特別支援教育とは、子どもが自立し、社会参加するために必要な力を培うため、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。
特別支援教育の対象となるのは、特別支援学級(ふれあい学級)に在籍している子どもたちだけでなく、通常の学級に在籍しながら、特性による学習上のつまずきや学校生活における様々な困難を抱える子どもたちも含まれます。
基山町の特別支援教育について
基山町では、特別な支援を要する子どもがその能力を最大限発揮して学習できるよう、実態に即した教育課程の編成や環境整備に努めています。
小・中学校で特別支援教育を実施しています
特別支援教育を受ける子どもをサポートするため、特別支援教育支援員を配置しています。特別支援教育支援員はより専門性を高めるために、研修を受けています。
また、特別支援学級や通級指導教室での指導の充実のため、専門家の巡回指導等を実施しています。
特別支援学級を設置しています
障害の種別ごと(知的障害、自閉症・情緒障害など)に特別支援学級を設置し、1学級最大8人を上限とした少人数で、児童・生徒一人一人の個に応じた教育を行います。子どもの学習ニーズに応じて、通常学級との交流及び学習も行っており、相互のふれ合いを通じて豊かな人間性をはぐくみます。
小学校2校に通級指導教室を開設しています
令和4年度から若基小学校にも通級指導教室を開設(巡回指導)しました。週に数時間程度、通常の学級に在籍する子どもが、通級指導教室に通い、言語や発達に関する学習をします。基山町では、基山小学校と若基小学校および基山中学校に通級指導教室(まなびの教室)が開設されています。
就学にあたって
特別支援教育を受けるためには、本人及び保護者の考えを総合的に考慮し、基山町教育支援委員会において審議され、就学先について意見を出します。その意見に基づき、適切な就学先を決定していきます。就学相談員による就学相談も実施しています。
特別支援教育を受けるための手続きについて
就学相談会が6月10日(月曜日)に実施されます。就学相談会までに必ず学校見学を行ってください。