請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 213 |
新件番号 | 2528 |
請願件名 | 非正規差別と長時間労働の解消に関する請願 |
請願要旨 |
政府は長時間労働の解消と非正規雇用の待遇改善を政策目標に掲げているが、働き方改革が言われる下で過労死は頻発し、コロナ禍で増えたテレワークや裁量労働、副業・兼業による長時間労働も目立ち始めている。育児や介護、健康上の理由で非正規雇用となる人は労働者の約四割に及ぶが、その職務の価値は評価されず、賞与も退職金もなく、低賃金と不安定雇用が当たり前とみなされている。また、無期労働契約への転換を妨害するための契約不更新も多発している。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 非正規雇用の待遇改善、雇用の安定のため、以下に関わる法改正を行うこと。 1 労働契約は無期を原則とし、有期契約は臨時的・一時的な業務に限ること。 2 有期契約から無期契約に転換される場合の契約通算期間を五年(現行)より短くすること。無期転換の権利を侵害する契約不更新は禁止すること。 3 賃金、賞与、退職金、休暇等のあらゆる待遇について、パート、有期、無期転換、派遣、正社員といった雇用形態による格差をなくすこと。 4 前記の措置を公務労働についても行うこと。 二 労働時間法制の規制強化を図るため、以下に関わる法改正を行うこと。 1 時間外・休日労働、裁量労働制、変形労働時間制、夜勤交代制、テレワークへの規制を強化すること。いずれについても、事業主に労働時間の把握義務(罰則付)を課すこと。 2 終業から始業の間に最低十一時間の連続した休息期間を与えることを法律で義務づけること。 3 非定型的シフト労働契約における事業主の一方的なシフトカットなどを規制すること。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 112名 |
付託委員会 | 厚生労働委員会 |
結果/年月日 | 審査未了 |
紹介議員一覧 |
受理番号 2528号 志位 和夫君 |