様式3-1
共通シラバス
教育分野 大学入門科目
教育目的 大学入門科目は、大学入門科目Iと大学入門科目IIから成る。
大学入門科目Iは、
佐賀大学に入学した学生に、
大学における学習への転
換を促し、
高校から大学への接続を円滑にし、
本学の新入生として必要と
される知識やスキルを身に付けることを目的とする。
大学入門科目IIは、各学部の特性に応じて、論理的な理解、分析、思考及
び表現等の能力またはデザイン力を養うことを目的とする。
共通の教育目標 以下に標準的な例を挙げる。
大学入門科目I
佐賀大学や学部の歴史や特徴、
教養教育の意義、
計画的な履修方法、附属図書館の利用方法、情報リテラシー、ラーニングポートフォリオの活
用、サークル活動などの正課外活動、学生生活、環境問題への取り組み、
国際交流、
留学、
キャリアガイダンスなどについて理解を深め、
大学生と
しての学習態度を養う。
大学入門科目II
特定の課題についての調査、分析、デザイン、報告、討論など、各学部
で必要とされる基礎的なスキルや問題解決能力を身に付けるとともに、
他者とともに共同して目標を達成することを学ぶ。
標準的な教育方法 同じ学科や課程の学生によってクラスを編成し、各専門分野の特性に応
じて授業を行う。
講義だけでなく、
様々な手法を通じて、
能動的な学習へ
の転換を促す。
標準的な評価基準 口頭発表、
レポート、
演習その他各クラスに定める方法によって成績を評
価する。
様式3-1
共通シラバス
教育分野 共通基礎科目・英語
教育目的 (1)中学・高校の6年間で培った基礎学力を基盤として、4技能をバランスよ
く高め、英語の運用能力とコミュニケーション能力の育成を目指す。
(2)異文化についての知識と理解を深め、国際的な視野の養成を目指す。
共通の教育目標 (1)意思や情報の発信及び情報の収集に必要な英語運用能力を育成・強化する
ことで、
学生の専門分野を問わず、
国際的な場面で通用する英語コミュニケ
ーション能力を養う。
(2)多様な文化に関する知識と異文化への理解を深めることで、今日的課題に
対して国際的な視点で対応・判断できる能力を養う。
これらの目標は、佐賀大学学士力1(2)の「市民社会の一員として思考し
活動するための技能」の育成に対応する。
---------------------------------------------------------------------
----------------------------
<理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは,
「英語等の外国語を用いて情
報や意見をやり取りする」能力を養成するために,下記の学習・教育到達目標
を掲げています.語学科目の修得により,下記の学習・教育到達目標が達成さ
れます.>
(機能物質化学科機能材料化学コース[2022 年度卒業生まで]
)学習・教育到
達目標(C-3)
(機械システム工学科)学習・教育到達目標(7-1)
(電気電子工学科 [2023 年度卒業生まで])学習・教育到達目標(D1)
(理工学科応用化学コース[2022 年度卒業生まで]
)学習・教育到達目標(C-3)
(理工学科機械エネルギー工学コース)学習・教育到達目標(7-1)
(理工学科メカニカルデザインコース)学習・教育到達目標(7-1)
標準的な教育方法 (1)英語Bについては、1年次前学期に実施される全学統一英語能力テスト
(TOEIC IP テスト)の成績に基づく習熟度別クラス編成(医学部を除く)
により、学生の学力に合ったレベルの授業を提供する。
(2)英語Cについては、少人数クラスの利点を活かして、コミュニケーション
志向型の授業を行う(医学部を除く)。(3)英語Dについては、e-learning を活用した自学自習型の授業を行う(医学
部を除く)。(4)教科書・補助教材・ICT 機器などを効果的に用い、英語の4技能をバラン
スよく高める。
(5) 1年次前学期と2年次後学期(医学部は1年次後学期)に実施する全学統
一英語能力テスト(TOEIC IP テスト)によって、大学入学以降の英語学習
の進捗度及び英語能力の到達度を測る。
標準的な評価基準 (1)英語A、英語B、英語Cに関しては、定期試験、授業内小テスト、発表、授
業参加度、
ルーブリック、
宿題等の授業外課題などにより総合的に評価する。
(医学部に関してのみ、同じく英語Dも含む)。
(2)英語Dに関しては、e-learning により提供された学習教材の進捗度・達成
