塩原温泉、今朝も晴れ。
年末ずっと雪マークが外れました。
今日の夜から明日にかけて少々お天気崩れそうですが、
マークは雨。
雪に悩まされない大晦日と元日になりそうです。
今日で今年も終わり。
どうしてこんなに日が過ぎるのが早いのか・・・
ともかく、今年も皆様に応援され、愛され、
彩つむぎは無事に一年が過ぎました。
本当にありがとうございました。
旅館は今一年で最も忙しい時。
気をゆるませることなく、年迎えです。
ということで今年最後のブログは、
昨日カレンダーをご紹介した藤城清治美術館の、
敷地内のチャペルについて。
このチャペルのステンドグラスも、
もちろん、全て藤城清治さんの作品です。
影絵作家でいらっしゃる藤城さん、
ステンドグラスは、影絵とよく似た質感で、
実際に太陽の光を通して、
さらに、美しく輝いています。
藤城清治美術館を訪れましたら、
どうぞ、こちらのチャペルも覗いて見て下さい。
写真は秋に訪れた時のもの。
太陽の光線は季節によっても変化します。
季節ごとに、違った印象が得られるのではと思います。
現在、敷地内はイルミネーションも楽しめます。
明日の朝、このステンドグラスから
新年の光が差し込むことでしょう。
どうぞ、皆様、よい新年をお迎えください!
塩原温泉、今朝は晴れ。
結局、今年のクリスマスはホワイトいクリスマスにならず・・・
皆様はどんなクリスマスをお過ごしになりましたでしょうか。
さて、クリスマスが終わりましたので、
秋田視察の話に戻りたいと思います。
今回の視察の一番の目的は
JRのDCを展開する地元の取り組み方です。
JRは季節ごとのDCの地域を決めますが、
決まってから、どう取り組むのかは、それは当該地域の課題です。
今回、男鹿温泉の取組を説明していただきました。
秋田県には旅館が沢山まとまった温泉地はあまりないのだそうです。
男鹿温泉が旅館8軒で、大きな温泉地になります。
たった8軒で!
正直、驚きでした。
しかし、8軒だからこそ、まとまるのでしょうか。
その8軒が協力して、
たとえば、二次交通のバスを出すなど、様々な活動を。
極め付きが、このなまはげ太鼓です。
もう12年前から続けているのだそうです。
地元の若い人達(旅館の若旦那さん達を含む)が、
仕事帰りなどに、集まって、観光客に披露しています。
この日も平日だというのに、席はかなり埋まっていました。
飲み物のサービスや、お土産品の販売なども。
そして、始まったなはまげ太鼓の迫力にびっくりです。
コスチュームもすごいけれど、
気迫あふれる太鼓の演奏には脱帽です。
最近はメディア出演や海外にも呼ばれることが多いのだとか。
さもありなんです。
夕食前に講演会形式で話もうかがいましたが、
様々な取組は、全てDCのためだけにやるのではなく、
今までの素材に磨きをかけたものだそう。
とても勉強になりました。
このなまはげ太鼓、一見の価値がありますので、
ぜひ、現地に行ってみることをオススメします。
塩原温泉、今朝は晴れ。
この三連休、雪が心配されましたが、
全く積もることなくすみそうです。
良かったです。
さて、何日か、秋田視察リポート、続けたいと思います。
秋田駅に着いて、最初に向かったのは男鹿半島でした。
正直、男鹿半島、どこにあるのか知りませんでした。
昨日のブログの写真にあった
「だれだ?秋田だ!」のポスターの、
とがった鼻のような部分、あそこが男鹿半島なんですね。
秋田駅から、そう遠くはありませんでした。
右に八郎潟、左に日本海という位置関係。
バスがしばらく行くと前方に大きななまはげの像。
そうです、なまはげの活躍する土地なんですね。
なまはげは知っていても、
男鹿半島という地名は知っていても、
それぞれが結びつかない・・・
これは遠くからの観光客は皆、そのようなものかもしれません。
「塩原温泉、どこ?」
「那須?那須塩原?栃木?」
「日光って栃木だったんだ・・・」
よく聞かれる言葉です。
いかに、塩原温泉が栃木のどこにあり、どんな場所なのか、
私達はもっともっと皆様に知っていただく努力をしなくてはなりませんね。
で、実際に、秋田の男鹿半島で、
なまはげに会うことができるんですね、これが。
男鹿半島のなまはげ館という所、
文字どおり、なはまげ伝説の由来や
各地区のなまはげの面や蓑などがずらり勢ぞろい。
全部で80くらいの集落があるそうですが、
現在も大晦日になまはげ行事をやる集落は50ほど。
なはまげは、鬼ではなく山の神の化身だそうです。
大晦日(かつては小正月)の神事として、
各家を周り、一年の来し方をふりかえり、
無病息災などを願います。
「なぐごはいねが〜(泣く子はいないか〜)」の
大声と共に登場する、よく知られたシーンを
お隣のなまはげ伝承館にて体験することができます。
このなはまげ伝承館は
現在テレビに流れている、JRのCMの撮影が行われた場所で、
古いかやぶき屋根の建物自体も素晴らしく、
建物の中で待っていると、
まず「先ぶれ」の方が見えて、当主と、今年一年の話などを。
そして、いよいよ「うお〜」という叫び声と、
どんどんと家の戸を叩く大きな音で、なまはげ登場です。
なまはげの行動は全てしきたりにのっとっていて、
最後にはお膳を前にして、当主の歓待を受けます。
普通の人が中に入っているとわかってはいても、
そのすごい迫力にたじろいでしまいます。
子供たちが大泣きするのも、わかるというものです。
人々の生活は、どんどん変化していくものですが、
こういう貴重な風習は、大切に守っていってほしいものです。
大迫力かなり大きな
なまはげの像が見えると
男鹿半島。
こちらでなまはげ館。
このプリミティブ感このプリミティブ感が
たまりません。
変身コーナーなまはげに変身する
コーナーも。
こんな建物の中でお隣のなまはげ伝承館。
迫力の演技生なまはげ体験!
