佐賀大学医学系研究科
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7.医学系研究科
(1)医学系研究科の教育目的と特徴 ・・・・・・・・ 7-2
(2)「教育の水準」の分析 ・・・・・・・・・・ 7-3
分析項目I 教育活動の状況 ・・・・・・・・ 7-3
分析項目II 教育成果の状況 ・・・・・・・・ 7-11
【参考】データ分析集 指標一覧 ・・・・・・ 7-13
佐賀大学医学系研究科
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(1)医学系研究科の教育目的と特徴
1. 医学系研究科の基本理念(基本方針)
佐賀大学大学院医学系研究科は、医師・看護師に加えて、地域包括医療を担う
様々な領域の専門職者を育成する高度専門教育課程として整備され 2003 年 10 月
1日に旧佐賀大学と統合し、
2004 年4月1日からの法人化により国立大学法人佐
賀大学大学院医学系研究科となり、
現在に至っている。
基本理念は以下のとおり。
佐賀大学大学院医学系研究科は、医学・医療の専門分野において、社会の要請
に応えうる研究者及び高度専門職者を育成し、学術研究を遂行することにより、
医学・医療の発展と地域包括医療の向上に寄与する。
2. 医学系研究科の目的・目標
医学・医療の領域において、自立して独創的研究活動を遂行するのに必要な高
度な研究能力と、その基礎となる豊かな学識と優れた技術を有し、教育・研究・
医療の各分野で指導的役割を担う人材を育成している。このことは、佐賀大学中
長期ビジョン 2008〜2015(教育)前文に掲げる「21 世紀における知的基盤社会を
支える豊かな教養と専門性を兼ね備えた市民を育成する。」に基づくものである。
3. 教育の特徴
次の「教育方針」を掲げ、高度専門職業人あるいは研究者に必要な十分な専門
知識と、自立して研究を実行できる能力等を養うことを目的とした育成する人材
像に沿った体系的かつ柔軟な教育課程・カリキュラムの編成と改善に努めている。
(1) 育成する人材像ごとに「基礎医学コース」、「臨床医学コース」、「総合支
援医科学コース」に沿って、学生ごとの履修カリキュラムを設計し、それぞれ
の専門的知識・技術と研究・実践能力並びに関連分野の教育を行う。
(2) 各コースにおいて、自立して研究を行うのに必要な実験デザインなどの研究
手法や研究遂行能力を身につけるための実践的教育を必修科目として行う。
(3) 医学・生命科学研究者や医療専門職者として必要な倫理観やコミュニケーシ
ョン能力などの基礎的な素養並びに各自の専門性を深めるための授業を共通必
修選択科目として行う。
(4) 国内外の学会・研究会等に積極的に参加させ、幅広い視野と成果を発信する
能力を育てる。
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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(2)「教育の水準」の分析
分析項目I 教育活動の状況
<必須記載項目1 学位授与方針>
【基本的な記載事項】
・ 公表された学位授与方針 (別添資料 7507-i1-1〜2)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
(特になし)
<必須記載項目2 教育課程方針>
【基本的な記載事項】
・ 公表された教育課程方針(別添資料)7507-i1-1〜2(再掲)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
(特になし)
<必須記載項目3 教育課程の編成、授業科目の内容>
【基本的な記載事項】
・ 体系性が確認できる資料(別添資料 7507-i3-1〜5)
・ 自己点検・評価において体系性や水準に関する検証状況が確認できる資料
(別添資料 7507-i3-6)
・ 研究指導、学位論文(特定課題研究の成果を含む。)指導体制が確認できる
資料(別添資料 7507-i3-7〜10)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
しろまる 九州 12 大学、地域のがん拠点病院及び緩和ケア専門病院等が連動し、九州に
おけるがん医療の質の高い均てん化の強化を図ることを目的とした「九州がんプ
ロフェッショナル養成プラン」「九州がんプロフェッショナル基盤推進プラン」
に伴い、博士課程の学位とともに日本臨床腫瘍学会の認定資格「がん薬物療法専
門医」の取得等を目指す「統合的地域がん治療専門医育成コース」を設置してい
る。[3.2]
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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しろまる 学生が受講する授業科目について、
