idmap_tdb — SambaのWinbind用idmap_tdbバックエンド
idmap_tdb プラグインは winbindd が SID/uid/gid マッピングテーブル を保存するのに使われるデフォルトのバックエンドである。
idmap_ridのようなリードオンリのバックエンドと比べると、これは、 割り当てを行うバックエンドである。これは、新しいマッピングを作成する ために、新しいユーザーとグループIDを割り当てることが必要となると言う ことである。
バックエンドが権威を持つと規定されている、 uid と gid の利用可能な マッチング範囲を定義する。
以下の例は、既定値のidmapバックエンドとしてどのようにtdbが使われるかを 示す。この設定されたレンジはuidとgidの割り当てに使われる。
[global] # "backend = tdb" is redundant here since it is the default idmap config * : backend = tdb idmap config * : range = 1000000-2000000
オリジナルの Samba ソフトウェアとそれに関連するユーティリティーは、 Andrew Tridgell によって作られた。Samba は現在、Linux カーネル開発と 同様の方法で、Samba Team によりオープンソースプロジェクトとして 開発されている。
このマニュアルページは Samba 3.6.0 - 4.0.14 に対応する。
このドキュメントの Samba 3.2.4 - 4.0.14 対応の翻訳は
堀田 倫英(hotta@net-newbie.com)
太田俊哉(ribbon@samba.gr.jp)
によって行なわれた。