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福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2020年7月8日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

(下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
・7月8日午前10時36分、SPT建屋東側 建屋内RO循環設備A系トラフ内において、漏えい検知器が作動したことを示す警報が発生。
・警報名称 RO循環設備A系トラフ内液位(11)高
なお、建屋内RO循環設備については現在停止中。
・7月8日午前10時37分、サブドレンNo.19において水位計が測定範囲の上限を逸脱したことから、当直員が現場を確認したところ、午前10時57分、サブドレンNo.19の井戸から地表面に地下水が溢水していることを確認。

ポンプを起動し、午前11時4分、地表面への溢水が停止していることを確認。

【継続実施中の主な作業】
<1〜3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2019年4月15日から3号機使用済燃料プール内に保管している燃料取り出し作業を2020年度中の完了に向けて実施中。7月6日午後0時12分、31回目となる使用済燃料7体の共用プールへの移送を完了。
・2号機の燃料取り出しに向け、2019年9月10日から原子炉建屋オペレーティングフロア内の3回目となる残置物の片付作業を実施中。

【サブドレン他水処理施設の状況】
[画像:サブドレン他水処理施設の状況]

【地下水バイパスの状況】
[画像:地下水バイパスの状況]

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1〜4号機取水口内)、地下水(1〜4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
(注記)サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1〜3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(4号機は燃料取り出し済み)。
・2号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系においては、循環冷却設備空気作動弁用空気供給ラインの点検に伴い、7月6日午後0時から7月8日午後11時までの期間、当該設備の運転を停止予定。
7月3日午前5時現在のSFP水温度は、30.1°Cであり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約34.7°Cと評価。
[実績]
7月6日午後1時35分、SFP循環冷却系の運転を停止。
冷却停止時のSFP水温度は、29.2°C。

【1〜6号機の状況】
(注記)プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

(注記)上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。
(追記) (追記ここまで)

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