その学問分野と水準を容易に確認して主体
的に学ぶことを支援するとともに、教育組織による学問分野と水準に基づいた教
育カリキュラムの体系性や順次性の検証・改善に資するため、2016 年度からコー
スナンバリング制度を導入し、全学的見地から教育課程の体系性と水準を点検し
ている。(別添資料 7507-i3-11〜13)[3.1]
<必須記載項目4 授業形態、学習指導法>
【基本的な記載事項】
・ 1年間の授業を行う期間が確認できる資料(別添資料 7507-i4-1)
・ シラバスの全件、全項目が確認できる資料、学生便覧等関係資料
(別添資料 7507-i4-2〜3)
・ 協定等に基づく留学期間別日本人留学生数 (別添資料 7507-i4-4)
・ インターンシップの実施状況が確認できる資料(別添資料 7507-i4-5)
・ 指標番号5、9〜10(データ分析集)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 社会人学生に対しては教育方法の特例を適用し、柔軟な授業形態による履修が
可能なように配慮している。必要に応じて 17 時 30 分以後の授業開講やビデオ録
画による学習(大学院講義室に自動ビデオ記録装置を設置して授業内容を記録し
たDVDの貸出し)などを実施している。 [4.1]
〇 学生ごとに主指導教員と副指導教員 1 人を置き、必要に応じて副指導教員を加
えることができる体制で、入学時に指導教員と学生が相談の上、個別の履修計画
及び研究計画を策定し、学生のニーズに即して少人数の対話・討論型教育及び個
別指導に重点を置いた学習並びに研究指導を行っている。[4.1]
〇 2018 年8月、
佐賀大学と佐賀県医療センター好生館ライフサイエンス研究所(以降好生館ライフサイエンス研究所)と連携大学院協定を締結した。これは、医学
系研究科における教育研究活動の一層の充実と研究所の研究活動の推進及びその
成果の普及を促進することを目的としたものである。好生館ライフサイエンス研
究所は 2014 年6月に臨床を見据えた医学研究を行う場として佐賀県医療センター
好生館内に設立され、
疾患疫学研究部、
疾患遺伝子研究部、
疾患ゲノムセンター、
臨床試験推進部の4部門から成る。この連携協定により本研究科では、2018 年 10
月から好生館ライフサイエンス研究所所属の研究者を客員教員(客員教授)とし
て迎え、本学大学院生は好生館ライフサイエンス研究所にて研究指導を受けると
ともに、大学にて同研究所の客員教員による特別講義等を受講することができる
ようになった。(別添資料 7507-i4-6〜7) [4.1]
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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〇 すべての大学院生に対し、一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)提供
の研究倫理教育eラーニング受講を義務付けており、
受講率は 100%である。
[4.5]
<必須記載項目5 履修指導、支援>
【基本的な記載事項】
・ 履修指導の実施状況が確認できる資料(別添資料 7507-i5-1)
・ 学習相談の実施状況が確認できる資料(別添資料 7507-i5-2)
・ 社会的・職業的自立を図るために必要な能力を培う取組が確認できる資料
(別添資料 7507-i5-3)
・ 履修上特別な支援を要する学生等に対する学習支援の状況が確認できる資料
(別添資料 7507-i5-4)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 研究実習や医療現場での実習を重視し、新しい事柄の発見や問題解決を行うた
めの能力と技術を身につけさせるという教育課程の趣旨に沿って、指導教員によ
る個別研究指導を基本方針としている。学生ごとに主指導教員と副指導教員1人
を置き、必要に応じて副指導教員を加えることができる体制で、入学時に指導教
員と学生が相談の上、個別の履修計画及び研究計画を策定し、学生のニーズに即
して少人数の対話・討論型教育及び個別指導に重点を置いた学習並びに研究指導
を行っている。また、研究実施経過・実績の状況は、学生ごとに研究指導計画書
を兼ねた研究実施経過報告書を毎年度の始めと終わりに提出、進捗状況及び成果
を、研究科運営委員会及びコースチェアパーソンが点検する体制を確立してい
る。[5.1]
〇 幅広い研究の展開を目的として、他の大学院又は研究所等(外国の大学院又は
研究所等を含む。)において必要な研究指導を受けることも認めている。[5.1]
〇 博士課程医科学専攻では3年次の7月下旬に論文研究中間発表審査会を公開
で開催し、複数の研究科教員が審査員となって研究の進捗状況確認と助言を行
い、論文完成に向けた指導を行っている。[5.1]
<必須記載項目6 成績評価>
【基本的な記載事項】
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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・ 成績評価基準(別添資料 7507-i6-1〜2)
・ 成績評価の分布表(別添資料 7507-i6-3)
・ 学生からの成績評価に関する申立ての手続きや学生への周知等が明示されて
いる資料(別添資料 7507-i6-4)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 必修科目「基礎医学研究法、臨床医学研究法、総合支援医科学研究法」では、
論文研究中間発表審査会による評価を実施している。審査会では「基礎医学コー
ス」「臨床医学コース」「総合支援医科学コース」の各コースごとに、関連教員
とコース学生が一堂に会し、論文作成に向けての様々な観点による討論・助言を
行う。3年次の学生が各自の論文研究の進め方や進捗状況について発表を行い、
1・2年次の学生は質疑討論に参加する。審査は、コースチェアパーソンを含む
3人の審査員により、コース「研究法」の学習成果について、下記の審査表によ
り5段階評価を行う。[6.1]
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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〇 教育研究の学修時間を保証するために、
教育研究を研究科目として単位化する
とともに、教育研究指導を充実させ、教育研究のルーブリックによる学修評価を
2018 年度から導入した。[6.1]
<必須記載項目7 卒業(修了)判定>
【基本的な記載事項】
・卒業又は修了の要件を定めた規定(別添資料 7506-i7-1〜3)
・卒業又は修了判定に関する教授会等の審議及び学長など組織的な関わり方を含め
て卒業(修了)判定の手順が確認できる資料(別添資料 7507-i7-4〜6)
・学位論文の審査に係る手続き及び評価の基準(別添資料 7507-i3-8〜10)(再掲)
・修了判定に関する教授会等の審議及び学長など組織的な関わり方が確認できる資
料(別添資料 7507-i7-7)
・学位論文の審査体制、審査員の選考方法が確認できる資料(別添資料)7507-i7-6
(再掲)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 学位論文の審査及び最終試験については、研究科委員会における学位論文提出
の資格要件審査及び提出論文の要件審査を経て、研究科の教員の中から3人(主査
1人、副査2人)の学位論文審査員を選出、その審査員組織によって公開審査及び
最終試験を行う体制が整備されている。その結果は、
「学位論文審査及び最終試験
の結果の要旨」として研究科委員会に提出され、学位授与の可否を研究科委員会委
員による投票で決定している。[7.1]
<必須記載項目8 学生の受入>
【基本的な記載事項】
・ 学生受入方針が確認できる資料(別添資料 7507-i8-1)
・ 入学者選抜確定志願状況における志願倍率(文部科学省公表)
・ 入学定員充足率(別添資料 7507-i8-2)
・ 指標番号1〜3、6〜7(データ分析集)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 アドミッション・ポリシーに沿った学生を選抜するとともに、社会人学生に対
する配慮を加味して、一般入試並びに社会人特別入試を実施している。また、入
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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学時期についても、4月のみならず秋季入学も導入している [8.1]
〇 医学部及び医学系研究科では学部独自の「医学部学術国際交流基金」により、
私費外国人留学生学等助成事業を実施している。毎年公募し、医学部総務委員会
において支援を決定している。これまで、中国などからの私費外国人留学生に対
して、毎月数万円の奨学金助成を実施している。(別添資料 7507-i8-3) [8.1]
私費外国人留学生
年度 専攻名 人数 奨学金計
2016 博士課程医科学専攻 3名 900、000 円
(@30、000 円/月)
2017 博士課程医科学専攻 2名 720、000 円
(@30、000 円/月)
