【前週との比較】
r7w45.png 【おしらせ】
○しろまる令和7年4月1日から「急性呼吸器感染症(ARI)」が感染症法上の五類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象となります。
○しろまる「急性呼吸器感染症(ARI)」とは、咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例と定義されています。特定感染症予防指針の範囲のうち、四類感染症を除いたもの(五類感染症に限定する。)を範囲とします。
【要注意】
《定点把握の対象となる感染症》
●くろまるインフルエンザの報告が前週より増加しており、注意報レベル基準値である「10.0」を超えています。
感染を予防するためには
☆手洗い
・石けんを使って丁寧にこすり洗いをし、水で洗い流します。
・手洗い後は、ペーパータオル等を使って、手を拭きます。
・タオルを使用する場合は、毎回タオルを交換するか、清潔な個別用タオルを使用します。
☆咳エチケット
・咳やくしゃみが出る時はマスクを使用し、またくしゃみをする時は他の人から顔をそらしてティッシュ等で口と鼻を覆いましょう。
☆適切な湿度の保持
・乾燥しやすい室内では、湿度50〜60%に保ちましょう。
☆その他
・十分な休養と栄養摂取を心がけましょう。
・外出するときは人混みを避けましょう。
●くろまる新型コロナウイルス感染症の報告が前週より増加しており、引き続き注意が必要です。
・感染経路は接触・飛沫+エアロゾル感染です。
・こまめな手洗い、咳エチケットやその場に応じたマスクの着用、換気、密を避ける等の対策を心掛けましょう。
☆新型コロナと診断されたら・・・
発症後5日を経過し、かつ症状軽快から24時間を経過するまでの間は、外出を控えることを推奨しています。あわせて10日が経過するまでは、マスク着用や重症化リスクの高い方との接触を控えることを推奨しています。
●くろまるA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が前週より増加しており、注意が必要です。
・咳やくしゃみ等に含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して 体内に入り感染します。
・ 感染すると、発熱や咽頭痛などが現れ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。 こまめな手洗いや咳エチケット等感染予防対策をお願いします。
●くろまる流行性角結膜炎の報告が前週より増加しており、注意が必要です。
・ウイルスが付着した手で目に触れること、ウイルスで汚染されたタオルや洗面器などに触れること、消毒が適切にされていないプールの水などで感染します。職場や家庭などで流行的発症が見られます。
・1〜2週間の潜伏期間の後、結膜の充血、まぶたの浮腫、めやに、涙、目痛などの症状を呈します。
・感染力が強いので、感染を広げないために、目を触ったらすぐに石けんと流水での手洗い、家族内でタオル、枕、その他目やにや涙で汚れそうな物の共用は避けるようにしましょう。
【定点当たり報告数とは】
1週間に1か所の定点医療機関にどのくらいの受診者がいたかを示すものです。
※(注記)定点医療機関・・・対象感染症ごとに一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです。