令和元年度決算の概況
1.歳入
103兆2,459億円(前年度比1兆9,006億円増、1.9%増)
通常収支分 101兆1,238億円(前年度比2兆1,475億円増、2.2%増)
東日本大震災分 2兆1,221億円(前年度比2,469億円減、10.4%減)
通常収支分の増加は、国庫支出金、地方税の増加等によるものです。
東日本大震災分の減少は、繰入金、国庫支出金の減少等によるものです。
2.歳出
99兆7,022億円(前年度比1兆6,816億円増、1.7%増)
通常収支分 97兆8,969億円(前年度比1兆9,628億円増、2.0%増)
東日本大震災分 1兆8,053億円(前年度比2,812億円減、13.5%減)
通常収支分の増加は、普通建設事業費、扶助費の増加等によるものです。
東日本大震災分の減少は、普通建設事業費、災害復旧事業費の減少等によるものです。
3.決算収支
実質収支は、2兆1,595億円の黒字となっています。
- (注)
- 実質収支は、歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を控除した額をいいます。
単年度収支は、当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額をいいます。
実質単年度収支は、単年度収支に、財政調整基金への積立額及び地方債の繰上償還額を加え、財政調整基金の取崩し額を差し引いた額をいいます。
4.決算規模の推移
通常収支分は、歳入、歳出ともに7年連続で増加しています。
5.主な財政指標
経常収支比率は、前年度より0.4ポイント上昇し、93.4%となりました。
実質公債費比率は、前年度より0.4ポイント低下し、8.0%となりました。
6.普通会計が負担すべき借入金残高
地方債現在高に公営企業債現在高(普通会計負担分)及び交付税特別会計借入金残高(地方負担分)を加えた借入金残高は、192兆2,651億円(前年度末比1兆3,490億円減、0.7%減)となりました。