単純X線撮影
中央放射線部
中央放射線部
Central Radiology Department
一般撮影(レントゲン撮影)
一般撮影(レントゲン撮影)
一般撮影とは、X線を利用して画像を得る検査です。1枚の画像に豊富な診断情報を提供できるX線撮影法です。通称レントゲン撮影といわれ、当院には5つの撮影室があり検査内容によって振り分けて撮影を行っています。また、急患センター中毒センターには24時間体制の撮影室が1つあります。
この撮影室では、胸部や腹部をはじめ脊椎や四肢などの骨全般のレントゲン撮影を行います。
この撮影室では、歯科領域のX線撮影を行っています。すべての歯を1枚の画像に写すパノラマ撮影や、見たい歯をピンポイントで撮影するデンタル撮影を行います。
【廊下】
レントゲン 廊下 【レントゲン撮影室】
レントゲン 撮影室この撮影室では、胸部や腹部をはじめ脊椎や四肢などの骨全般のレントゲン撮影を行います。
【歯科撮影室】
歯科 撮影室この撮影室では、歯科領域のX線撮影を行っています。すべての歯を1枚の画像に写すパノラマ撮影や、見たい歯をピンポイントで撮影するデンタル撮影を行います。
東館X線撮影室、CT室
東館X線撮影室、CT室のご紹介
場所について
東館グランドフロアの救急センター・中毒センターと総合診療内科の間にあり、東館の各診療科に隣接して、移動距離も少なく、患者さんの利便性を配慮したX線撮影施設です。 東館X線CT室マップ
東館各階案内図
東館各階案内図
装置のご紹介
東館X線撮影室
東館X線撮影室にはコニカミノルタ社製フラットパネルディテクタ『Aero DR』が使用されています。フラットパネルディテクタ(以下FPD)とは人体を透過したX線を画像化する機器です。特徴として、高画質で被ばくが少なく作業性が良好、ワークフローの生産性が向上し短時間での画像提供が可能となります。過去のX線検査と比較して少ない線量で画像を提供し、画像の確認まで10数秒かかっていたものが1秒で表示され時間が短縮されています。低被曝と待ち時間の短縮を特徴とした新しい機器が設置されたX線撮影室は、東館グランドフロアになります。ご不明な点がありましたらご相談下さい。東館CT室
シーメンス社製64列MDCT装置 SOMATOM Perspectiveが設置されています。ガントリの奥行きが68cmと薄く旧来のものと比較して、圧迫感が少なく、閉所恐怖症の方も検査しやすくなっています。撮影時間も短くなり、胸部CTでは4秒ほどで撮影でき、ほぼ一回の息止めで検査が終了します。息止めが難しい患者さんや、検査台に長時間寝ているのがつらい方でも、少ない苦痛で検査対応が可能です。特殊な撮影
1.長尺撮影
この撮影室には、広範囲撮影が可能な装置があり、頸椎から骨盤までを1枚の画像として撮影することができます。通常生活している姿勢(立位)での撮影が可能で、画像を用いて脊椎の状態を観察・計測することができ、脊椎側弯症の診断などに役立っています。また、股関節から足先までを1枚の画像として撮影する、下肢全長撮影も行うことができます。
この撮影室には、広範囲撮影が可能な装置があり、頸椎から骨盤までを1枚の画像として撮影することができます。通常生活している姿勢(立位)での撮影が可能で、画像を用いて脊椎の状態を観察・計測することができ、脊椎側弯症の診断などに役立っています。また、股関節から足先までを1枚の画像として撮影する、下肢全長撮影も行うことができます。
長尺撮影
2.胸部動態撮影
当院では特定の撮影室で胸部動態撮影を行っています。胸部動態撮影は、通常のレントゲン撮影のような静止画とは異なり、深呼吸や息止めをした時の肺の動きを、コマ撮りした画像を連続表示することで動画を作成し、解析をする検査です。この撮影によって静止画に比べて非常に多くの情報を画像から得ることができます。CTやMRI検査は仰向けに寝た状態で撮影するのに対し、この検査は立位で撮影できるため、日常生活における体勢に近い状態を観察できるというメリットもあります。
当院では特定の撮影室で胸部動態撮影を行っています。胸部動態撮影は、通常のレントゲン撮影のような静止画とは異なり、深呼吸や息止めをした時の肺の動きを、コマ撮りした画像を連続表示することで動画を作成し、解析をする検査です。この撮影によって静止画に比べて非常に多くの情報を画像から得ることができます。CTやMRI検査は仰向けに寝た状態で撮影するのに対し、この検査は立位で撮影できるため、日常生活における体勢に近い状態を観察できるというメリットもあります。
一般撮影における注意事項
撮影範囲に診断の妨げになる物(アクセサリー類、時計、入れ歯、湿布、カイロ、コルセット、サポーター、厚手のプリント、下着、ボタン)を身に着けている場合、取り外すことや、検査着に着替えていただくことがあります。
よくある質問 Q&A
数日前に今回の撮影と同じ部位のレントゲンを撮影したのですが、何度も撮影しても平気なんでしょうか?
単純X線検査で受ける放射線量は少なく、その影響は検知できないほど小さいので健康に影響を及ぼすことはほとんどありません。
また、数日以上間隔をあけて行う場合には、健康影響の蓄積は小さく、無視できると考えられます。
また、数日以上間隔をあけて行う場合には、健康影響の蓄積は小さく、無視できると考えられます。
妊娠中に検査を受けても平気でしょうか?
検査後に妊娠がわかった場合、おなかの子への影響はありますか?
検査後に妊娠がわかった場合、おなかの子への影響はありますか?
通常、検査で使用する放射線量では障害が起きる可能性がある線量(しきい値)を超えることはないので、心配はありません。
小さい子供が何度もレントゲン検査を受けても大丈夫でしょうか?
小さいお子様は大人に比べ、放射線の影響を受けやすいといわれておりますが、放射線を当てる範囲をできる限り小さくして撮影を行っています。
また、使用する放射線量は、放射線の確定的影響を考慮しても、しきい値を超えることはありません。
また、使用する放射線量は、放射線の確定的影響を考慮しても、しきい値を超えることはありません。
入院中、毎日レントゲンを撮っても平気でしょうか?
手術後や状態の悪い場合などに毎日、もしくは1日おきに撮影を行うことがあります。
レントゲン撮影は、治療方針の決定や様態の把握という意味で、必要不可欠な情報となり、被ばくというデメリットを大きく上回っています。
また、通常検査で受ける放射線量で、しきい値を超えることはないので、心配はありません。
レントゲン撮影は、治療方針の決定や様態の把握という意味で、必要不可欠な情報となり、被ばくというデメリットを大きく上回っています。
また、通常検査で受ける放射線量で、しきい値を超えることはないので、心配はありません。