青空の下でコーヒーを愉しむ「つくばコーヒーフェスティバル2019」

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

朝晩と冷え込むようになりましたね。つくばエリアでも公園や街路樹の葉が少しずつ色づき始め、秋の深まりを感じる季節となりました。

そんなつくばの秋を盛り上げるイベント「つくばコーヒーフェスティバル」が今年もつくばエクスプレス(TX)つくば駅からすぐの「つくばセンター広場」で開催されました。

11月9日〜10日の2日間とも晴天に恵まれたこともあって、多くの来場者で賑わいました。

"つくばのコーヒー文化を盛り上げたい"という思いから2018年に始まり、自家焙煎のコーヒー店、それに合うこだわりのフード、器や雑貨のお店が一堂に会する年に一度のこのイベント。

つくばエリアで活動するお店が中心となって出店しており、「一度行ってみたかった♪」と思うお店のこだわりのコーヒーを気軽に楽しむことができます。

コーヒーの味が店ごとに異なるのも魅力のひとつ。コーヒー豆を自店舗で焙煎する店舗が大集合です。

以前特派員TAKAKOさんが紹介してくれた「YATABE COFFEE」や「もっくん珈琲」など、つくば市内で名を馳せるコーヒー店が軒を連ねていました。

「たくさんのお店のコーヒーを味わいたい」という方には、"コーヒー飲み比べセット"が用意されていました。各店のおすすめコーヒーをお得に楽しめるとあって、これが大人気!

コーヒー4杯分のチケットのついた特製オリジナルカップを購入すると、コーヒー店の中からお好きな4店を選ぶことができるというシステムです。お店ごとに異なる味わいを飲み比べできます。

カップは出店している笠間焼の作家の方による作品で、温かみのある風合いの素敵なデザイン。数量限定となっており、私が訪れた昼頃にはすでにカップは売り切れていました。

メイン会場に設けられたコーヒー店のテントの前には、香り高いコーヒーを待つ来場者の長い列!飲み比べセットの笠間焼の特製カップを手に並んでいる方も多く見られました。

飲み比べの他に、一杯ごとに注文したり、お気に入りのコーヒー豆を注文することもできましたよ。

お気に入りのコーヒーを愉しみながら、用意されたテーブル席で話が弾んだり、ゆったりと過ごしたりと、みなさんがくつろぎの時間を過ごしていました。

どのコーヒーにしようか迷った末、つくば市春日にある自家焙煎珈琲の店「SUGAYA COFFEE」のマンデリンを選びました!

注文を受けてから丁寧に1杯ずつ目の前でドリップしてくれるコーヒー。その香りに心が満たされ、待っている間も飽きません。

「ごゆっくりお楽しみください」という言葉と共にスタッフの方から受け取ったコーヒーは、温かく香り豊か。ホッと一息つくのにぴったりな味わい深いコーヒーにすっかり魅了されてしまいました。

グループで来場している方にとって、たくさんの種類のコーヒーを味わえるのがこのイベントの醍醐味!飲み比べセットの特製カップを手に「次はどのお店にする?」と相談できるのがいいですね。今までに味わったことのない、新しい味にチャレンジできる機会です。

新たにお気に入りとなったコーヒーを発見したり、今まで気づかなかった地元のお店の存在を知ったりと新たな出合いがここにはありました。

フードコーナーでは、コーヒーと相性の良い焼き菓子や小腹を満たすものまで、幅広いメニューがそろっていました。フードだけでも十分に楽しめますよ。

お昼時ともなると、会場にはコーヒーの香りと、美味しそうな食事の香りが会場を満たし、食欲をそそります。

特派員みっきぃさんがレポートしてくれたクレープとガレットの店「Champs de ble」からは香ばしい香りが漂い、長い列ができていましたよ。

雑貨を扱うブースでは、笠間焼の器や皿が並び、まるで小さな陶器市のよう。お気に入りの皿を探そうとお店の方と話し込んだり、熱心に見入っている方の姿も見られました。

ここでは"コーヒーブラシ"というちいさな箒と器のセットなど、コーヒーを愉しむのにぴったりなアイテムまで取り揃えられていましたよ。

上質な器でいただくコーヒーは、きっと味わいがさらに増し、格別なんでしょうね。

ワンちゃんの散歩ついでに立ち寄る方も多く、「ちょっと行ってみよう」と気軽に立ち寄れる雰囲気に包まれたこのイベント。つくば駅からすぐの会場とあって、立ち寄りやすいですね。

一息つけるようテーブルや椅子が会場周辺にもたくさん用意されているのも助かります。

つくばの秋を彩るこのイベントは、来場したみなさんにとって至福のコーヒーを愉しむひとときになったのではないでしょうか。

以上しらゆきがお届けしました。