塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日からまた空気がピンと冬の空気。
気持ちが引き締まります。
さて、昨日の続き。
ロウバイが美しかった羽黒山。
標高458.2mで、元々は河内山と呼ばれていたそうです。
平安時代、後冷泉天皇の御代の康平年間、
藤原宗円(宇都宮宗円)が宇都宮城を築く際に、
出羽の国の羽黒山神社から分霊して
この地に羽黒山神社を建立し、
それ以来は羽黒山と呼ばれるようになったそうです。
国道63号線から、車で山頂まで上がって来られますが、
山頂までの参道もあるようです。
この辺りにしては小高く、眺めが良い山。
山頂から宇都宮市街、関東平野が見渡せ、
筑波山や、天気が良いと富士山まで見えるのだとか。
ロウバイが咲く駐車場の展望台の脇から、
神社までの階段が続きます。
この参道、空気がいつも清らかな感じがします。
登るにつれて「気」が山頂に集まってくるような・・・
(決して私は霊感が強くはないので、ただ、そんな気が・・・)
樹齢450年くらいと言われる、
立派な「夫婦杉」を見ながら、登り切ると、神社の境内。
まず最初に大きな梵天が目を引きます。
こちらは11月23、24日に行われる、
梵天まつりに使われる大きな梵天です。
まわりの杉の木にも負けないような高さに、
お祭りの賑やかさがうかがえます。
ロウバイが見頃のこの時期、
2月1日(日)には節分祭。
沢山の人でにぎわいそうです。
塩原温泉、今朝はよく晴れています。
ここしばらく、午後などに雪マークが少し出ています。
吹きかけるだけのような雪なのか、
積もるような雪なのか、
どちらにしても雪マークなので、気になりますが、
それ以上に気温が低い日が多いです。
道路に雪はありませんが、凍結注意。
どうぞ、暖かくしてお越し下さい。
さて、昨日は年に一度、恒例の
とちぎ農産物展示・商談会でした。
毎年、とちぎ農産物マーケティング協会さんや、
足利銀行さんなどの主催で、
県内全域から生産者、加工業者などが集まります。
毎年、板長と参加しています。
こちらで食材の仕入れ先を新しく開拓することも多いのです。
年々、出展者に入れ替わりがあって、
毎年、勉強させていただいています。
「たちつてとちぎ」は、
新しい栃木の農産物PRのキャッチコピー。
今年は県外からの出展者が増えたような印象です。
地元那須地域の出展者も多く、
皆さんがんばっているなあと。
昨年からブレークし始めている
「かけるギョーザ」が、さらに商品が増えていて、
人気ぶりがうかがえました。
「岩下のショウガ」とのコラボ商品もなかなか。
私は私、
板長は板長で見学。
また何かひらめいたもの、あったかな。
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日雪の予報で、確かに午後雪が降りました。
それもべちゃべちゃの雪がばっさばっさと。
完全に積もるかなと心配になりましたが、
それほどではなく、道路にも雪はありません。
さて、一年に2回、6月と10月に
那須にて開催されている人気の「那・須・朝・市」。
日頃からお付合いのある方達ばかりで、
私も毎回足を運んでいますが、
このほど、「那・須・朝・市」のコンセプトを
まるごとお店にした「Chus」が那須塩原市内黒磯にオープンしました。
場所は今注目の黒磯駅近く。
板室温泉につながる板室街道の、
オシャレなカフェやお店が集まる一画。
「大きな食卓」「食と農」をテーマに、
カフェレストランと、農産物などの販売を一緒に。
元々家具屋だった建物を改装し、
広々とした空間に目印の黄緑色の軽トラが!
