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点検検証部会第2ワーキンググループ第4回会合 議事概要
1 日 時 平成31年4月12日(金)9:30〜11:50
2 場 所 総務省第二庁舎 6階特別会議室
3 出席者
【委 員】
西郷 浩(座長)
、川﨑 茂、嶋﨑 尚子
【専門委員】
大西 浩史、川口 大司、篠 恭彦
【説明者】
農林水産省
総務省
【事務局(総務省)】横山大臣官房審議官、平野大臣官房審議官、澤村統計審査官
統計委員会担当室:櫻川室長、永島次長、阿南次長、柴沼次長
4 議 事
(1)農林水産省の基幹統計調査について(ヒアリング)
(2)総務省の基幹統計調査について(ヒアリング)
(3)その他
5 概 要
座長代理より、農林水産省及び総務省の4統計について、一括してヒアリングを行う旨
の説明が行われた。
引き続き、事務局から、農林水産省及び総務省の基幹統計調査について、資料に基づき
総括的な説明が行われた後、ヒアリングが実施された
主な発言は以下のとおり。
・地方公務員給与実態調査について、大もとのCSVファイルとはどういう状態でどこか
ら電子化されるのか。
→地方公共団体が保管している電子データを調査票の様式に沿って変換するプログラム
を各団体が自前で作成・保有していると考えられるため、
実査がすべて電子データ(CSV形式)のやりとりで行われている。
・農林水産省の統計調査においては、データ入力はベリファイに相当するようなことが行
われているのかどうか。
→紙の調査票からのデータの入力については、OCRを導入して誤りを防止。OCR入力作業自
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体については、職員の目視による突合でチェックを行っている。
・地方公務員給与実態調査について、システムでのチェックと目視でのチェックが混在し
ていたという理由は何か。
→エラーチェックのやり方を省側から受託者(統計センター)に指示はしていないが、統
計センターでは自らの判断でチェック(表内検算、表間照合)を実施。省側では時系列
チェックを目視で実施している。
・農林水産省では、公式のマニュアル見直しのための会議、会合といったものは行われて
いるか。
→業務マニュアルの改定については、毎年、地方の担当者を集め、意見を聞いて何らかの
改定を実施。
・作物統計調査に関しても、e-Statの出力表までできるようなシステムを導入されている
か。
→作業については、
基本的には全てシステム化で最後まで処理ができるよう対応を順次行
っている。
・最後の下流の部分の体制を、整えていただければ、よい重要な基幹データになると
思う。
・農林水産省においては、
データの保存に関して3年で廃棄となっていると復元が可能か
心配であるが、補足説明をいただきたい。
→復元に必要な情報で、現状、3年で廃棄となっているものについては、今後、永年保存
とする方向で検討したい。
・地方公務員給与実態調査については、経験年数の浅い方が多いということから、システ
ムの発注や統計センターとの関係で専門的な知識が要求されるやりとりが発生した時
どのように対応しているか。
→国の制度に準じて行われる地方の制度運用実態を把握する調査であり、
調査の変更も制
度変更に連動するものが多いため、制度に詳しい担当がいれば、統計に関する知識が乏
しくとも、実務は何とか回っているというのが実態。
・農林水産省においては、調査のシステム化などに際し、統計センターなどの支援を借り
て効率的に進めるなどの考えがあるか。
→調査のやり方の効率化は不断に見直しを進めており、
効果があると認められる部分は検
討させて頂きたい。
(3)その他
事務局から、次回の日程について報告があった。
(以 上)
<文責 総務省統計委員会担当室 速報のため事後修正の可能性あり>

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