すごい迫力です。
なまはげ問答当主となまはげ問答。
なまはげの接待当主の縁起もなかなか。
秋田弁、いいですね〜。
お膳御膳はハタハタなど
地元の伝統料理で。
「なまはげ台帳」・・・
その家の家族構成やら、
なまはげ問答に使う
色々なデータが?
この素朴感もたまりません。
塩原温泉、今朝は雪。
昨日は一日降ることはなかったものの、
今朝から細かな雪が舞っています。
予報では日中雨ですが、気温が低くなったようです。
さて、先日、ちょっとだけお伝えしたように、
JR旅連栃木支部の秋田DC視察に加えていただき、
初めて秋田県に行ってきました。
(DC:デスティネーションキャンペーン)
JRでは一年を春夏秋冬の4つに区切り、
それぞれ、全国のJRが対象となるDC、
そして、JR東日本管内が対象の重点販売地域というものがあります。
それぞれ、DC地域には全国から、
重点販売地域にはJR東日本管内から、
その特定の地域に向けての送客キャンペーンです。
現在秋田県がDCの対象となっており、
おそらく、全国、どこの駅でも秋田県のポスターなどを
目にすることが多くなっているかと思います。
その現地での取り組みなどを勉強してくる視察です。
具体的には男鹿温泉の方のお話を聞きに。
噂には聞いておりましたが、
地域をあげての心のこもったおもてなし展開、
とても参考になりました。
そんな秋田視察。
とにかく、私は今まで秋田県に行ったことがなく、初秋田。
見るもの全てが珍しくて、
どこも充分に見る時間はなかったものの、
充分に秋田県を満喫できた、そんな気分で帰ってきました。
何日かに分けてリポートさせていただきます。
写真は秋田駅に到着した時の、先方様のお出迎え。
JR旅連御一行様とはいえ、嬉し恥ずかし・・・
朝8:55那須塩原駅発の新幹線に乗り、
待ち合わせを含め約4時間後、12:52に秋田駅に着きました。
乗ってしまえば、那須塩原からは3〜4時間。
東京からの直通だともっと近いのでしょう。
途中山あいは、すでに雪景色でしたが、
秋田駅ではよく晴れていて、気持ちのいい青空でした。
駅にはDCのポスターがぎっしり。
吉永小百合さんの「大人の休日」倶楽部をはじめ、
どれも目を引く、ビジュアル的に素敵なポスターばかりです。
こういう素敵なポスターを、
たとえば毎日の出勤の時に見ていたら、
おのずと旅行に行きたくなるのでは?
「だれだ?秋田だ!」なんて、最初は「えっ?」と。
そして、この顔が秋田県の形を描いたものだと、わかります。
細かなことをごちゃごちゃ言う前に
まず視覚に訴えること=「アイキャッチ」、大切だなと思いました。
塩原温泉、今朝はくもり。
寒い朝でした。
そろそろ、布団から出るのがいやになりますね。
さて、続々と各地のイルミネーションの情報が入ってきます。
先日、全国のイルミネーションスポットの
人気ランキングが発表されましたが、
栃木県足利市の
足利フラワーパークのイルミネーションが、
1位、東京恵比寿ガーデンプレイス、
2位、三重県桑名市なばなの里に続いて、
堂々3位に入りました!
私自身、ここ2年ほど、
毎年足利フラワーパークのイルミネーションを
見に行く機会に恵まれていますが、
本当にすばらしいです。
Flower Fantasy〜光の花の庭〜というテーマで
趣向を凝らした、様々なイルミネーションが楽しめます。
全国3位というのも、納得できます。
塩原温泉から足利フラワーパークへは、
1時間半から2時間でしょうか。
首都圏と塩原のちょうど真ん中あたりなので、
首都圏からの往復の途中立ち寄りがおすすめです。
足利フラワーパークの営業は
昼の部9:00〜15:00、
夜の部15:30〜21:00となっています。
イルミネーションの点灯は16:30〜。
冬は日が短いので、17時を回れば、
充分にイルミネーションを楽しめますし、
日没と共に、鮮やかになっていくのを楽しむのもいいものです。
(昨日の東武ワールドスクエアがまさにそれでした)
夕食なしのプランもございますので、
ぜひ、全国人気ランキング堂々3位のイルミネーション、
ごゆっくりとお楽しみください。
入園割引券の用意もございますので、
予定がお早めにお決まりでしたら、
お気軽にお電話でお問い合わせ下さい。
写真は昨年のものです。
あしかがフラワーパーク
http://www.ashikaga.co.jp/season/season08/
昨年の様子を紹介した私の1月22日のブログもご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ayatsumugi/archives/2013-01-22.html
足利フラワーパーク1