度に基づいて評価する(医学部を除く)。(3)(1)、(2)は、いずれも60点以上を合格とする。
様式3-1
共通シラバス
教育分野 共通基礎科目外国語科目:日本語
教育目的 佐賀大学における教養教育の目的の一つとして、
「論理的に思考し、的確
に表現する方法を学ぶ」
ことが挙げられている。
留学生を対象とした日本
語教育の目的は、
基本的な日本語力を持っている学部学生が、1)より論
理的に日本語で思考し、
発信する能力を持つこと、2)日本語でより的確
に表現するために、高度な語彙や表現文型を修得することである。
共通の教育目標 日本語は、
「佐賀大学学士力」1(2)の「市民社会の一員として思考し
活動するための技能」の1「日本語による文書と会話で他者の意思を的確
に理解できるとともに、自らの意思を表現し他者の理解を得ることがで
きる。
」を教育目標としている。
標準的な教育方法 教育目標を達成し、学生が既に身につけている日本語をさらに発展させ
るために、読む、書く、話す、聞く、の四技能を統合しつつ、各技能に重
点を置いた授業が行われる。
各授業での教育方法は、
担当教員によって異なるが、
標準的な方法を以下
に示す。
アカデミック・ジャパニーズA-「読む」に重点を置いた授業
論理的な文、
エッセイ文などを読み解き、
そのうえで、
グループディ
スカッションやピアワークなどの教室活動を行う。
アカデミック・ジャパニーズB-「話す」に重点を置いた授業
発表などに用いられる言語表現の指導を行い、そのうえで実際に簡
単な調査などを行い、その結果を発表する。
アカデミック・ジャパニーズC-「読む」に重点を置いた授業
論理的な文、
エッセイ文などを読み解き、
そのうえで、
グループディ
スカッションやピアワークなどの教室活動を行う。
アカデミック・ジャパニーズD、E-「書く」に重点を置いた授業
レポート作成などで用いられる論理展開や言語表現の指導を行い、
そのうえで、
実際に簡単な調査などを行い、
その結果をレポートにま
とめる。
また、
どのクラスでも、
グループディスカッションやピアワークなどのア
クティブラーニングを取り入れる。
これらの教育方法を通して、より高度な語彙・表現文型の修得とともに、
論理的に日本語で思考し、発信する能力を身につける。
標準的な評価基準 授業への参加度、提出物、発表、小テスト、中間テスト、期末テスト、レ
ポートなどを用いて、総合的に評価を行う。
様式3-1
共通シラバス
情報基礎概論
教育分野 情報リテラシー
教育目的 情報技術は、我々の生活を便利にしてくれるものであると同時に、普及にと
もなって様々な負の側面も現れている。本講義では、現代の社会で生活して
いく上で不可欠な情報技術の基礎について学ぶとともに、情報化された社会
とその仕組みについて、利点と課題について学ぶ。
共通の教育目標 上記の目的のため、情報技術に関する基礎知識の習得と、社会で日常的に使
われている様々なインターネット媒体の活用に関する利点と課題の把握を目
標とする。特に、利用者としてのセキュリティ対策の基本習得を行う。
標準的な教育方法 講義を中心に行う。必要に応じて演習を取り入れる。
標準的な評価基準 ・情報技術の基礎知識を習得しているか
・情報システムの特性の基本を習得しているか
・利用者としてのセキュリティ対策の基本を習得しているか
情報基礎演習 I
教育分野 情報リテラシー
教育目的 大学での学習や研究においても情報技術の活用が不可欠である。
本講義では、
大学での専門教育及び卒業後に必要とされる情報処理に関する基礎技術を習
得することを目的とする。
共通の教育目標 上記の目的のため、情報技術に関する基礎技能の習得として、大学での学習
を行う上で必要となる情報システムやソフトウェアの利用方法などの基礎的
情報処理技術を、学科・課程の特性に応じて習得することを目標とする。
標準的な教育方法 演習を中心として実施する。
標準的な評価基準 ・情報技術の基礎知識を習得しているか
・インターネット利用、文書作成などの基礎的情報処理技術を習得しているか情報基礎演習 II
教育分野 情報リテラシー
教育目的 大学での学習や研究においても情報技術の活用が不可欠である。
本講義では、
大学での専門教育及び卒業後に必要とされる情報に関する基礎技術を習得す
ることを目的とする。特に、専門課程で必要とされる技能の習得に重点を置
く。
共通の教育目標 上記の目的のため、情報技術に関する基礎技能の習得として、専門課程で必
