【速報】エカテリンブルグの<ヴォストーク65>:13連勝!!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019年02月01日)

<ヴォストーク65>は遠征に出ています。

↓11月にユジノサハリンスクに迎えて2点差で惜敗した<ウラル>の本拠地、エカテリンブルグに乗り込みました。
>>熱戦!「2点差」...惜敗...:<ヴォストーク65>:バスケットボール<スーパーリーグ>(2018年11月07日)

エカテリンブルグの情報が伝わって来ました。

エカテリンブルグで「2月1日 午後7時開始」という試合は、ユジノサハリンスクの時間では「2月2日 午前1時開始」ということになります。「時差6時間」です。

<ヴォストーク65>では、2試合を欠場していた#3 カーマイン・ミッチェルが復帰し、先発出場しています。<ヴォストーク65>が米国出身の#3 ミッチェルを擁しているのに対し、<ウラル>も#5 マンデラ・トーマスを擁しており、こちらも先発出場しています。また<ウラル>はもう1人の米国人選手を迎えることになったようでもあります。こうした選手のコンディションによる欠場と復帰、或いは異動は終盤のリーグ戦の状況にも些か影響する場合があることでしょう。

エカテリンブルグでの試合が始まりました。

第1クォータは<ウラル>の得点から始まります。<ウラル>が5対0とリードし、ここで<ヴォストーク65>が#3 ミッチェルの3点シュートで5対3としましたが、<ウラル>は更に加点して2分16秒の時点で9対3にリードを拡げました。しかし<ヴォストーク65>は2本の3点シュートで9対9の同点とし、そこからの競り合い、やがて抜け出すことに成功します。第1クォータの後半から終盤は<ヴォストーク65>が一方的に得点するような状態になり、13対22と先行しました。

第2クォータも最初に得点を挙げたのは<ウラル>でした。しかし、<ウラル>が得点した後に<ヴォストーク65>が連続得点という感で、点差は縮まらずに開いてしまいました。5分19秒で20対33と、<ヴォストーク65>のリードは第1クォータ終了時点より少し拡がりました。そして第2クォータの最後まで、「<ヴォストーク65>の連続得点の合間に<ウラル>の得点が見受けられる」という状況が続き、第2クォータも13対21と<ヴォストーク65>が先行しました。試合の前半は26対43と<ヴォストーク65>が大きなリードを得て折り返しです。

第3クォータは、前半の差を縮めるべく<ウラル>が積極的な攻勢に出る他方、<ヴォストーク65>が抜け出すことを阻むべく得点を重ねるという感で展開します。第3クォータそのものは25対23と<ウラル>が先行しましたが、前半の大き目な差が埋まるという感からは遠く、51対66で第4クォータへ進みます。

第4クォータも<ウラル>の得点から始まりましたが、<ヴォストーク65>が連続得点をする場面が見受けられ、点差は縮まりません。半ばを過ぎた6分34秒で59対86という状態で、<ヴォストーク65>がリードしたままです。ここから<ウラル>が連続得点をするものの、終盤に<ヴォストーク65>も加点し、第4クォータそのものは18対25で<ヴォストーク65>が先行しました。結果、試合は69対91と<ヴォストーク65>が勝利です。

<ウラル>の2点シュートは46.7%(21/45)であったのに対し、<ヴォストーク65>の2点シュートは65.6%(21/32)でした。<ウラル>の3点シュートは17.4%(4/23)であったのに対し、<ヴォストーク65>の3点シュートは37.5%(12/32)でした。2点シュートと3点シュートを合わせると、<ウラル>は68本、<ヴォストーク65>は62本ということになりますが、<ヴォストーク65>の成功率が高めで、得点も伸びていました。

両チームのリバウンドは<ウラル>が38で<ヴォストーク65>が39と互角です。が、内訳の"ディフェンシブ"は23対31と<ヴォストーク65>が<ウラル>を上回りました。<ウラル>側のシュートが弾かれて、<ヴォストーク65>側がボールを奪い、反転攻勢をして成功という場面が目立ったことが伺える訳です。スティールは<ウラル>の11に対して<ヴォストーク65>の7、ターンオーバーを喫した回数は<ウラル>が14で<ヴォストーク65>が13でした。

<ヴォストーク65>は、アウェイの試合では黒いユニフォームを着用しますが、エカテリンブルグのニュースではその色に因んで「東方からの黒い風が」と、吹き荒れた暴風というイメージで、地元チームの敗戦が伝えられているようです。

これで<ヴォストーク65>はリーグ戦で13連勝です。23試合終了ということになって、<ヴォストーク65>は20勝3敗です。2位の<サマーラ>が敗れて17勝6敗となり、少しだけ<ヴォストーク65>が抜け出した感ではあるのですが、未だ強敵、難敵との対戦が残っています。リーグ戦終盤になって、人の異動の要素も、チームの熟成の要素も、互いのコンディションという要素も色々と前半とは変わっていて、なかなか難しい戦いは続くものと見受けられます。

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