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農業者年金

最終更新日:

農業者年金

掲載日:2011年3月1日更新

農業者年金制度の概要

農業者年金制度は、農業者の老後生活の安定と福祉の向上に加え、農業者年金事業を通じて農業の担い手を確保するという政策年金としての性格を持つ、農業者のための年金制度です。
安心した老後の生活を送るためにも、ぜひ、加入しましょう。
農業者は基本的に国民年金に加入していますが、その割増分として農業者年金制度があり、全国で多くの方がこの制度に加入し、年金を受給しています。

農業者年金のメリット

  1. 確定拠出型で長期に安定した制度です。
    将来の年金受給に必要な原資は、あらかじめ定められている保険料をもとに自ら積み立てたものと、その運用実績により受給額が決まる積立方式の確定拠出型年金です。
    そのため、加入者や受給者の数に影響されない安定した年金制度です。
  2. 農業に従事する人なら誰でも加入できます。
    国民年金の第1号被保険者で年間60日以上農業に従事する60歳未満の人は誰でも加入できます。
    農地を所有していない農業者や配偶者、後継者などの家族従事者も加入することができます。
    脱退も自由です。脱退一時金は支給されませんが、加入期間にかかわらず、それまでに支払った保険料は将来、年金として受け取ることができます。
  3. 保険料の額は自由に決められます。
    毎月の保険料は、20,000円が基本ですが、最高67,000円まで1,000円単位で自由に決められますので、農業経営の状況や老後設計に応じていつでも見直すことができます。
  4. 80歳までの保証が付いた終身年金です。
    年金は終身にわたって受け取れますが、仮に加入者や受給者が80歳前に亡くなった場合でも、死亡した翌月から80歳までに受け取るはずの老齢年金を予定利率で割り戻した額を、死亡一時金として遺族が受け取れます。
  5. 税制面でのメリットがあります。
    保険料は全額(年額最高804,000円)所得税の社会保険料控除の対象となります。また、預貯金では利子の20パーセントが課税されますが、農業者年金の運用益は非課税です。
    さらに、受け取る年金については、公的年金等控除の対象となります。
  6. 意欲のある担い手は保険料助成が受けられます。
    60歳までに農業者年金に20年以上加入することが見込まれ、かつ一定の条件を満たす方は、基本となる保険料のうち、国から保険料助成(政策支援)があります。

(注記)詳細については、農業者年金基金のホームページ(外部リンク)でご覧いただけます。

(注記)手続き等については、JAまたは、農業委員会にお尋ねください。

農業者年金

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