QRコードが印刷されたラベルシール(見守りシール)を用いて、自らの個人情報を開示せずに、
対象者の安否情報等をインターネット上の掲示板で共有し、
認知症による徘徊症状により行方不明となった方の身元確認や家族への引渡しを円滑に行います。
見守りシールの交付対象者
町内在住の高齢者で、認知症による徘徊症状がある方
※(注記)基山町徘徊高齢者等安全安心ネットワーク事業への登録が必要となります。
事業の流れについて
▽事前準備
(1)福祉課で申請をする。
※(注記)登録された対象者の情報は鳥栖警察署と情報共有します。
【申請に必要なもの】
緊急時の連絡先(ご家族等のメールアドレス)、対象者の写真
(2)見守りシールを交付します。対象者の衣服や杖等の日頃身に着けやすい所持品にシールを貼付します。
配布枚数 耐洗:40枚 蓄光:10枚
▽対象者が行方不明になった際の発見までの流れ
(1)発見者が、対象者(徘徊した認知症の方)を発見し、ラベル・シールに印刷されているQRコードを読み取る。
(2)対象者のご家族等(申請時に登録したメールアドレス)にQRコードが読み取られた旨の通知メールが送信される。
(3)発見者と対象者のご家族等の間で、インターネット上の伝言板を用いて、対象者の位置や健康状態等の安否情報を共有する。
(4)対象者の身元を確認し、ご家族等が引き取りに来る。
※(注記)QRコードを読み取れない場合は、最寄りの警察もしくは基山町役場にご連絡ください。
読み取りシールに自治体名・対象者番号が記載されているので、その内容をお伝えください。
道に迷われている等、お困りの様子が見られる場合
(1)ご本人正面から優しく声をかけてください。後ろからの声かけは禁物です。
(2)相手と目線を合わせて優しい口調で、穏やかにはっきりと話しましょう。
(3)スマートフォン等でQRコードを読み取る際には、対象者への配慮をお願いします。
急にカメラを向けられると不審がられたり、対象者を不安にさせたりすることになります。
(4)相手の気持ちや行動に寄り添った対応を。疲れている様子だったら休める場所を確保しましょう。
※(注記)QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。