要とされるソフトウェアの応用やプログラミング等の技術を、学科・課程の
特性に応じて習得することを目標とする。
標準的な教育方法 演習を中心として実施する。
標準的な評価基準 ・専門課程で必要とされるソフトウェアの応用やプログラミング等の基礎を
習得したか
様式3-1
共通シラバス
教育分野 基本教養科目 自然科学と技術の分野
教育目的 自然科学と技術にかかわる分野の基本的知識を提供することにより、
佐賀大学学士力の
「基礎的な知識と技能」
を身につけ、
市民社会の一員と
して必要な市民性を涵養することを教育目的とする。
共通の教育目標 理学・工学・生物科学・生命科学等の自然科学と技術にかかわる授業科
目を履修し、
主体的な判断に基づき行動する素養を身につけるために、受講生が自然科学と技術に関する諸分野に関心を持って基礎的知識を修得
し、その特徴を理解することを教育目標とする。
標準的な教育方法 受講者が、自然科学と技術にかかわる基本的な概念を理解するための
入門的な内容または思考方法を身につけるための特定の主題に関する授
業を行う。
また、
主体的に学び判断する素養を身につけるために、
予習復
習を含めた総合的な学習を、受講生が計画的に進めることができるよう
に配慮する。
授業は原則として講義形態で行うが、
必要に応じて演習・実
験(演示実験を含む)
・グループ学習などを導入する場合がある。
標準的な評価基準 各授業科目の学習内容と到達目標に沿って、原則として定期試験のほ
かに、
レポート、
小テスト、
発表等の多面的な評価を組み合わせた基準に
より行い、厳正かつ公正を旨とする。
様式3-1
共通シラバス
教育分野 基本教養科目 文化の分野
教育目的 文化にかかわる諸学問分野の基本的知識を提供することにより、受講
生が、佐賀大学学士力のうち「基礎的な知識と技能」を身に着け、市民社
会の一員として必要な市民性を涵養することを教育目的とする。
共通の教育目標 言語・思想・歴史・文学・芸術等の日本および世界の文化にかかわる授
業科目を履修することにより、
受講生が、
諸学問分野の基礎的知識を習得
し、文化的教養を育むことを共通の教育目標とする。
--------------------------------------------------------
<理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは,
「人類のさまざまな文
化や社会に関する知識を基に,
多面的に物事を考える」
能力を養成するた
めに,下記の学習・教育到達目標を掲げています.基本教養科目(文化の
分野・現代社会の分野)の修得により,下記の学習・教育到達目標が達成
されます.>
(機能物質化学科機能材料化学コース[2022 年度卒業生まで]
)学習・教
育到達目標(C-3)
(機械システム工学科)学習・教育到達目標(7-1)
(電気電子工学科 [2023 年度卒業生まで])学習・教育到達目標(D1)
(理工学科応用化学コース[2022 年度卒業生まで]
)学習・教育到達目標
(C-3)
(理工学科機械エネルギー工学コース)学習・教育到達目標(7-1)
(理工学科メカニカルデザインコース)学習・教育到達目標(7-1)
標準的な教育方法 受講生が、文化にかかわる諸学問分野の体系と特質を理解できるよう
に、
入門的かつ包括的な授業を行う。
また知識を教養として身に着けるた
めに、予習復習を含めた総合的な学習を受講生が計画的に進めることが
できるように配慮する。
授業は原則として講義形態で行うが、
担当教員の
方針により、必要に応じて演習あるいは実習的な授業を導入する場合が
ある。
標準的な評価基準 成績評価は、
各授業科目の学習内容と到達目標に沿って、
原則として定
期試験のほかに、
レポート、
小テスト、
研究発表等を組み合わせた多面的
な基準により行い、厳正かつ公正を旨とする。
様式3-1
共通シラバス
教育分野 基本教養科目 現代社会の分野
教育目的 現代社会は、人々が安全に安心して暮らせるよう様々な制度や仕組み
を前提とした社会です。民主主義、人権保障、経済システムなど、人類が
漸進的に築き上げてきた成果の上に我々は生きています。しかしながら、
現代の社会は多くの様々な問題や解決すべき課題を抱えています。経済
発展に伴う環境悪化・エネルギー枯渇、
人口増加に伴う食糧問題、
先進国
における少子高齢化問題、
教育問題、
国内外の経済格差問題、
国家間の対
立などあげればきりがありません。
