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本年も近県学校音楽大会を津和野町民体育館で開催いたしました。
新型コロナウイルスの影響により、ここ数年は無観客で実施してまいりましたが、今回は平成31年の大会以来、観客の皆さまをお迎えしての開催となりました。
町内の小中高校はもとより、島根県、山口県の学校37校より総勢約250名にご参加をいただき、歴史ある大会が本年74回目として、また一つその歴史を積み重ねることができましたことを大変に喜んでおります。
参加頂いた生徒の皆さま、お世話を頂いた学校をはじめ関係者の皆さまにお礼を申し上げます。
審査員として長年に渡ってお世話になっている声楽家の末廣正巳先生、島根大学名誉教授の島畑斉先生には、本年もお忙しい中、来町を頂きました。
早朝から夕方までの長時間にわたる審査は大変であり感謝しております。
また本年は、ピアニストであり大阪芸術大学名誉教授でもある熊本マリ先生にも審査員として加わって頂き、お昼にはミニコンサートとして素晴らしい演奏を披露頂いております。
前日に3人の審査員の先生を囲んで歓迎会を開催いたしましたが、皆さまが気さくで親しみやすく、改めて素晴らしい先生方に当大会を支えて頂いていることを実感したところであります。
当日は、他の公務があり最初の1時間程度でしか会場に滞在することができませんでしたが、それでも素晴らしい演奏を聴くことが出来てうれしく思っております。
演奏を行う本日までに、毎日のように練習を積んでこられたのであろうと想像するとともに、本番を迎え緊張しながらの演奏が今後のための良き経験になってもらいたいと願いながら、一人一人に拍手を送りました。
「気軽に参加出来て、一流の先生に指導して頂ける」との当大会の意義を再認識するとともに、来年も継続して開催してまいりたいと思います。
