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藤原道長〝生き辛い〟我が世を詠んだ「望月の歌」 「源氏物語」の大ファン、執筆中の紫式部の部屋に入り「早く続きを見せろ」

NHK大河ドラマ「光る君へ」で、藤原道長を演じる柄本佑(たすく)

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酷暑、熱暑、炎暑。2023年の夏は異常な暑さだった。それだけに、昨年9月29日の「中秋の名月」はしみじみと見た。あの月を見ながら何かの拍子に、ほんの短い間、ふっと感じられた「秋風めいたもの」に感激したのである。

実際にはあの日以後、10月も、さらには11月も上旬まで、「例のない暑い夏」は続いたけれど、だからこそ、あの日の満月は忘れられない。

満月と言えばあの日、藤原道長(ふじわら の みちなが)のあの歌を想起された方も多かったのではないか。

《この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることの無しと思へば...》

位人臣を極めた道長が、娘を通して連続3人の天皇の祖父になったときにつくった得意絶頂の歌、とわれわれは学校で習った。

ところが、「そうではないのだ」という研究も進んでいる。あれは、上り詰めた男の「私のこれからあとの人生は下り坂だけ」と嘆く歌なのだ、と。この時、彼は満52歳。当時の医療環境などを考慮すると、この年齢は現代に換算すると64歳くらいという専門家もいる。

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