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津和野町特産品目

登録日:2023年12月25日

津和野町には、これまで何度も水質日本一に選ばれている”高津川”、津和野町のシンボルである”青野山”の豊かな自然に育まれ、様々な品目が栽培されています。

しろまる里芋

火山である青野山の麓で栽培される里芋は、火山灰土の肥沃な土地柄により、きめが細かく、ねっとりとした舌ざわりが特徴。古くは津和野城主に献上されており、あぶった小鯛と塩のみで出汁をとり、里芋のみの具にゆずの皮を入れた”芋煮”は、愛媛県大洲市の芋炊きと山形県中山町の芋煮と合わせ、日本三大芋煮として知られています。

[画像:里芋画像]

しろまる山菜(タラの芽、こごみ、うるい)

中国山地に位置する津和野町は、面積の9割を山林が占めています。狭小な農地しかない地域で、山があるという条件を生かし約35年前より山菜の栽培がスタートし、現在は町内全域で栽培されています。山にある天然ものから収穫を行うのではなく、田畑に植えた木や株を採取し、ハウス内で加温による促成栽培を行っています。そのシーズンは1月〜4月になります。特に”山菜の王様”と称されるタラの芽は、促成栽培されたものは天然ものより苦味が少なく、苦味が苦手な方にも召し上がりやすいものになっています。

山菜リンク:山菜万歳

しろまるわさび

きれいな水、冷涼な場所を望むわさびは、栽培される場所が限られる品目です。津和野のわさびは渓の水で栽培され、水温が外気の影響を受けやすいため、収穫は定植から約1年半〜2年ほどかかります。じっくり時間をかけ育った津和野のわさびは、辛みの中に甘みが感じられ、粘り気のあり、刺身醤油にいれても溶けずに残るのが特徴です。また、わさびは畑でも栽培することができ、根茎は大きく育ちませんが茎の部分を加工原料として出荷されます。そのほかにも花芽や葉も出荷されます。

わさびリンク:島根わさび

しろまる

”つわの栗”として知られている栗は、島根県内で生産される栗の大部分を占めています。近年では有害鳥獣の影響や、異常気象により生産量が減少しています。旬になると、町内の飲食店や和菓子屋さんでつわの栗を使用した商品を目玉にする”つわの栗まつり”や、栗拾い体験も開催されています。

しろまる米つくり

津和野町は、地域の農地を守ることを目的に設立された集落営農型の農事組合法人発祥の地です。約35年前に津和野町中山の奥ヶ野で日本で初めての集落営農型の農事組合法人が設立されました。それ以降、この動きは全国的に広がっていきました。津和野町では、現在14の農事組合法人が設立されており、地域のみんなで作業を行い、時にお酒を酌み交わし、笑顔で美味しいお米作りを行っています。

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