私たちが生きる
「現代社会」
がどういった世界なのかについて、
問題が
複雑に絡み合っているがゆえに、トータルに正確にとらえるのは非常に
困難です。そこで「現代社会の分野」では、3つのルート(サブ分野)か
ら「現代社会」を考えてもらう科目を開設しています。サブ分野「基礎社
会科学」
では、
社会を対象とする学問分野の基礎を学ぶことで現代社会を
見ていきます。サブ分野「教育と人間」では現代社会を生きる「人」に焦
点を当て、
心の発達・障害や教育といった観点から現代社会を見ていきま
す。サブ分野「現代社会の諸相」では現実に生起している問題、課題を中
心として現代社会を考えます。
以上の科目群の履修を通して「社会の一員である市民として身につけ
るべき教養の修得を目的」とするものです。
共通の教育目標 現代社会において我々がどのような状況におかれているのかを客観的に
認識し、
社会の一員として主体的に考えるきっかけを与えるとともに、現代社会に生起する問題に対する分析能力の基礎を涵養することが教育目
標です。
--------------------------------------------------------
<理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは,
「人類のさまざまな文
化や社会に関する知識を基に,
多面的に物事を考える」
能力を養成するた
めに,下記の学習・教育到達目標を掲げています.基本教養科目(文化の
分野・現代社会の分野)の修得により,下記の学習・教育到達目標が達成
されます.>
(機能物質化学科機能材料化学コース[2022 年度卒業生まで]
)学習・教
育到達目標(C-3)
(機械システム工学科)学習・教育到達目標(7-1)
(電気電子工学科 [2023 年度卒業生まで])学習・教育到達目標(D1)
(理工学科応用化学コース[2022 年度卒業生まで]
)学習・教育到達目標
(C-3)
(理工学科機械エネルギー工学コース)学習・教育到達目標(7-1)
(理工学科メカニカルデザインコース)学習・教育到達目標(7-1)
標準的な教育方法 講義によることを基本としますが、
予習・復習、
課題レポート等の提出と
いった自学自習をすべての授業科目で課します。
標準的な評価基準 定期試験により、講義で得た知識に対する理解度をもって評価します。
各々の授業科目においては、
中間試験、
レポート等による課題が課せられ
る場合にはこれを最終的な評価に加味されることがあります。
様式3-1
共通シラバス
教育分野 基本教養科目 総合科目
教育目的 総合科目は、
基本教養科目のすべての分野にわたる授業科目です。
総合
科目は、高度に発展した現代社会において市民として活動するために必
要な基本的素養の涵養を教育目的とします。
総合科目では、
海外の異文化
の世界やそこに生きる学生を理解するために学習・交流を行う
「海外交流
実習」を開講します。また、受講者各人が「キャリア」についての認識を
深め、将来の進路・職業について意識的に熟慮する機会を提供する目的
で、
キャリア教育に関する授業科目を開講します。
なお、
総合科目の履修
により習得した単位は、4単位を上限として基本教養科目の各分野のい
ずれかの単位として含めることができます。
共通の教育目標 総合科目の共通した目標は、市民として活動するためのより一般的な
知識を身につけることです。
「海外交流実習」では異文化に基づいて生き
る人々と共生するための知識を身につけます。
キャリア教育に関する授業科目として、
「グループワークの技法と実
践:キャリアデザインへの活用」、「キャリアデザイン」
及び佐賀県内での
就職を目指す「佐賀版キャリアデザイン」を開講しますが、
「グループワ
ークの技法と実践」
では、
グループワークの基礎や技法を学ぶとともに実
践することで、就職活動や将来の職場で必要となるコミュニケーション
力やグループを運営する力を養います。また「キャリアデザイン」や「佐
賀版キャリアデザイン」では、県内外からゲストスピーカーを招いて、
様々な職業についての知識、
雇用環境の現状、
働き方についての基礎知識
を身につけ、
自らの職業適性を理解し、
働き方の知識を活用しつつ社会に
おいて活動してゆく自己の将来像を設計する力を修得します。
「チャレンジ・インターンシップ」では、県内企業等と協力し、
「課題
発見と解決に向けてチームが協力して実行する力」を身につけます。
標準的な教育方法 講義を基本としますが、
