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令和七年十月二十一日提出
質問第四号

防衛装備移転円滑化基金に関する質問主意書

提出者 平岩征樹




防衛装備移転円滑化基金に関する質問主意書


防衛装備移転円滑化基金については令和七年度において約千二百億円が積み立てられている。この根拠として、令和七年五月十四日に開会された参議院の決算委員会では中谷防衛大臣より「次期汎用フリゲート艦十一隻、これを本年度中に選定が行われるということが見込まれておりまして、これに対応するための設計変更、そして試験等を行うために経費が必要となっておりまして、この経費を積み上げた結果、本件を含む一部の大型装備移転案件だけでも一千億円を超える規模に達するなど、令和七年度までに約千二百億円程度が必要な見込みであります。残高八百億円では不足が生じるために、令和七年度予算に四百億円を計上いたしました。」との答弁があった。また海上自衛隊向けの新型FFMについては令和七年度予算において三隻分の建造費三千百四十八億円計上されている。以下のとおり質問する。

一 令和七年度までに必要な約千二百億円の内、新型FFMの装備移転に関係する経費がどの程度あるか示されたい。
二 これまで防衛装備移転円滑化基金で支出された経費について、インド向けアンテナの移転において「約十五億円の計画を認定をし、そのうち約一億円を支出をした」との答弁があった。令和七年度に見込まれる約千二百億円の支出に対して、想定している認定予定の計画の総額の見込み及び件数を示されたい。
三 新型FFMの装備移転については「豪州政府の次期汎用フリゲートの共同開発・生産に向けた官民合同推進委員会」(以下委員会)をこれまで三回開催している現状を踏まえて、以下質問する。
1 委員会の設置根拠と構成員の選定理由を教えられたい。
2 その他の案件で委員会と同様の会議を開催している例があるか教えられたい。
四 防衛装備移転円滑化基金の増大化傾向について政府の見解如何。

右質問する。

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