軽トラの荷台を中心に、こだわり農産物などを並べ、
飲食も、地元のこだわりの食材を使って。
今までにない新しい空間だと思います。
「那・須・朝・市」のメンバーのみんなの
アイデアと力が結集したたまものでしょう。
明日がグランドオープンです。
昨日、レセプションが行われましたが、
本当に沢山の方が集まり、
その場でもコラボや商談の話があちこちで展開されたようです。
これから、このお店の中で、そして地域で、
色々な化学反応を起こしながら、進化していくと信じています。
ちょっとしたランチやカフェタイム、そして、夜に、
パーティーにも良いでしょう。
こだわりの農産物もぜひ買っていただきたいです。
どうぞ、お気軽にご利用下さい。
Chus(チャウス)
那須塩原市高砂町6-3 ☎0287-74-5156
塩原温泉、今朝は晴れ。
雪もなく、風もなく、穏やかな冬晴れの日です。
さて昨日、朝の仕事を終えた後に、急いで東京へ。
日本橋高島屋で開催されていた
『川瀬巴水展』を見に行ってきました。
1月2日から1月12日までの11日間だけの開催。
お正月はとても忙しくて行けませんので、
ぎりぎり最終日、何とか滑り込みセーフでした。
川瀬巴水。
大正から昭和にかけて活躍した版画家。
「昭和の広重」とも言われ、
日本各地の風景を版画作品に。
その抒情的な作風と色使いに、
国内だけでなく、海外でも人気が高いと聞いています。
実は塩原に大変ゆかりの深い人で、
塩原の風景、それも彩つむぎのすぐそばの
塩原しおがま、塩原おかね道、塩原畑下の
「塩原三部作」がデビュー作。
その後も何枚も塩原の風景作品を残しています。
巴水の風景作品の集大成ともいえる、
今回の展覧会の中に、
塩原の作品が含まれているのか、
含まれているとしたら、どの作品が、どのように?
どうしても、それを確認したくて、見逃したくなかったのです。
最終日ということもあってか、すごい人でした。
昨日のほうがもっと混んでいたということですが、
人の多さと熱気にクラクラしそうで。
そして、会場に入った、一番最初に・・・
ありました!『塩原三部作』。
しかも、レプリカとかではない、本物の作品です。
これだけで感動もの。
その後も、塩原の作品、5点ほど確認しました。
思わず、大勢の人の中で、
「皆さん、この作品、私が住んでいる場所なんですよ〜」と
大きな声で紹介したい衝動にかられました・・・(笑)
塩原の作品だけでなく、
日本中のあちこちの風景作品が一堂に。
どの作品にも、静かに胸を打たれます。
そして、どの風景も、
今では失われつつある、懐かしい日本の風景。
失われつつある、というよりも、むしろ、すでに失われた・・・
近代化、経済成長と共に、大切なものを、沢山失ってきたのですね。
そんな所が、これだけ多くの人に愛される所以なのだと思います。
たった11日間で終わりというのは、本当にもったいないような。
図録は売り切れていたので、注文だけして、
好きな作品のファイルや塩原雄飛の滝の絵葉書などを買ってきました。
またどこかで出会えますように!
川瀬巴水展
川瀬巴水展
川瀬巴水展
塩原温泉、けさはくもりです。
京都で61年ぶりの大雪とのことですが、
こちらの雪は大したことなく、
現在、道路に雪はない状況です。
正月三が日が明けました。
年末年始、
雪かきすることもなく、
温泉などのトラブルもなく、
無事に終わって、少しほっとしています。
さて、正月三が日は
ご朝食はおせち料理が中心の、特別料理になります。
その中でも、一年に、
たった一度しか出さない料理をご紹介します。
こちらの柚子餅です。
お客様に、これはこちらの郷土料理ですか?と聞かれました。
この料理は、どこの料理というものではなく、
実は私と板長とで考えた料理です。
年末、地元で柚子が沢山出回ります。
その柚子を使って何か作れないか・・・
郷土料理に何かないだろうか・・・
探してみたのですけれど、
この辺りで柚子の郷土料理というと
柚子大根(柚子を使った大根の甘酢漬け)くらいしか。
色々試作を重ねて、今の形になりました。
もち米と柚子を使った、甘酸っぱいお粥です。
「柚子餅」と名前をつけて。
元旦は赤飯、そして二日目の朝はこの柚子餅を。
つまり、正月二日だけお出しします。
私もスタッフも楽しみにしています。
おいしいから他の機会にも食べたいなあと思いますけど、
一年に一度のほうが価値があるかな。
また来年のお正月を楽しみに!