町長メッセージ平成29年1月1日
掲載日:2017年1月1日更新
町長メッセージ
新年の挨拶
町長の松田です。
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかで、輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年は、多くの豪雨災害が発生し、試練の年となりました。今年はまず、その災害復旧に着実に取り組んでいくことが重要です。
また、他の自治体に比べて、一人暮らしの高齢者世帯率や一人親世帯率がアップするなど、特に基山町で進展する社会課題への対応も必要となっています。
さて、このような中で、昨年あるスポーツ団体の40周年のお祝いの会に出席した際、関係者が「過去、この団体で活躍した子どもたちは、すべてが基山町に残っているか、仮に一度基山町を出た子も必ず戻ってきている。」と挨拶をされました。
基山町からの転出が大きな課題と考えている私にとっては、大変な衝撃でした。
その後、自分なりに理解し、整理したこととしては「子どもの頃にある一定の感動や成功体験、達成感等を経験した者は、故郷にとどまりやすくなる。
仮に遠く離れても、心のどこかに基山町が宿り、大事な時に蘇る。」ということでした。
このため、今年、町制80周年の節目の特別の年を迎える基山町では80周年記念式典をはじめ、様々な記念事業により、町民の皆様方に感動を与えられるような取り組みを実施していきたいと考えています。
特に、7月には、基山町子育て・若者世帯の定住促進住宅「アモーレ・グランデ基山」やライチの摘み取り農園のオープンが予定されるほか、7月・8月には、全国高等学校総合文化祭「放送部門」が開催されるなど、本町のいろんな場所、多様な分野で、更にドキドキ、わくわくする新しい取り組みが始まります。
そんな中で、私の今年の目標は、「真のオール基山」の形を創ることです。
具体的には、基山町の様々な取り組みに加え、基山町民の方々の中で芽吹いている先取的な、そして独自の取り組みについて、その周知、広報について積極的に支援するとともに、それらの動きを全力でサポートし、その繋がりや連携を通じて、取り組みの付加価値を高めていくものです。
そして、これにより、また、新たなアクションが起こるといった好循環を生み出すことが、オール基山の真髄なのです。
今年も、チャレンジするオール基山の取り組みに、ぜひご注目ください。
最後に、基山町民の皆様及び基山町を応援していただいている皆様方の元気と希望と幸せを祈念しまして、新年の挨拶とします。
平成31年1月4日
基山町長 松田一也