ナレッジ
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この度、Global Business Service(以下、GBS)組織を有する/導入を検討している日本企業を対象に、各社の推進イニシアティブの取り組み状況や課題を共有し、互いを高め合う場をはじめました。
GBS1に高い関心を持つ企業同士でインタラクティブに情報交換・意見交換をする場として、この度GBS Japan Communityを立ち上げました。
昨今、事業環境は急激に変化しており、グループ全体の経営プラットフォームとしてのGBS組織の必要性・有効性が高まりつつあります。外資系グローバル企業において、GBSの考え方・組織形態は当たり前になりつつある一方、日本企業においては、グローバル先進企業に遅れをとっているのが実態です。
日本におけるGBSの取り組み事例は多くはなく、各社暗中模索しながら発展を遂げている状態であり、この度、企業という垣根を超えた日本GBSの底上げ・発展を目的に、GBS Japan Communityを立ち上げました。
1: Global Business Serviceの略。複数間接機能、複数地域を統合的に管理するシェアードサービス
2024年6月に、GBS機能を持つ企業・GBS組織の導入を検討している企業にお集まりいただき、第1回GBS Japan Communityを開催しました。
以下の特徴を持つ、計5社に参加いただきました。
GBS組織の成り立ち、ビジョン・ミッション、デリバリーモデル、運営体制、推進中の取り組みや直面している課題、などを題材に各社の概要をプレゼンテーションいただきました。スコープの広げ方や、E2Eプロセスオーナーの設置方法、組織のマネジメント方法など、様々なトピックで活発なディスカッションが行われました。
「生の声が聞けて、大変参考になった」、「当社が気になっていたこと、聞きたかったことが複数あり、その点についてずばり他社さんの取組みが聞けた」など、参加企業の皆さまからは大変ポジティブな感想を頂き、継続して第2回以降も開催する予定です。
近年、シェアードサービスセンターの目的は、従来のコスト削減に加え、グループ経営インフラの共通化および業務の高付加価値化を目的とした位置付けに変容してきています。デロイト トーマツ グループでは、オペレーション業務の効率化だけでなく、より広範なビジネスプロセスを対象に企業のデジタル化やアナリティクス活用を駆使しながら経営・事業への貢献を担うグローバルビジネスサービス組織の設立・運営・高度化を支援します。
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デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
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大手製造業、外資系コンサルティングファーム、などを経て現在に至る。約20年に渡り、大手製造業の間接業務領域を中心に国内外の業務改革、シェアードサービス/アウトソーシング導入支援・再構築支援、システム化構想策定から構築・導入支援、管理会計制度導入・構築支援、などの多岐に亘る数多くのプロジェクトに従事。 Deloitte Japan における GBSオファリングリーダー 寄稿:『シェアードサービス進化... さらに見る
製造、消費財、医薬、通信、メディア、エネルギー業界を中心に15年以上コンサルティング業界に従事。主に、財務経理組織の変革ビジョン策定、経営管理の高度化、業務改革、ERP導入、シェアードサービス構築、アウトソーシング導入、間接購買の改革等におけるコンサルティング経験を有する。また、豊富な海外経験と語学力を生かしグローバルプロジェクトに多数従事。近年はデジタル技術を活用した全社改革やE2Eのデジタルト... さらに見る