥っ子です。
甥っ子家族にもなかなか好評の工作でした。
学校から持って返ってきた後も実用品として使えるのもこの工作の良い所でございます。
なお、製作時間は延べ1時間少し。私自身が試作を作ったときは20分程度で作れましたので、それほど難しい作業ではありません。
店頭にも試作で作ったものを用意してございます。
試作1号機
興味のある方は触ってみてくださいませ。
なお、一般的な瓶の口は穴径6c×ばつ3本の電池BOXを収める事ができません。
口の狭い瓶を使うときは電池を単5サイズにするなど工夫が必要になりますので、もしこの工作をする際は瓶を決めてから材料を選んでくださいませ。
と言う訳で。
電子部品屋のオッチャンがちょっと本気出して考えた小学生向けの電子工作。
見た目にもオシャレなんでクラスの女子から『私にも作って〜』とかなんとかフラグが立つかもしれませんよw
・共立プロダクツ タッチスイッチ KP-Tch1-W 918円-
・電池式LEDワイヤー 電球色 980円-
・OMRON リレー G6K-2P 4.5V 565円-
・抵抗(値は電池式LEDワイヤーの電池BOXに入っているものに合わせる) 5円〜10-
・小信号用ダイオード 15円-程度
・電池BOX(使用する瓶のふたの大きさに合わせて選ぶ) 100円-前後
<記事:伊東>
[フレーム]