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市町村、酪農家、JAへのきめ細やかな情報提供と
地域のコンセンサスを図ることを大切にしています。

バイオマスリサーチは、
長年北海道内外で酪農・畜産業の課題である家畜ふん尿対策を中心に
各市町村におけるバイオガスプラントの可能性調査や
導入に向けた計画づくりなど、酪農振興、地域振興を支援してきました。
酪農家は安全で良質な牛乳を生産することが目的です。
そして、将来にわたり経営が継続されていくことが重要です。
そのために労働力の確保、臭気、水質汚染など環境対策、
良質な堆肥づくりなどの課題が解決できるバイオガスプラントは
酪農施設の整備の一環と考えています。
また、生ゴミや食品残渣、し尿や下水汚泥のような含水率の高い、
廃棄系バイオマスについても一括した処理方法として
バイオガスプラントは適しています。
当社は地域の方々との協議を重ね、
地域の資源を活かしたバイオガスプラント導入を進める支援を行います。

業務内容

地域のコンセンサスを確保して、バイオガスまちづくり計画を立案します。処理量やバイオガス発生量、ガスの利用方法、消化液の活用等の事業の可能性調査と導入支援を実施します。
地域に広がるバイオマスを活用した政策として、各自治体の方針となる「バイオガス産業都市構想」の策定に向けた支援を行います。
小型バイオガスプラントの開発を行っています。原料ごとに発生するガス量が異なるため、発酵試験等の科学的データを基にした事業規模を提案します。
JICA草の根技術協力事業にて、中央アジアのキルギス共和国で、家畜ふん尿を原料とした有機農業の普及を目指した技術指導、啓発活動を実施しています。

バイオガスプラントの概要および効果



バイオガスプラントとは

バイオガスプラントとは、家畜ふん尿や生ゴミ等のメタン発酵処理を行う施設です。
発生するバイオガスは電気や熱として利用でき、消化液は有機肥料として牧草地や畑に散布できます。2020年3月現在、北海道内では95基のバイオガスプラントが稼働しています。

バイオガスプラントでの地域課題の解決



バイオガスプラント先進事例
写真クリックすると各バイオガスプラントの詳細を紹介しています
酪農の大規模化に伴う市街地の臭気の対策として2007年に開始。余剰熱の利用や水素サプライチェーン実証事業も行われています。2016年からは3,000頭規模の2基目のプラントが稼働しています。
増頭に伴うふん尿処理や敷料の確保、都市近郊に立地することによる臭気の問題等を解決するため、2011年から導入。敷料の削減効果は年間約1,000万円、さらに消化液の利用により化学肥料も削減されています。
規模拡大に伴う未熟堆肥による悪臭、土壌負荷、環境汚染対策のために2016年稼働。これまで家畜ふん尿以外のバイオマス(下水汚泥、生ゴミ、食品残渣)の混合処理も行われています。
臭気対策にバイオガスプラントを検討し、2006年稼働。土、草、牛に良い循環型農業がバイオガスプラント導入の目的で、消化液により牛の牧草の嗜好性が良くなり、健康面の向上が見られました。

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