2021年9月1日、日本のデジタル社会実現の司令塔としてデジタル庁が発足しました。同年12月に「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が決定され、国をあげてデジタル化を進める、自治体DXの推進に重点を置くことが示されました。このような状況を受け、町は2022年4月1日付、企画観光部企画課にデジタル推進係を設置しました。町がDXで目指すビジョンを明確化するとともに、デジタル技術を最大限活用することによって、持続可能な町を目指します。
※(注記)DX(デジタル・トランスフォーメーション):デジタル技術の活用を進め、制度や組織の在り方等をデジタル化にあわせて変革していくこと。
専門的知見からDXに関する支援・助言を行う「箱根町DXフェロー」に小出泰久氏を委嘱しました。
既に委嘱している「箱根町DXフェロー」2名(小林圭介氏、陳内裕樹氏)と連携して、DXを推進します。
※(注記)フェロー:研究員や研究職に与えられる職名又は称号のこと
[画像:DXフェロー委嘱式]
委嘱式の様子(左側から勝俣町長、小出泰久氏)
様々な地図情報のデータをテーマごとに纏め視覚的に分かりやすく情報を閲覧することができます。
デジタル化の推進に関する基本理念及び基本原則並びに町と町民の役割分担を規定。
町政におけるデジタル技術利活用のための方針および具体的な戦略を記載。
「箱根町DXフェロー」による研修を開催し、事務事業をサービスデザインの視点で捉え直す作業を実施。
「箱根町DXフェロー」が作成した研修動画を全職員が視聴(サービスデザインについて)
公民館等の施設に、施設内で持ち運び利用可能な無線LAN(Wi-Fi)ルーターを整備。
※(注記)ご利用の際は、施設窓口等で利用規約や注意事項を確認のうえ、掲示するSSID・パスワードを入力してご利用ください。
設置施設
役場本庁舎町民課周辺(光回線固定タイプのみ)、分庁舎4階会議室、温泉公民館(出張所)、宮城野公民館(出張所)、仙石原公民館(出張所)、箱根出張所、さくら館、やまなみ荘、元箱根集会所
「箱根町DXフェロー」による研修を開催し、グループワークを通じて業務をサービスデザインの視点で捉え直す作業を体験。
庁内事務事業調査の案件について、各課等が考えている意向と最優先順位、新たな案件の確認を実施。ヒアリング結果は策定予定のDX推進計画へ反映。
「箱根町DXフェロー」による研修を開催し、各課等から選出された推進リーダーより課題懸案事項を発表。
各課等が抱える課題懸案事項を調査。
デジタル化に対する町の強い意志、方針を表明。
「箱根町DXフェロー」が作成した研修動画を全職員が視聴(DXの意識醸成)
箱根町地域包括支援センターとの共催で、携帯電話事業者の協力のもと「出張スマホ教室」を町内各地域で開催。
2022年度は全11回開催。2023年度も各地域で入門編・基本編の2講座をそれぞれ開催し、別途LINE講座等も開催予定。
出張スマホ教室の様子
「箱根町DXフェロー」2名を講師に迎え、研修を実施。
※(注記)フェロー:研究員や研究職に与えられる職名又は称号のこと
委嘱式の様子(左側から小林圭介氏、勝俣町長、陳内裕樹氏)
自治体DXを推進する専門部署を設置。
庁内横断的な総合調整を図り、DXに関する重要事項を協議・決定する組織として、DX推進本部等の体制を構築しました。
「箱根町DX推進計画」に記載された方針や各施策に取り組むにあたり、随時、時代のニーズや新たな技術の登場、費用対効果などを十分考慮しつつ、『笑顔があふれるWell-being(幸せ)な未来のまち』の実現に向けて、DXの推進を図っていきます。