1第75回基本計画部会・第7回横断的課題検討部会(合同部会)議事概要
1 日 時 平成29年1月27日(金)14:45〜15:10
2 場 所 総務省第2庁舎 7階 大会議室
3 出席者
【委 員】
西村 淸彦(部会長)、北村 行伸(部会長代理)、河井 啓希、川﨑 茂、
西郷 浩、嶋﨑 尚子、白波瀬 佐和子、中村 洋一、野呂 順一、宮川 努
【審議協力者】
内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官、内閣府経済社会総合研究所総務部長、総
務省統計局統計調査部長、財務省大臣官房総合政策課経済政策分析官、文部科学省生
涯学習政策局上席生涯学習官、厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当)、農林
水産省大臣官房統計部長、経済産業省大臣官房調査統計グループ長、国土交通省総合
政策局情報政策本部長(大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官)、日本銀行
調査統計局参事役、東京都総務局統計部長
【事務局(総務省)】
横山大臣官房審議官
統計委員会担当室:山澤室長、永島次長、上田次長
政策統括官(統計基準担当):新井政策統括官、吉牟田統計企画管理官、澤村統計審
査官
4 議 事
(1)審議結果報告書の構成について
(2)統計の精度向上及び推計方法改善ワーキンググループの審議状況について
(3)その他
5 議事概要
(1)審議結果報告書の構成について
事務局から資料1に基づき審議結果報告書の構成案等について説明が行われた後、
審議が行われ、原案のとおり了承された。
(2)統計の精度向上及び推計方法改善ワーキンググループの審議状況について
宮川座長から資料2に基づき統計の精度向上及び推計方法改善WGの審議状況につ
いて報告された。
主な発言は以下のとおり。 2・統計委員会の方針に基づき、見える化状況検査が行われることは、特に、統計改革
推進会議にあまり知られていないのではないか。事務局は、これらの統計のステー
クホルダーに説明し、フィードバックを得てもらいたい。その上で、具体的にどの
ような形で見える化状況検査を統一して行うかが、一番の問題だと思う。平成29年
度以降の統計精度に関する検査の本格運用に向けて、統計の精度向上及び推計方法
の改善WGにおいて、更に検討していただきたい。
(3)その他
1 国土交通省から、前回部会で審議した建築着工統計について、統計データの誤り
に係る報告がなされた。
主な発言は以下のとおり。
・建築着工統計は、四半期別GDP速報等にも使われていると思うが、影響はあるの
か。
→GDPの推計に使われているので内閣府と調整させていただきたい。
・重要なことなので国土交通省は、内閣府と早急に調整してほしい。
→GDPへの影響であるが、内閣府では、建築着工統計のデータを民間住宅投資と個
人企業の民間設備投資に使用している。民間住宅についての訂正は、平成 28 年 10
月の数値なので、同年 10-12 月期のGDPに影響するものであり、今後の作業と
なる。
また、建築着工統計を基礎統計にしている建設総合統計は、建設部門の産出額に
使用しており、民間企業設備等に影響する。国土交通省から、建設総合統計の修正
値が公表され次第、内容を精査して推計にどう反映していくか検討する。
・建築着工統計は、経済データとして重要であり、データの誤りの影響も大きい。こ
のためデータの誤りを予防するベストプラクティスを探るとともに、データの誤
りが発生した場合に影響を小さくする方法を検討しておく必要がある。またデー
タの誤り発生時の情報提供のあり方として利用者目線を強く意識する必要がある。
2 次回の基本計画部会は、2月 23 日(木)午前に開催する予定であり、具体的な
時間、場所も含め詳細については、事務局から別途連絡する旨、案内された。
以上
<文責 総務省統計委員会担当室 速報のため事後修正の可能性あり>

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