高知県高知市「電子地域ポイントシステムを活用した鏡川清流保全」

展開地域名: 高知県高知市

分野:
教育
地域通貨
ポイント制度
キーワード:
コミュニケーションツール

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解決すべき課題

鏡川上流域では,様々な分野での担い手不足から,人による自然への適切な関わりが薄れ,流域の美しい景観や自然環境が失われつつあるという課題がある。

解決の手法

鏡川流域での自然と人,人と人のつながりを増やすコミュニティツールとして,令和4年3月19日(土曜日)から,電子地域ポイントシステム「まちのコイン」の運用を開始した。

解決における工夫点

しかく本取組は,鏡川を軸に,上流域と下流域,流域内と流域外の人材をつなぎ,
関わりを生む場(鏡川流域関係人口講座)の設置と関わりを可視化するツー
ル(電子地域ポイントシステム)の整備を一体的に行うことで,地域資源の
相互連携・相互作用を促進し,鏡川流域における地域循環共生圏の実現を目
指すものである。
しかく 電子地域ポイントシステムを活用し,流域への関わり方を具体的に可視化
することで,環境問題や SDGs への市民の関心の高まり, 新たな「チケッ
ト」の提案などの循環を生み出すことを意識した。
しかく 電子地域通貨等においては,換金性のあるものが多いが,本取組では,誰
もが気軽に使うことが出来るようにするため,換金性がなく,値引きや支払
いとしての利用は行わない電子地域ポイントシステムを活用している。
しかく チケットの内容は楽しい体験を無償提供できる範囲とし,商業的な利用で
はなく多様な主体の参加と関わりによる関係人口の創出に主眼を置いてい
る。
しかく 電子地域ポイントシステムの導入と併せて実施した鏡川流域関係人口講
座の受講生に対し,受講生が「スポット」となり,企画したプロジェクトを
具現化するためのツールとして電子地域ポイントシステムを活用するよう
促すことで,プロジェクトの促進や効果的な電子地域ポイントシステムの活
用につなげている。また,試験運用期間中に受講生がシステムの活用事例を
作ることで,本格導入後に他の団体等が「スポット」となり,「チケット」
を生み出しやすい環境を整えた。

事例による成果

【取組のアウトプット成果】
・ユーザ登録者数:242 人(R4.5.19 現在)
・スポット数:47 スポット(R4.5.19 現在)
・累計チケット数:71 件(R4.5.19 現在)
【取組のアウトカム成果】
・累計チケット使用回数:233 回(R4.5.19 現在)

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2022年4月〜継続運用中

参考資料

本事例は、「2022年度 夏のDigi田甲子園 高知県の取り組み」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
(注記) 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

しかく2022年度 夏のDigi田甲子園 高知県の取り組み
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/chiiki/kochi.html

しかく電子地域ポイントシステム「まちのコイン」を活用した鏡川清流保全の取組について
https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/186/machinocoin.html

しかくまちのコイン →高知市
https://coin.machino.co/regions/kochi

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https://www.ehime-np.co.jp/article/prtimes1565

関連する図表・動画

しかく2022年度 夏のDigi田甲子園 高知県の取り組み
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/chiiki/kochi.html

事例に関する問い合わせ先

新エネルギー・環境政策課
088-823-9209

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