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山口線で繋がる「SL応援団」交歓会(令和7年6月14日)

登録日:2025年7月7日

大岡孝知団長をはじめとする篠目SL応援団の皆さまが来町のうえ、村田隆義団長をはじめとする白井SL応援団との交歓会が白井木尾谷自治会館にて開催され、来賓としてお招きを頂き出席してまいりました。

本町の白井SL応援団は、当地でのSL茶屋の運営や各種行事の開催、SL乗客へのお出迎へとお見送りなどの活動を行っておられ、山口市の篠目SL応援団は、篠目駅を中心として花壇の設置などの環境整備やSL乗客への歓迎を同じく行っておられます。

2つの応援団はこれまで接点がありませんでしたが、この度仲介役を果たしたのが、入山許可証事務局でいらっしゃいます。
当局は、鉄道の撮影に訪れる方々と地元民とがトラブルを起こすことなく、円滑な関係を構築することを目的として組織され活動を行ってこられ、両応援団とのご縁からこの度の交歓会を提案頂いたとのことでありました。

SLがJR山口線を長年にわたって走り続けいているのは、JR西日本の皆さまのご理解とご努力の賜物であり感謝しておりますが、合わせて沿線の住民がSLを郷土の誇りとして愛し、様々活動を継続されてきたことの意義も大きいと思っております。

この度、2つのSL応援団が交流を図られたことは双方にとって有益であり、今後の活動の励みになるものと期待しております。
SLは本町にとって欠くことの出来ない観光資源でありますが、こうした沿線住民の皆さまの尊い活動がJR山口線でのSL運行の大きな支えとなっていることを改めて実感し、感謝いたします。

懇親会の終了前には、本町在住の青木保さんが鉄道唱歌の替え歌として2012年に作詞された「SL山口号(貴婦人号)応援歌」を参加者全員で歌いました。
新山口駅から津和野駅までの旅の情景が蘇るような素晴らしい歌詞ですので、以下に記し紹介したいと思います。

一、新山口を後にして 貴婦人駆ける西の京 湯田の湯けむり山口は 大内文化が偲ばるる
二、そぞろ歩いて亀山へ サビエル聖堂仰ぎ見る 五重の塔の瑠璃光寺 祇園会(ぎおんえ)八坂の夏祭り
三、山越え広がる高原に ドラフト音を響かせて 香るリンゴや紅葉狩り お米どころの長門富士
四、長州の石見の国ざかい 白井を抜けて名賀野(なよしの)を 下るSL軽やかに 応援団と語りつつ
五、鷗外周の昔のせ 571の蒸気音 津和野城下にこだまして 迎えるお堀のにしき鯉
六、殿町巡りて大橋へ 鳥居のトンネルお稲成(稲荷)さん 夏は弥栄(八坂)の鷺の舞 千姫伝わる津和野城

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