掲載日:2016年10月7日更新
マイホーム借上げ制度
町では第5次基山町総合計画「定住サプライズプロジェクト」の一環として、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI※(注記))の「マイホーム借上げ制度」を町内に展開するために、九州の自治体では初となる自治体窓口での制度取扱認定書の交付を受けました。
この「マイホーム借上げ制度」は、50歳以上の方がお持ちの住宅を売却することなくJTIが借り上げ、賃貸住宅として子育て世帯などに転貸するものです。現在の持ち家が広すぎるため住みかえを考えている高齢者世帯がいる一方で、より広くゆとりのある家を求めている子育て世帯もいます。「マイホーム借上げ制度」は、このようなそれぞれの世帯のニーズに合った住宅への住みかえを支援する制度です。
この制度を活用することで、貸し手は賃料収入を得ることができ、借り手となる方は相場よりも安い家賃で物件を借りることができます。
※(注記)一般社団法人「移住・住みかえ支援機構(JTI)」とは、国土交通省が管轄する財団法人 高齢者住宅財団の住替支援制度の実施・運営にあたっている非営利団体です。
[画像:JTIスキーム]
※(注記) 「マイホーム借上げ制度」イメージ図(JTIホームページより)
マイホームを貸したい方(50歳以上世帯)
【制度利用のメリット】・空室時も安定した賃料収入が見込めます
※(注記)制度を申し込み後、1人目の入居者が決定以降は、空室が発生しても規定の最低賃料(査定賃料下限の85%が目安)を保証します
・万一に備え、国の基金があるから安心です
・3年毎の契約見直しで、マイホームに戻ることも可能です
・JTIが制度利用者に代わり、責任を持って転貸するため、賃借人とのトラブルの心配がありません
・JTIに登録されたハウジングライフ(住生活)プランナー(町内事業者)がしっかりサポートします
⇒ 貸したい方に関する詳細はこちら(JTIのホームページへリンク)
【制度利用の条件】
・50歳以上の方(国籍問わず)または海外に居住する50歳以上の日本人で、日本国内に住宅を所有している方
・住宅が共有の場合は全員の承諾が得られること
・土地や建物に抵当権などが設定されていないこと
・住宅の建物診断(劣化・耐震診断)を受けること※(注記)
※(注記)昭和56年6月1日以降の建物(現在の耐震基準を満たす建物)につきましては、その後の増改築などがないかぎり、原則として耐震診断は不要です。
住宅を借りたい方
【制度利用のメリット】・良質な住宅を、相場より安い家賃で借りられます
※(注記)借上げ時に、全ての住宅で建物診断を行っています
※(注記)賃料は周辺相場より10〜20%ほど安くなります
・敷金や礼金が必要ありません
※(注記)契約時の仲介手数料などは必要となります
・壁紙など一定の改修が可能です
※(注記)オーナーの了承が必要となります
・3年毎の再契約は優先して再契約することができます
⇒ 借りたい方に関する詳細はこちら(JTIのホームページへリンク)
【制度利用の条件】
特に制度的な条件はありませんが、通常の賃貸住宅を借りる際と同じような入居審査をJTIが行います。
制度利用のご相談
制度利用に関する詳細は、移住・住みかえ支援機構までご相談ください。
⇒一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)のホームページへ