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隣人と名前にまつわるあれやこれ

隣人をご紹介します。 私のお隣には、大家さん一家が住んでいます。とってもボイ(お金持ち)です。大家さん一家は、女の子 2 人、男の子 2 人そしてお父さんお母さんの 6 人家族です。 大家さんとの間で、未だに家賃問題が解決していないので、今週の金曜日までには決着つけたいなーと思っています。 さて。家賃問題は置いといて。 最近下の女の子(オゾダ)が、私の配属先の日本センターにもやってくるようになりました。折り紙に興味津々で、折り紙クラスにも参加しています。 今日も自分の家に誰もいなくて家に入れなかったようで、家族が帰ってくるまで私の部屋で折り紙をしていました。 大家さんの奥さんは、ここのとこ毎週オシュ(プラフ)をくれます。「金曜日はカレー曜日」ならぬ、「日曜日はオシュ曜日」だそうです。 大家さん一家(男性陣)とオシュ それから、ウズベクの人は足と頭が冷えるのをとても嫌がるように私は思うのですが、私が冬用の靴を持っていないのを見た奥さんが、 「いっしょにバザールに買いに行きましょう。一人で買いに行くと、あなたは外国人だからふっかけられるから、私が値切ってあげる。」って。 一緒に行くのが面倒だったので、ごまかしていたら、私の職場の同僚のウズベク人に電話して、 「冬用の靴も持っていないなんて、哀れだから買いに行かせなさい!」って。 スミマセン。ご迷惑おかけしました。冬用の靴も買えない哀れな人だと思われたようです・・・。なので、タシケントに行った時に買ってきました。( N ちゃん、ほんとにありがとうー。) ほんとに大家さん一家との交流(?)は、変化に富んでいて飽きません。だからこそ早く家賃問題を解決したいのですが・・・。 話は変わりますが。

ブハラでのあんなこと、こんなこと

ブハラでKOICAの方々に会いました。 KOICA、ご存知でしょうか。一言で言うと、「韓国版JICA」です。 JICAのように、世界各国にボランティアを派遣しています。JICAボランティア(青年海外協力隊、シニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニアボランティア)は派遣職種が約120職種と多岐にわたるのに対して、KOICAは韓国語、コンピューター、テコンドーの3職種だそうです。 また、ウズベキスタンには現在JICAボランティアは約40名派遣されていますが、KOICAは60~70人だそうです。そのうち約40人が韓国語教師だとか。ちなみにウズベキスタンの日本語教師隊員は、6人です。 私の派遣先のブハラ大学構内でもKOICAの方2人が韓国語を教えているとのことで、金曜日に会いに行ってきました。で、会いに行った次の日にさっそく、タシケントとリシタンからブハラに来ていた同期4人と一緒に、食事に行ってきました。 食事会中の共通語はもちろん・・・ウズベク語。 韓国人と日本人がウズベク語で一生懸命話しているのも不思議な感じですが、ちゃんと会話になっていて、みんなすごいなぁーって思いました。 私のウズベク語はもともと大したものじゃなかったうえに、退化の一途を辿っているのでなんともはや。 ウズベク語もっと出来るようにしなきゃ!と思うのは、大家さん一家と話している時です。 このブログを書いている最中にも、大家さん一家の来襲があり、あれやこれやしているうちに、部屋にベッドが一つ増えていました・・・。 私のためっていうより、「私たちの家に置き場所がないから置かせて」だそうですが。 たまには写真を。マヒホサ宮殿 キュウリの一件と言い・・・まぁ、別にいいんだけどねー。

よろずセンター

気持ちを抑えられずに書いてしまった前回の記事があまりにもあんまりなので、今日は二本立てです。 今、初級クラス(週 1 日)、中級クラス(週 1 日)、能力試験対策クラス(週 2 日)の授業に加えて、時間を割いてやっていることがあります。 それは、 「日本留学よろず相談センター」 今、自分で命名しました。 私の配属先の有料日本語コースは、 14 歳以上の一般向け公開コースなのですが、学習者の多くが高校生、大学生です。(もちろん社会人もいます。) その高校生、大学生の多くが日本留学を強く希望しているのです。で、その相談にのっています。 「強く」と言っても、日本留学がぼんやりとした憧れの場合も、明確な目標がある場合もあり、個人差はあります。 日本に行って何をしたいのかがはっきりしない学生もいます。でも、行きたいという気持ちはある。 経済的な問題も非常に大きいし、(日本を『桃源郷』だと思ってるんじゃないのかな?)って不安になる時もあるけれど、「日本へ行きたい!日本で勉強したい!」って若者たちが思ってくれるのは、日本人として、単純にすごく嬉しいです。 それぞれの望む進路に進める可能性が、少しでも高まれば・・・って思います。 とは言うものの。

