町長メッセージ
新年の挨拶「コロナ・レジームからの脱却」
新年あけましておめでとうございます。
昨年も、社会経済の多くの分野で、新型コロナウイルス対応を最優先したルールやシステムが世の中の体制となり、まさに、「コロナ・レジーム」とでも呼ぶべき状況が続きました。
本年は、このコロナ・レジームから脱却できるよう、前向きで、思い切った積極的な行政運営を行い、本町の活力と元気を取り戻したいと考えています。すなわち、こどもからお年寄りまで、全ての町民の皆様方が、様々な不安を払拭し、幸せいっぱいの気分になり、いつまでも住み続けたい町となるように全力を尽くします。
そんな中、昨年末、民間企業の調査により、「街の幸福度」と「住み続けたい街」の二つの項目において、基山町が、二年連続で、佐賀県の20自治体の中で一位の評価となったことは大きな励みとなりました。
本年は、コロナ・レジームからの脱却に向けて、具体的に、三つの取り組みを行ってまいります。
一つ目は、少年スポーツ、成年スポーツ、高齢者でも実施できる軽スポーツ、プロスポーツなど多分野において、スポーツ振興による地域活性化を推進していきます。また、来年予定の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開催に向けて、その卓球会場となる本町で、スポーツを支柱としたまちづくりを進めていきます。
次に、国における本年4月のこども家庭庁の設置を睨んで、子育て支援、教育に関する最新で詳細な実態調査を行い、関連施策の再構築を図るとともに、その内容を積極的に情報発信し、基山町への移住定住に繋げていきます。
更に、空き家、農地、雇用等をはじめとした行政課題の解決に向けて、本町が中心となった各種のマッチング機能を強化してまいります。
これら三つの取り組みに加え、防災、防犯、交通安全、環境保全等安心と安全を守る各種の取り組みにも努めながら、基山町民の皆様方に寄り添った行政を目指してまいります。