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視察の旅 ~日本語教室編~

今日一週間ぶりに職場へ行ったら、同僚二人が口を聞かなくなっておりました。どうやら喧嘩した模様。けんかはやめて~。早く仲直りして欲しいなぁ・・・。 さて。ウズベキスタン視察の旅、今回は日本語教室編! 今回訪問したフェルガナには、ブハラ同様、高等教育機関で日本語を勉強出来る場はありません。でも、一般向けの日本語学習の場が3つあります。そちらにおじゃましてきました。 ●1つ目。NORIKO学級。 地球の歩き方にも紹介されておりますが、1999年に大崎重勝氏によって、フェルガナ盆地のリシタンに設立された施設です。 教室の掲示物 おじゃました時も、日本人ボランティアの方が授業をなさっていて、小さな子どもたちが、私達を見て、 「コンニチハー」 って可愛らしく挨拶してくれました。 ●2つ目。青年センター。 こちらもリシタンにあります。陶器の町リシタンにふさわしい、タイル貼りがとても綺麗な施設でした。先輩隊員のAさんがこちらで活動されています。 タイル貼り見事! ここで私は、Aさんのコーディネーターっぷりに感動! ふらっと訪れた私達にも、「じゃ、この子のスピーチの練習見てあげてください。」「あ、ではあなたはこちらの子の英語のチェックを。」って役割分担をしてくださり、Aさん、さすが!と。 どうしても私は「今日の授業はここからここまで。これを導入して、練習A1とB1~3と・・・」って授業授業したくなっちゃうんです。なので、突然現れた方に「じゃぁお願いします。」って言うことは、出来ないなぁ・・・。 でも、その場で臨機応変に対応してるAさんと、にわか先生に応えてくれてる学生さんたちを見て、こういうのもいいなぁって思いました。 でも、私にあのような采配が出来るかっていうと・・・ムズカシイ。 ●3つ目。フェルガナ市内にある言語センターです。 ハートがいっぱい♡ 手作り感あふれる内装がとっても素敵でした!おじゃました時には、保健師のTさんがボランティアで授業をなさっていて、これまたTさんの流暢なウズベク語に感動。 ほんとにねー、めちゃくちゃウズベク語上手!! 教室の雰囲気もとっても良かったです。 みなさん、突然訪れたのに嫌な顔一つせず、受け入れてくださって、本当にありがとうございました。 私の教科書べ...

めふもんけらでぃ3!

めふもん=お客様です。 GW中に、日本から友人二人がウズベキスタンへ遊びに来てくれました♪ たくさんの荷物とともに。来てくれて、本当にありがとう! これで日本から来てくださった友人、知人は、計10人となりました。 「ウズベキスタンってどこにあるの?」っていう方が多いかと思うのですが、わざわざ来て下さって、本当に本当に嬉しいです。いつも満足にお相手も出来ず心苦しいのですが、私は幸せ者です。皆様に感謝。 さて今回は、「GWウズベキスタン視察の旅」ということで、友人二人に合わせて私も仕事をお休みし、サマルカンド→ブハラ→フェルガナ(リシタン、クヴァ、マルギラン)→タシケントを周遊してきました。 同期や先輩隊員のお家や活動先にもちょこっとおじゃましたり・・・でとっても良い刺激を受けました! お世話になった同期のななちゃん、ぐんちゃん、りゅうくん、うじ、先輩隊員のTさん、Kさん、OBのNさん、本当にありがとうございました!! 視察の旅の模様は、何回かに分けて書こうと思います。 で、まず今回書きたいのは・・・ コレ!!!!日本からの支援物資!!!!! 霧矢さん特集 TA・KA・RA・ZU・KA!!!!!! わーい。わーい。のんこさーん、本当にありがとう!霧矢さんの退団公演は行けなかったけれども、もう大満足です。 本とDVDで充電しようって思ったけれども、充電というか、感情移入しすぎて逆に見終わってぐったり。。いえ、幸せなんですけれどもね。激ヤセした霧矢さん見て、「こんなにも努力してる人がいるんだなぁ。」って苦しくなってしまいました。宝塚で18年間、一つのことにとことん打ち込んで、常に高みを目指して努力を続け、有終の美を飾る。すごいなぁ。 私の活動期間なんて、たった二年間。その二年間を、「とことん」頑張れてるのかっていったら・・・二年間で有終の美を飾るなんて甘っちょろいのかも・・・でもその二年をどう使うかだよねぇ・・・って考えさせられました。 ミュージカルで充電しながら、残り1年1ヶ月、精進します。 さて、今回の視察の旅で、マルギランというシルクの産地で、シルク工場にも行ったのですが、そこでこんなものを発見。 機織りの女の子 赤丸部分をご覧ください。好きな歌手の写真を...