各授業で必要に応じて適宜、
グループワークによ
る演習を実施します。また、予習・復習、レポート等の提出などの自学自
習をすべての授業科目で課します。
標準的な評価基準 講義ごとの小レポート、
期末レポート、
授業への参加状況等により、
到達
目標の達成度を総合的に評価します。
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース 環境
教育目的 環境・資源・エネルギー等に関する現代的課題を理解し、
市民社会の一
員として環境問題の解決に主体的に取り組むことのできる知識と応用力
を養うことを目的とする。
共通の教育目標 環境・資源・エネルギー等に関する基礎的知識の修得と、
市民社会の一
員として環境問題の解決に取り組むことのできる主体的な行動と応用力
を養うことを目標とする。
標準的な教育方法 講義形式、及び実習・演習・インターンシップ等を併用する。
標準的な評価基準 定期試験と平常点に基づくが、演習や実習を伴うプログラムにおいて
は、
演習・実習への参加状況と発表・レポート等に基づいて総合的な評価
を行う。
プログラムリスト 1. 機械工学と環境
2. 電気電子工学と環境(III、IVのみ開講)
3. エレクトロニクスと環境(I、IIのみ開講)
4. 佐賀の環境
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース 文化と共生
教育目的 本コースの目的は、これからの日本を担う若者に求められる文化に関係
する力――異文化の人と交流や協働をする力、性の違いにこだわらず異
性とも交流し協働する力、ビジネスや学業で芸術的感性や創造を用いる
力、英語以外の外国語としてのドイツ語を学び歴史と文化について深く
考える力、WEB を使って表現する力、陶磁器など地域産業を継承・発展
させる力――を修得し、そして、それを用いて、専門における技術や知
力を社会で活かせるようになることである。
共通の教育目標 異なる文化を知り、交流・協働し、創造する力を養う。
標準的な教育方法 ディスカッション、
個人プロジェクト発表、
グループワーク、
実技、
調査、
学外研修、留学生との交流活動
標準的な評価基準 議論参加、個人あるいはグループ発表の内容、プロジェクトワークの内
容、実技の内容、作品の内容
プログラムリスト 1. 異文化交流*
2. Intercultural Communication**
3. 肥前陶磁器産業体験***
4. ドイツ語とドイツ語圏の歴史・文化****
*「異文化交流」
:各クラスの内容や履修者数制限などの詳細は、
「プログラム紹介」
、さらには、
ライブキャンパスの各科目のシラバスを参照してほしい。英語で提供されるクラスを履修す
る場合は、英語の運用力が求められる。**「Intercultural Communication」
は、
入学時に選択する特定の教育目的を持ったプログラム(「留
学支援英語教育カリキュラム」
)の履修者専用のインターフェース・プログラムである。
*** 「肥前陶磁器産業体験」は、芸術地域デザイン学部芸術表現コースの学生、あるいは、将来、
窯業関連における就職を考えている学生を対象としたプログラムである。 有田への交通費は
受講者の負担である。主な仕事は窯元・商社・研究機関・分業専門工房等の業務補助で、働
くための下準備や清掃を行う。焼き物づくり体験の授業ではないので、安易な気持ちで抽選
に参加しないこと。IとIIは本庄キャンパスで、III(集中講義)とIV(集中講義)は有田キャ
ンパスで開講する。
****「ドイツ語とドイツ語圏の歴史・文化」を履修するためには、基本教養科目「ドイツの言語
と文化」I・II の履修が必修である。
「ドイツの言語と文化」と「ドイツ語とドイツ語圏の歴
史・文化」の内容は連動しており、すべて履修することにより希望者は教育プログラム「ド
イツ語・ドイツ文化プログラム」を修了することができる。
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース 生活と科学
教育目的 人間と科学技術との関係を見つめ直すことにより、科学を基盤とした社
会の持続的発展を思考し、
リスクに対応できる安全な社会・生活の構築を
支えることができる人材を育成する。
共通の教育目標 佐賀大学の学士力の第 2 項として掲げられた「課題発見・解決能力」を
習得するために、現代社会における諸問題を多面的に考察し、その解決
