「国境を越えた対話力」の育成
国際化が進む中、
私たちの身近な生活そのものが国際化し、
異なる文化的背景を持つ人々との協働は、ますます重要になっています。
国際文化学科*では、
語学とともに多様な文化を学び、
さらに、
少人数教育の学びで問題解決力を身に付けることで、
今社会に必要とされている「国際的な対話力」を持った学生を育てます。
*2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に名称変更予定
国際文化学科で身につく「コミュニケーション力」「多文化共生力」「問題解決力」を、R.ローランド先生が解説!
学びの特長──段階的に着実に、グローバルな対話力を身につける
1年次
基礎力を養う/興味を広げ課題を発見する
本学独自の教養カリキュラムや基礎的な科目を幅広く履修。国際文化学科1年次必修科目の基礎ゼミや語学科目でコミュニケーションの基礎を学び、「現代アメリカ事情」や「ヨーロッパ入門」などの授業では、歴史やその国ならではの社会課題について学びます。
【授業例】
●くろまる基礎ゼミA・B ●くろまるECA(レベル別英語基礎科目) ●くろまる韓国語ほか第二外国語 ●くろまるグローバル世界の歴史 ●くろまる哲学入門 ●くろまる現代アメリカ事情 ●くろまるヨーロッパ入門 ●くろまる社会と芸術文化 ●くろまる異文化理解
2年次
他者と協働する/マイテーマを固める
学科の基礎教育の集大成として、「基礎ゼミC」で留学生と協働のプロジェクト型授業を実施。地域の外国企業でのフィールドワークを通して、国際社会の課題をじぶんごととして捉え、学びのテーマをかためます。
【授業例】
●くろまる基礎ゼミC ●くろまるPublic Speaking ●くろまるアメリカの社会と文化 ●くろまる北欧の社会と文化 ●くろまるグローバル時代の映像 ●くろまる比較文学 ●くろまる出版と編集
3年次
マイテーマを追求する/文化研修、留学
ゼミ(専門演習)で学びのテーマを深めていきます。少人数のゼミでは、プレゼンなどを通じて発信力を高めます。また文化研修や留学など、国内外で研究調査をすすめることができます。
【授業、文化研修、留学例】
●くろまる専門演習1、2 ●くろまるヨーロッパ近現代史 ●くろまる現代倫理 ●くろまるアメリカ、韓国、オーストラリアなどの提携校での長期・短期留学 ●くろまるアメリカ・イギリス・フランス・ドイツなどでの海外文化研修制度
4年次
4年間の総まとめをする/学びの集大成
4年間の学びの総まとめとなる卒業研究レポートや、卒業論文を作成します。
【授業例】
●くろまる卒業研究1・2 ●くろまるクリエイティブ・ライティング ●くろまるツーリズムと文化形成
キャリアイメージ(目指せる職業)
- 海外営業
- 語学教師
- ホテル・観光業
- エアライン業界
- ツアーコンダクター
- ツアープランナー
- 図書館司書
- 中学校教諭(英語科)
- 高校教諭(英語科)
- 社会福祉主事
目指せる資格
- 中学校教諭免許状【英語】<国>(一種)
- 高等学校教諭免許状【英語】<国>(一種)
- 司書<国>
- 司書教諭<国>
- 社会福祉主事任用資格 、社会教育主事任用資格
- 小学校英語指導者資格
2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に名称変更予定
聖学院大学人文学部欧米文化学科は、1992年の設立以来、ヨーロッパとアメリカの思想・文化・言語を軸に教育・研究を行ってきました。しかし、この30年間でグローバル化が進み、日本における「欧米文化」の捉え方も大きく変化しました。
こうした社会の変化に対応し、本学科では英語コミュニケーションやグローバル社会に関する学びを拡充し、多様化する国際社会を探求する教育を進めてきました。しかし、その結果、現在の教育内容と「欧米文化学科」という名称との間にズレが生じていることも事実です。
そこで、本学科の学びをより正確に伝えるため、「国際文化学科」へ名称を変更することとなりました。なお、学びの内容や教育方針、カリキュラム、資格課程には変更はなく、これまでと同様に、国際社会で活躍できる人材の育成を目指します。
これからも、国際的な視野を持ち、多文化共生社会に貢献できる力を養う学びを提供してまいります。