弁論大会にまつわるあれやこれ

学習発表会参加者♪ ウズベキスタンで日本語を学ぶ学生にとって、日本語を実際に使える機会はなかなか多くありません。 そんな中で、大きな意味をもつイベントが2つあります。 一つは、JLPT、日本語能力試験です。 で、もう一つが、「日本語弁論大会」 ウズベキスタンで行われる日本語弁論大会は2種類あって、 18歳以上が参加出来る「日本語弁論大会」と 18歳以下の学生(大学生のぞく)が参加出来る「日本語学習発表会」があります。 今年のウズベキスタン日本語弁論大会では、ブハラ代表の学生が、ブハラ分室開所以来初、3位入賞!で、中央アジア弁論大会に出られることになりました。 ========================================================= なお、ウズベキスタン日本語弁論大会の様子にご興味がある方、こちらをご覧ください↓ タイトル 「年をとった学生」 (6位入賞したサマルカンドの学生さんです。サマルカンドの同期撮影。) ・・・余談ですが、ウズベキスタン大会もネット中継してみたいなぁなんて思ってます。 ======================================================== ブハラ代表の学生は、来る中央アジア弁論大会に向けて日々練習に励んでいます。この話はおいおいするとして。 今日はもうひとつの弁論大会、「日本語学習発表会」について。 先週、第五回ブハラ日本語学習発表会を開催しました。 1位の学生は、タシケントへ行けるよーって言ったら、なんと、予想を超える11名参加! 14~18歳の学生たちが、奮って参加してくれました。なんと頼もしい! 弁論のテーマは自由。制限時間5分。 いっぱい参加してくれて嬉しいなぁって思っていたのもつかの間・・・

街で見かけるあれやこれ

最近うちの近所でこんなもの発見しました! わーーー!! ・・・この国には、マッ◯もないのに、なんてこと!あ、マッ◯も看板ならあります。 もちろん、言わずもがなマッ◯もサ◯ウェイも本物じゃありません。 どうも行動パターンがワンパターン化していて、新規開拓をしていないので、近々挑戦予定。 写真撮れなかったのだけど、Play Stationの看板も見かけました。 その看板の先には・・・ノン屋さん。(パン屋さん。) 突っ込みどころ満載の看板、しばしば見かけるのですが、それが当たり前になっちゃってるなぁって思いました。 最近観光シーズンに入ってきたこともあり、日本からのお客様にお会いする機会が増えたのですが、私が「当たり前」って思っている光景にお客様が驚いている姿を見て、「あら、私、なんだか慣れちゃったんだなぁ。」って。 いつの間に、って自分でも不思議。 でも、今日久しぶりにマルシュルートカ(乗合ミニバス)に乗った時、女性、子供、お年寄りにすぐに席を譲ったり、乗客同士でお金をリレー形式で車掌さんに払ったりする光景を見て、「あー、これはいいねぇ。日本の人に見せたい。」とも思いました。 日本とウズベキスタンで違う部分で、まだまだ私の中で「当たり前」になっていないこともあるんだよねぇ。 そんな中でいつまでたっても「当たり前」にならないこと。慣れないこと。 それは、割り込み。 もーねー、チケット買ったりする時に、並ぶっていう概念が基本的にないみたいで。いつまでたっても自分の順番にならないので、割り込みしてきそうな人がいたら、「じっと見つめる」という技(?)を身につけました。それでも割り込みされるけれど。 あと、見かけるたびに「おっ!」って思うのが、 残念ながら逆光・・・ 双子ちゃん! ほんとーに可愛らしくて、愛らしい。 名前はハサン、フサンに違いないです。 街でみかけるあれやこれ、これからも書いていきたいと思います♪ あ、それから今日良いことがありました! 同僚の日本行きが決定♪ 長くなるので畳みます↓

なんで日本語?

今日の出来事。 日本語クラスを受講している大学生の女の子が 「もうこれから授業へ行けません。家族に反対されたから。」って。 同僚がくわしく話を聞いてみたところ、、 「6時に家に帰って来るのは遅すぎる、日本語の勉強なんてやめて、家事をしなさい。」 と両親に言われているそうです。 「両親にないしょで来るので、お昼休みとかに教えてもえらえませんか?」 とその子は言っていたみたいだけど・・・。 前もね、 「『日本語の勉強するより、家でケーキの焼き方一つでも覚えなさい!』って母から言われたので、日本語の勉強やめます。」 って言っていた女の子もいた。 最近、授業に来る学生がとても少ないです。2,3人という日もありました。 今まで、授業へ来る学生がこんなに少ないっていう経験をしたことがなくて、正直戸惑ってます。。 日本語学校はそうそう簡単に休む子はいなかったし、日本でボランティアで教えてた時も、学生がこんなに休むってことなかった。 原因を考えて悶々。 原因その1。行っても意味ない!って思われる授業をしてしまっているのかなぁ。 原因その2。先月はイベントの準備で日本語の授業もつぶれたりしていたから、休んでもいいやーっ気分に学生をさせちゃったのかなぁ。 今日成績をつけていて、あまりにも学生が減っていることにへこみ。 さらに、過去5年分の各クラスのテスト結果をざーっと見ていたら、学期途中でやめる学生が多いことにも気づいて。私、ここに来て9ヶ月経ってるのに、そのことに気づいてなかった、ってさらにショック受けました。 うわー。 私の配属先で行なっている日本語教育は、14歳以上なら誰でも受けられる有料の公開講座です。 大学の単位になるわけではないし、将来の仕事に直結するものでもありません。 それなのになんで日本語を勉強するのか。 おもしろくなきゃ、続かないよね。 自分では興味持ってもらえるようにって工夫してたつもりが、ほんとに「つもり」だったんだなぁーってがんがん。たとえばこれ。 JLPT、弁論大会、漢字相撲結果等の掲示 成績晒すのはよくないかなぁって思ったのですが、晒してます。(基本的には成績上位者のみ。) 一部の学生には効果があったみたいだけど、うーん。 ブログには弱音書かないって決めてたんだ!...

