[フレーム]
zakzak
  1. トップ
  2. 健康・医療
  3. 健康・医療

HPVワクチンの「キャッチアップ接種」に全力 「無防備のまま性交渉...リスクが高い」優レディースクリニック院長・坂田優さん

坂田優医師

池袋駅西口、東京芸術劇場の向かいのビル2階にある「優レディースクリニック」は、女性の症状と疾患に特化した専門医院である。院長の坂田優医師は、「美容院に行くのと同じように、体のことなら何でも頼れる〝かかりつけ医〟でありたい」と話す女性医療の専門家だ。

生理痛、PMS(月経前症候群)、更年期障害など、さまざまな女性の悩みに、豊富な臨床実績で対応する。

そんな坂田医師がいま特に力を入れるのが子宮頸がんの原因ウイルス、ヒトパピローマウイルス(HPV)のワクチン接種への呼びかけだ。

「2000年以降に生まれた女性はHPVワクチンの接種率が劇的に下がっており、この世代がいま妊娠適齢期になりつつあります。彼女たちが無防備のまま性交渉すると、HPV感染から子宮頸がんを発病するリスクが高いのです」

この状況を打開するため、国は「キャッチアップ接種」と名付け、無料で接種を受けられる医療対応を展開している。

「ワクチンは初回接種後2カ月後と半年後の計3回の接種が奨励されていますが、実際には最短4カ月での接種完了も可能。キャッチアップ接種の対象期間は25年3月末まで。つまり今年の11月中に1回目を済ませておく必要があるのです」

もちろん、対象期間終了後も自己負担での接種は可能だが、1回あたり3万円の費用を考えると、いま打っておくのが得策だし、何より対象年齢の人は、急ぐべきだろう。

zakスペシャル

ランキング

  1. 【ニュースの核心】自民党総裁選、小泉進次郎氏と高市早苗氏の〝一騎打ち〟か 高市氏が猛追 小泉氏の勢い衰えたワケ、一貫性ない主張に国民は不安

  2. 青田典子が玉置浩二との結婚秘話を赤裸々告白、明かされた破局の経緯と涙の再会 突然電話で「会いたい」と言われた20年後

  3. 大谷翔平が豪打と足で「52-52」達成、ドジャースタジアムの声援に感無量 残り8試合、優勝争いについては気を引き締め

  4. 貴景勝が現役引退、部屋再興で〝貴イズム〟継承へ 長男にはすでに英才教育、史上初の〝親子3代〟大関の期待も

  5. 【日本の解き方】討論会で現れた〝地金〟自民総裁選 小泉氏はかみ合わず伸び悩み 石破氏も経済政策に不安の声、高市氏は論戦で急伸が目立つ

  6. 前山剛久の芸能界復帰舞台が中止、明かされた経緯 元AKB48・高橋彩香ら出演辞退 神田沙也加さん巡る騒動で否定的な声も根強く

  7. 松本人志の焦り...文春との「裁判撤退」報道にみえる"25年には復帰"したい理由 テレビ界は「いなきゃいないで何とかなってる」

  8. 【ニュース裏表 峯村健司】自民党総裁選は「有事の最高司令官」の選択 国会議員や党員は「台湾有事」で正しい英断できる候補者に「1票」投じるべき

  9. 大谷翔平「50-50」記念球の争奪戦勃発、奪われた高校生が所有権訴え 市場次第で1億4400万円の価値になる可能性

  10. 中日の次期監督最有力、井上一樹2軍監督とはどんな人物 指導者経験豊富「コミュニケーションモンスター」自負も

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /