プライムビデオスポーツの公式Xは7日、トヨタアリーナ東京で24日に行われるプロボクシングWBC世界バンタム級王座決定戦を闘う、同級1位の那須川天心(27)=帝拳=と同級2位の井上拓真(29)=大橋=が、試合に向けた心境を語る動画を公開した。
那須川は「『誰から獲るか』っていうのが大事だと思うので。ちゃんと権威のあるベルトじゃないですか? 説得力のあるもの」と強調。「〝シン・ボクシング〟といいますか。革命はここからですよ」と自信ありげだった。
■しかく那須川 天心(なすかわ・てんしん) 1998(平成10)年8月18日生まれ。千葉県松戸市出身。15歳の2014年にキックボクシングでプロデビューし、16年にRIZINで総合格闘技参戦。18年にRISE世界フェザー級王座獲得。22年の武尊戦を最後にプロボクシングに転向、昨年10月にWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座獲得。プロ戦績はボクシング7戦7勝(2KO)、キック42戦42勝(28KO)。
■しかく井上 拓真(いのうえ・たくま) 1995(平成7)年12月26日生まれ。神奈川県座間市出身。小1でボクシングを始め、神奈川・綾瀬西高時代に高校2冠。2013年12月にプロデビューし、18年12月にWBC世界バンタム級暫定王者となったが、翌年に正規王者に敗れた。23年4月にWBA同級王座を獲得。2階級で世界主要4団体王座を統一した井上尚弥は兄。プロ戦績は22戦20勝(5KO)2敗。