神原田神社の絵馬
神原田神社は、六社明神または六所明神といわれたが、明治4年(1871)神原田神社と改称された。村内古社の一つといわれ源義家が戦捷を祈願したという伝承がある。 『積達大概録』には文政5年(1822)根本卯兵衛が、京都神祇官統領より正一位六所大明神の号と神璽を賜り、安達郡旧上大江村に勘遷したとある。 神社では元禄年間に伝えられたという十二神楽が今も奉納されており、村指定無形民俗文化財になっている。(『大玉村の文化財第2集伝統民俗芸能』より)。
拝殿には多くの奉納絵馬が掲げられ、紀年銘のあるものでは文政11年(1828)が最古で、天保期および明治期のものが多く、大絵馬のほか小絵馬も奉納されている。絵馬の題材は故事に基づくものが多い。絵師名と落款のあるものが比較的多く、絵画的にも優れたものが多い。奉納者は、近村をはじめ旧安達郡、旧安積郡、旧信夫郡、旧田村郡など広範囲にわたっており信仰圏の広さを物語る。また、神原田神社境内全景の写生図絵馬は、社殿新築の記念に描かれたものとみられ、このような境内図の絵馬は珍しい。 いずれも彩色がよく残り、地域の画人とみられるものが多く、村内及び近隣の文化史、また、当時の風俗や信仰など民俗的にも貴重な歴史・民俗文化財である。
拝殿には多くの奉納絵馬が掲げられ、紀年銘のあるものでは文政11年(1828)が最古で、天保期および明治期のものが多く、大絵馬のほか小絵馬も奉納されている。絵馬の題材は故事に基づくものが多い。絵師名と落款のあるものが比較的多く、絵画的にも優れたものが多い。奉納者は、近村をはじめ旧安達郡、旧安積郡、旧信夫郡、旧田村郡など広範囲にわたっており信仰圏の広さを物語る。また、神原田神社境内全景の写生図絵馬は、社殿新築の記念に描かれたものとみられ、このような境内図の絵馬は珍しい。 いずれも彩色がよく残り、地域の画人とみられるものが多く、村内及び近隣の文化史、また、当時の風俗や信仰など民俗的にも貴重な歴史・民俗文化財である。
所在地
福島県安達郡大玉村大山字六社山14
神原田神社について
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教育委員会生涯学習課TEL:0243-48-3139FAX:0243-48-3493
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