公開シンポジウム「不登校に関する政策動向」

文部科学省が令和5年10月に公表した「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」では、不登校児童生徒数が過去最多を記録したことが示されました。
子どもたちの十全な発達と学力を保障するという観点からは、教育機会確保法(平成28年制定)で示されたとおり、学校以外の居場所を確保するといった支援の充実も重要です。一方で、学校の在り方を問い直し、「学校」という概念そのものを捉え直すことも喫緊の課題です。
そこで「不登校現象と学校づくり分科会」では、不登校をめぐる様々な分野での研究成果を集約するとともに、学校の在り方を問い直すことで包摂性を高めているような事例を検討します。これらを踏まえつつ、今後、求められる「学校」の概念、並びに学校づくりの方向性を考究します。
本シンポジウムでは、不登校に関連する政策動向をご説明いただくとともに、今後の課題について検討します。

イベント概要

開催日時 令和6年7月28日(日)13:30〜15:30
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 500人
プログラム
司会:勝野 正章(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院教育学研究科教授)
13:30 開会挨拶・趣旨説明
西岡 加名恵(日本学術会議第一部会員、京都大学大学院教育学研究科教授)
13:35 報告1 不登校に関連する政策動向
若林 徹(文部科学省文部科学省 初等中等教育局 児童生徒課 課長補佐、(併)大臣官房総務課、(併)内閣事務官(こども家庭庁支援局))
14:05 報告2 不登校児童生徒への支援の現場から
伊藤 美奈子(日本学術会議連携会員(特任)、奈良女子大学研究院生活環境科学系教授)
14:45 休憩
14:55 質疑応答
15:25 総括・閉会挨拶
酒井 朗(日本学術会議連携会員、上智大学総合人間科学部教育学科教授)
15:30 閉会
申込み 参加費無料・要事前申込
以下のリンク先申込フォームより、申し込み
参加登録フォームへのリンク
お申込締切: 7月22日(月)(注記)但し、定員になり次第、締め切ります
問い合わせ 京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センターE.FORUM 事務局
メールアドレス:e-forum(a)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (注記)(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議心理学・教育学委員会不登校現象と学校づくり分科会
共催:京都大学大学院教育学研究科教育実践コラボレーション・センター