令和4年度 中山間地域等直接支払制度の実施状況について

中山間地域等直接支払交付金実施要領第12に基づき、直接支払い実施状況等を下記のとおり公表するものです。
中山間地域等直接支払事とは
中山間地域は流域の上流部に位置することから、中山間地域の農業・農村が持つ水源かん養、洪水防止、土壌の浸食や崩壊の防止など多面的機能によって、下流域の方々住民を含む多くの国民の財産、豊かな暮らしを守る重要な役割を果たしています。
しかし、中山間地域では、平地に比べて傾斜地が多いなど農業生産条件が不利なうえ、高齢化の進行や、農業担い手の減少による耕作放棄地の増加などにより、多面的機能の低下が心配されています。
中山間地域等直接支払事業は、平成12年度から、農業を継続することにより農地を保全し、新たな耕作放棄地の発生を防ぎ、多面的機能を維持・確保するための活動を支援するために、平地に比べ農業生産条件が不利な中山間地域などが国から交付金の支援を受けられる事業です。
中山間地域の集落などが農地、水路などを維持・管理をしていく協定を作り、それに従って5年以上継続して農業生産活動などの作業が行われることを条件として、集落などに交付金が支払われています。交付金は、共同で行う農業生産活動などに使用されています。
集落協定の概要
(1)制度の対象となる地域及び農用地
ア 対象地域
・特定農山村法、山村振興法、過疎地域自立促進特別法で指定された地域
イ 対象農用地
・農振農用地区域内の農用地で、傾斜等の一定の要件を満たす農用地
(2)対象者
・集落協定又は個別協定に基づき、5年間以上継続して農業生産活動等を行う農業者等
(3)対象農地の基準別の面積及び交付額
地区地目単価基準対象面積
(m2)
交付金額
(円)
大玉村通常急傾斜1,837,61838,589,978
緩傾斜5,48543,880
8法内
特認
急傾斜466,0779,787,617
集落協定広域化加算額-2,000,000
2,309,18050,421,475
(4)各集落等への交付額
集落名交付額集落名交付額
高根826,749横堀3,726,849
定場8,613,150東光1,928,787
西栄10,654,224南小屋5,748,792
上部1,778,595皿久保2,585,541
下部2,514,897前ヶ岳1,330,739
西北2,268,021更新3,931,599
小高倉1,233,477南小屋2611,373
親交・吉丸668,682おおたま中山間広域事業体2,000,000
合計50,421,475
(5)農業生産活動等の実施状況
・対象農地の法面及びその進入路、用水路周辺の草刈り、保全管理を集落で行っています。
・作業道の設置、給・排水改良等簡易な基盤整備を行っています。

(6)生産性・収益の向上、担い手の定着等に関する取組状況
・集落戦略の作成、地域計画の話し合いを進めています。
このページの情報に関するお問い合わせ先
産業課農政係TEL:0243-24-8107FAX:0243-48-4448

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