に役立つ情報を収集して分析する能力および、課題解決につながる協調
性と指導力を養う。
また、学士力の第 3 項として掲げられた「個人と社会の持続的発展を支
える力」を習得するために、科学技術を背景として、成熟した市民社会の
形成の担い手となるための知識と姿勢を身に付ける。
標準的な教育方法 本コースは6つのプログラムを開講する。各プログラムは順次性を持っ
た4または2科目で構成し、
社会・生活と科学・技術に関する特定の分野
を体系的に学ぶことができる。
標準的な評価基準 受講状況、講義レポート、定期試験によって評価
プログラムリスト 1.未来を拓く材料の科学
2.エレクトロニクスと生活(III、IVのみ開講)
3.情報技術者キャリアデザイン
4.2年間でできる「がばいベンチャー」の作り方
5.食糧生産の科学(I、IIのみ開講)
6.ライフサイエンス・フードサイエンス(I、IIのみ開講)
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース 人間と社会
教育目的 人間と社会との関係を見つめ直すことにより、広く学術を応用した社会
の持続的発展を探求し、人と社会の間に生じるさまざまな課題に、主体
的・能動的に対応できる人材を育成する。
共通の教育目標 現代の人間がおかれた社会状況から生じる諸々の現象を多面的に扱い、
解決に向けた分析や立案に必要となる知識や技法について学ぶ。
また、分析や立案の実践を通して自らを社会に接続し、創造性豊かな社会の担い
手となるための学問的素養を高める。
標準的な教育方法 本コースは 3 つのプログラムを開講する。各プログラムは順次性を持っ
た 4 科目で構成し、人の行動や社会の動向に関する特定の分野を体系的
に学ぶことができる。
標準的な評価基準 受講状況、講義レポート、定期試験等によって評価する。
プログラムリスト 1.スポーツイベントとボランティアリーダー
2.リサーチ・リテラシー
3.チームビルディングとリーダーシップ
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース 医療福祉と社会
教育目的 医学・看護学の専門科目履修の準備段階として,また,教員を目指す学生
を目指す学生を対象に,医学・看護学・教育・福祉と社会の関わりを考える。
共通の教育目標 今日の社会に内在する環境や食の問題あるいは加速する少子高齢化社会
や多様化・複雑化する子供たちの現状を見据えて,
支援と共生の社会を構
築する担い手となる人材の育成
標準的な教育方法 講義のほかに対話・演習・実験・実技・調査
標準的な評価基準 試験,レポート
プログラムリスト 1. 現代社会と医療 (鍋島開講)
2. 食と健康 (鍋島開講)
3. ライフサイクルからみた医療 (鍋島開講)
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース 地域・佐賀学
教育目的 生活する上で地域との関わりは不可欠であるが、生活と地域との関係を
社会・文化・経済の面から理解することを目的とする。
共通の教育目標 社会・文化・経済の面で地域がどのような特徴を有しているかを、
具体的
な地域を対象に講義することで、地域に根付いた思考ができるようにす
る。
標準的な教育方法 講義のほか調査・レポートなど
標準的な評価基準 試験と調査の報告、レポート
プログラムリスト 1. 佐賀の歴史文化
2. 地域経済と社会
様式3-2
共通シラバス(インターフェース科目)
コース サブスペシャルティ
教育目的 これからの新しい社会を生き抜くために必要な実用的能力を幅広く、実
践や実技を通して習得することを目的とする。
共通の教育目標 各プログラムの分野に関する基礎的知識の修得と、市民社会の一員とし
て必要な実用的能力を養うことを目標とする。
標準的な教育方法 講義及び実習・演習等を併用する。
標準的な評価基準 定期試験と平常点に基づくが、演習や実習を伴うプログラムにおいては、
演習・実習への参加状況と発表・レポート等に基づいて総合的な評価を行
う。
プログラムリスト 1. プログラミング・データサイエンス(III、IVのみ開講)
2. デジタルコンテンツ(III、IVのみ開講)
3. 芸術と社会
4. 実践栽培(III、IVのみ開講)
5. 歴史文化
6. 英語コミュニケーション
7. 佐賀 SDGs グローカルアクション

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