めふもんけらでぃ2!

とっても嬉しい再会、出会いがありました。 東京で働いてた時の日本語学校の先生方と先生のお友達がウズベキスタンまで来てくださいました!!なんと6人! 厚かましくも荷物もたっくさんお願いしてしまったのに、快く持って来てくださって、本当にありがとうございました。一つ一つがとてもありがたくて、身にしみてほんとに胸がいっぱいになりました。 私が日本語学校デビューしたのは、2010年7月。 なので、日本語教師になって、まだ2年も経ってないのだけど、先生方は「その道20年!」の方々ばかり。 日本語教師になって良かったなぁって思うことの一つに、 「将来、こんなふうになりたいなぁ。」って思う方にたくさん出会えたこと、があります。 日本語学校の先生方は、本当にパワフルで、いきいきされてて。 写真撮影もノリノリで!(ポージング素敵でした!)圧倒されます。 人生を楽しんでらっしゃるなぁって思います。 わずかな時間ではありましたが、ブハラ観光をご一緒出来て、ウズベキスタンでの素敵な思い出がまた一つ増えました。 ガイドのつるさんもありがとうございました。 ブハラにもあんな素敵なガイドさんいたんだ!って初めて知って、嬉しくなりました。 先生方がブハラを出発なさる時間にお見送りに行こうと思っていたのに、目覚ましをかけ忘れるという失態を犯し、お見送り出来なかったのが心残りです。。 また日本でお目にかかれるのを心から楽しみにしています。 とっても嬉しかったのだけどね。 だけど。 先生方とお別れした次の日、置いてけぼりになったかのような、ぽっかりとした気分になりました。 家でいただいた物を見ていたら、(有り難いなぁ)って気持ちと同時に、(寂しいなぁ)って気持ちがむくむく。ホームシックというか、日本シックというか、なんというか。 先生方は私の母と同世代ぐらいの方が多いのもあって、余計、日本シック。 でも、だいじょうぶ!です。 この日本シックも一時的なものだと思うし、私が何のためにODA使って、税金使ってここにいるのか。 その意味を改めて考えて行動しないといけないなって思わされたし。 日本に帰ったら日本語教師としてどうなるのかってふとした瞬間に思うことも...

ナウルーズ

3月21日はナウルーズでした。 新年をお祝いする日。春の訪れを祝うお祭りだそうです。 お祭りに向けて、特別な食べ物を作ったり、綺麗な洋服を着たり、メフモン(お客さん)に行ったりするそうです。 で、これがナウルーズに食べる物。 スマラック。お隣さんにもらいました 女性が交代で、焦げないように鍋を24時間かき回し続けて作るそうです。 とっても手間がかかりますねー。 縁起物だし、残しちゃいけないと思ったのだけど・・・。 同僚に、「お口にあいませんか?」って日本語で聞かれて、 「嫌いではないんですけれども・・・。」って答えてしまいました。 でも、こういう習慣が続いているってすごくいいなぁって思います。 今日たまたま読んでいた本にもイースタのことが書かれていたのだけど、ヨーロッパにも春の到来を祝う祭りがたくさんありますねー。世界各地で春って昔から心待ちにされてたんだなぁって思いました。 日本だと春は、新入生、新入社員、新学期、新生活・・・!で始まりを感じさせる季節ですね。ここでは、春=新生活っていうわけではありませんが、なんだか気持ちも新たになる春の訪れを、私も楽しみにしていました。と言いつつも、冬も嫌いじゃないのです。ブハラの雪景色、幻想的でしたし。でも、この寒さとお別れ出来るのは嬉しい! で、21日はお祭りだから、祝日のはずだったんだけど、20日になって国の一番偉い方のお触れにより、 「21日やっぱり働いてね。で、22,23日はお休みね。でもその代わり、25は日曜日だけど働く日にするからね。」 ってことで急遽平日扱いに。でも、授業に学生は誰も来ませんでした。そりゃそーだー。にしても、こんな急な変化に対応出来るって、みんなすごいなぁって思います。 で、センターにインターネットを使いに来た学生が何やら素敵な洋服を来ていたので写真撮らせてもらいました。 学生と同僚 この衣装の名前も聞いたけれども、忘れてしまいました。髪の毛にも鈴のようなものがついているんですよー。 それからね、女性は手をこういうふうにします。 私の手。お隣さんがやってくれました。 で、裏がこう。 ちゅろいりー・・・? これ、自分でも手のひら見るたびに、びっくりします。 「ひーの」っていうらしいです。ヘナかな?ちょっ...