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箱根(はこね)生(い)きもの図鑑(ずかん) (17)アナグマ

アナグマ

昔は、動物や植物の名前を地方名(方言名)で呼んでいました。それぞれの地方での呼び名ですから、地方によって名前が違って通じなかったり、別の種類だったりということがありました。
「むじな」もその一つで、地方によってアナグマを指す場合と、タヌキを指す場合とがあります。大きさも似ているし、アナグマの巣穴にタヌキが間借りすることもあり、混同されたようです。

ちなみに、話しに聞く「タヌキ汁」は、アナグマの肉を使うそうで、タヌキの肉は臭くてまずいそうです。アナグマのもう一つの地方名「まみ」は、旨いといううまみからきているそうです。

箱根では、湯本茶屋、塔ノ沢、宮ノ下、木賀、宮城野、仙石原、小塚、須雲川、畑宿、芦川、箱根峠、で生息が確認されており、「むじな」や「まみ」が付く地名もありますから、古くから身近な存在だったようです。

ところで、秋になると動物たちは食べるのに大忙しになります。日没と共に餌場へ直行して食べ漁ります。あわてて道路を渡ろうとして車にはねられる動物が多くなるのもこの季節です。

肥満が気になる人間と違って、餌の多い時期に皮下脂肪をつけないと、餌の乏しい冬を越せないのです。アナグマも、秋の終わりには8〜12kg、時には15kgになります。そして木枯らしが吹く頃には、夜な夜な現れた餌場にもぱったりと姿を見せなくなります。迷路のような巣穴で春まで冬ごもりをし、外へは何日かおきにしか出て来なくなります。

ふるさとの仲間たち 箱根生きもの図鑑

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更新日:2016年3月29日

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