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総選挙で初のランクイン 元バレリーナの小林ゆうは「今日も元気です!」

吉本シン新喜劇

はじける笑顔が魅力の小林ゆう。筒井亜由貴とお笑いコンビ「なんでもいいよ!!」を組んでいます

10月18日になんばグランド花月(NGK)で開催される「吉本新喜劇まつり2024〜選ばれし30名の座員たち〜」の出演者を選ぶ「吉本新喜劇座員総選挙2024」は、座長のアキの3連覇で幕を閉じました。今回紹介するのは、総選挙で17位となった若手の元気娘、小林ゆうです。

過去2回の総選挙では、中間発表で30位以内になりながらも最終結果でランク外に。「かすってからのランク外女です」と、悔しい結果も笑いにしていた彼女ですが、今回はやっと念願かないました。まさに三度目の正直です。

小林は4歳からバレエを始め、高校にはバレエ推薦で進学。ロシアにバレエ留学した経験もある本格派です。そんな彼女が、なぜ新喜劇に入団したのでしょうか。「もともとは弟が入りたがっていて、オーディション情報を教えてくれました」。17歳のときに親に内緒でオーディションを受け、「母にバレて、『バレエの道に進むために、どんだけお金かけたと思ってんのや!』って言われました」と明かします。

そんな母親も、入団後は娘が出演する新喜劇を毎回見に来ては、笑って仕事のストレスを発散してくれるようになったそうです。

「今日も元気です!」がキャッチフレーズの小林に憧れの座員を聞くと、「『この人みたいになりたい』はあるけど、なれないので」と言いつつ、「森田まりこ姉さんや酒井藍姉さんみたいに、舞台に出たときに空気を華やかに変えることのできる座員になりたいです」と、ヒマワリのような明るい笑顔で答えてくれました。

今日も元気な小林は、11月13、14の両日、扇町ミュージアムキューブ(大阪市北区)にて舞台「お母さんいません」に出演します。新喜劇とはまた異なる、本格的な芝居に出演するのは初めてという小林の挑戦を、ぜひ見に行ってくださいね。

芸人ライターで吉本新喜劇座員の吉岡友見

総選挙の投票にご協力してくださった皆さま、ありがとうございました。これからも全座員の応援をよろしくお願いいたします!

(吉本新喜劇座員・芸人ライター 吉岡友見)

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