帰りたくなったよ

ウズベキスタンに来て初めて、日本へ帰りたい!と強く思いました。 というのも、友人からのメールで知ったのですが、宝塚歌劇団の霧矢大夢(きりや ひろむ)さんの退団が発表されたそうなのです。退団公演も決まったみたいで。 霧矢さんの退団公演を観るため、日本へ帰りたい・・・。 こんなこと書いたら、 「宝塚を観るために帰国したいだなんて、何を甘えたことを!」 という声が聞こえてきそうです。 JICA ボランティアハンドブックにも、 「ボランティアは予定された期間を受入国において生活し、活動することが基本です。」 と書かれています。そうです、その通りだと思います。 が、それと同時に JICA ボランティアには「私事目的任国外旅行制度」というものがあります。「ボランティアが休養や生活物資購入等の私事目的で自費により受入国外へ旅行する」ことが出来るという制度です。年間上限 20 日間で、日本へは派遣期間 2 年間のうち 1 回、帰ることが出来ます。 とはいうものの、授業をほっぽり出して帰国することは、もちろんしませんし、アクレジテーション(ウズベキスタンで働くために必要な証明書)も更新しなくてはいけません。それに当然のことながら、帰国の費用はすべて自費です。実際問題、退団公演に合わせての帰国は現実的ではなさそうだけれども。 霧矢さんの有終の美を見届けたいなぁっていう思いがあるのも、事実です。 霧矢さんの存在は、私の大きな支え、活力源になっているからなぁー。 以下、霧矢さんおよびミュージカルの魅力について語ります。

メフモン ケラディ

またブログご無沙汰になってしまいました。 ご無沙汰していた間にも、メフモン(お客さま)がたくさん! 日本から友人も2人来てくれました!本当にありがとうー。「ウズベキスタン行くよー。」って言ってくださった方はたくさんなのですが、そのうち一体何人いらっしゃるのだろうと思っていたので、有言実行、すごーく嬉しかったです。 これからウズベキスタンいらっしゃる予定の方も、首を長くしてお待ちしております! 今の季節、かなりオススメです。すごく涼しくなりました。朝晩は肌寒いぐらい。 外を30分歩くと倒れそうだった暑さは、いったいどこにいったんだろう!同じ街とは信じられないぐらいです。バザールの野菜、果物の顔ぶれもウズベキスタンに来た3ヶ月前とはがらっと変わり、ここに来て四季の変化を痛烈に感じてます。 11月15日からは、「アタプレーニャ」という集中暖房も入るそうで、今度は寒太郎さんがメフモンでやってくるようです。どうなることやら。 さて、メフモンの友人2人ですが、タシケント、サマルカンドの同期がお相手をしてくれました。同期にもすごく恵まれていてありがたい限りです。みんな、本当にありがとう。 同期に助けられたといえば、JICAの総会でタシケント上京した時に、情けないことに体調を崩して寝込んでしまったのですが、その時も同期が食べ物持ってきてくれたり、私の重たい荷物を持ち帰ってくれたり。ほんとに協力隊じゃなくて、協力され隊だわー。申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。 つぐつぐ周りの人に恵まれてるなぁって感じてます。そのうえ、ウズベクダンスも学生がボランティアで教えてくれることになりました。週2回、1回3時間ずつという長時間。ボランティアしに来たんだが、されに来たんだか。 もちろんね、どうしてこうなんだろうっていうあちゃちゃなこともまぁいろいろあるんですが。(←わー、ぜんぶ平仮名・・・)

漢字を楽しく学ぶために♪

食べ物ネタが続いたので、そろそろ日本語ネタを。 8月末に行われた、中央アジア巡回日本語教育セミナーについて書きます。 筑波大学大学院教授、加納千恵子先生の講義より。 テーマは、「非漢字圏学習者のための漢字教育 ♪漢字を楽しく学ぶために♪」です。 まず始めに 何も書いていない紙1枚、鉛筆1本、それからストップウォッチ(携帯のアラームでも可)を用意してください。用意出来ましたか? さあ、では今から5分間で、できるだけたくさん漢字を書いてください!ではどうぞ! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ いかがでしたか? いくつ書けましたか?どのようにして漢字を検索しましたか?

食べ物にまつわるアレコレ

先日、ヨーグルトが食べたい!と書きましたが、とうとう今日食べられました!ウラー!(※1) 先輩隊員や職場の同僚にリサーチした結果、ミニマーケットで「ケフィール ヨキ カティック ボルム?(ケフィアかヨーグルトありますか?)」って聞けば良いと分かり。(※2) さて、どちらがヨーグルトでしょう? ミニマーケットでそう聞いたところ、左側のものを「これがカティックだ。」と言われ差し出されました。でも、何を血迷ったか私は右の「сметана(スメタナ。正しい発音は、スミターナ)」を購入。お店のおばちゃんも、それでいいの?って不思議な顔をしていました。 頭の中ではモルダウ(※3)が流れ、うきうきしながら家に帰って食べたら・・・やけに脂肪分たっぷり。濃厚。こってり。やたらもたれる。おかしいなぁと思い、「旅の指差し会話帳 ロシア語」を見たら、「スミターナ」はヨーグルトじゃなくて、サワークリームって書いてありました。あれま。 もう一回買いに行こうかなぁって思ったけれど、おばちゃんを振りきってスミターナを買ってしまったので、なんだか一人恥ずかしくなり、日を改めて買いに行くことにしました。 で、冒頭に戻ります。