町長メッセージ平成29年1月1日
掲載日:2017年1月1日更新
町長メッセージ
新年の挨拶「幸せいっぱいの町を目指して」
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、コロナショックと鬼滅の刃フィーバーの年でした。みえない敵に対する不安との戦いの中で、コロナと鬼をダブらせた方も多いと思います。
本年は、様々な不安が解消されて、基山町のこどもからお年寄りまで、全ての皆様方が幸せいっぱいの気分になれる行政運営に取り組みます。
基山町では、今後20年間程、一人暮らしの高齢者世帯が増え続けます。単純な高齢化率は、10年後位をピークに下がりはじめますが、一人暮らしの高齢者世帯率は、そのあとも10年位増加を続けます。このため、これらの世帯等に対するフォローアップ等が、基山町の最大の課題となりますので、その対策の第一弾として、本年4月に、一人暮らしの高齢者世帯に対するフォローと、高齢者等の活躍の場を広げていくために、「プラチナ社会政策室(仮称)」を設置することとしています。この部署を中心に、役場の関係部署、社会福祉協議会、警察等との連携を強め、プラチナ世代(高齢者)に対する様々な施策を展開していきます。
また、基山町において増加しつつある、こども達に対する更なるバックアップにも努めます。保育園等の待機児童をなくすことは勿論ですが、保育園及び小中学校において、こども達の発達状況にあわせた個別の支援や教育を強化するとともに、学校等にとどまらず、地域の公民館等で無料塾を展開していきます。
この二つの取り組みに加え、防災、防犯、交通安全等の町民の安心と安全を守る様々な取り組みにより、関係者全員の幸せを追求するとともに、その進捗と成果を可視化することにより、基山町の存在感を向上させて参りますので、よろしくお願いいたします。
令和3年1月1日
基山町長 松田一也