修士課程医科学専攻 1名 180、000 円
(@30、000 円/月)
2019 博士課程医科学専攻 2名 720、000 円
(@30、000 円/月)
<選択記載項目A 教育の国際性>
【基本的な記載事項】
・ 協定等に基づく留学期間別日本人留学生数(別添資料 7507-i4-4) (再掲)
・ 指標番号3、5(データ分析集)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 医学部及び医学系研究科では独自の「学術国際交流基金」により、国外派遣者
助成事業を実施、その中で大学院生の海外学会参加のための渡航費用等支援を行
っている。毎年医学部内で公募し、応募された事業の中から、医学部総務委員会
において支援者を決定している。これまで、「The American Society of Human
Genetics Annual Meeting(米国)」や「アジア・アメリカ系太平洋島民の看護
研究学術集会(米国)」などの学会へ参加する大学院生の海外渡航費用等を支援
してきた。[8.1]
〇 選択必修科目として「アカデミックスピーキング」
「アカデミックライティン
グ」を開設している。「アカデミックスピーキング」では、英語でのプレゼンテ
ーションを行う際のパフォーマンス向上、学生の英語知識の活性化により、国際
会議等への参加を支援することを目的として、CD教材を用いた"shadowing"の
トレーニング等を提供している。また、「アカデミックライティング」では、医
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科学分野の論文を英語で書く際に必要な最低限の語彙を修得し、各種専門分野の
実験手技、研究デザイン等に関する定型的表現ができること、並びに reading に
関する能力の修得と向上を目標として、日本語論文の要約(日本語と英語)や英
語論文の英語での要約などを実施している。[8.1]
〇 医学部及び医学系研究科では学部独自の「医学部学術国際交流基金」により、
私費外国人留学生学等助成事業を実施している。毎年公募し、医学部総務委員会
において支援を決定している。これまで、中国などからの私費外国人留学生に対
して、毎月数万円の奨学金助成を実施している。[8.1]
私費外国人留学生
年度 専攻名 人数 奨学金計
2016 博士課程医科学専攻 3名 900、000 円
(@30、000 円/月)
2017 博士課程医科学専攻 2名 720、000 円
(@30、000 円/月)
修士課程医科学専攻 1名 180、000 円
(@30、000 円/月)
2019 博士課程医科学専攻 2名 720、000 円
(@30、000 円/月)
<選択記載項目B 地域・附属病院との連携による教育活動>
【基本的な記載事項】
(特になし)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 2018 年8月、
佐賀大学と好生館ライフサイエンス研究所と連携大学院協定を締
結した。これは、医学系研究科における教育研究活動の一層の充実と研究所の研
究活動の推進及びその成果の普及を促進することを目的としたものである。好生
館ライフサイエンス研究所は 2014 年6月に臨床を見据えた医学研究を行う場と
して好生館内に設立され、疾患疫学研究部、疾患遺伝子研究部、疾患ゲノムセン
ター、
臨床試験推進部の4部門から成る。
この連携協定により本研究科では、2018年 10 月から好生館ライフサイエンス研究所所属の研究者を客員教員(客員教授)
として迎え、本学大学院生は好生館ライフサイエンス研究所にて研究指導を受け
るとともに、大学にて同研究所の客員教員による特別講義等を受講することがで
きるようになり、
教育面での連携も可能になった。
(別添資料 7507-i4-6〜7)(再掲) [B.1]
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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<選択記載項目C 教育の質の保証・向上>
【基本的な記載事項】
(特になし)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 学部と連携して教員の教育力向上のために、簡易版ティーチング・ポートフォ
リオ(TP)の更新率 100%を維持し、それを利用した教育改善FD活動を活発
化させるとともに、標準版ティーチング・ポートフォリオの作成・更新率を全授
業担当教員数の 15%以上とすること、また、新規採用の教員における教育業績評
価に活用することとした。[C.1]
〇 2016 年より教員の異動に伴う新規着任教員を対象としたTPミニWSを学部
と連携して計 23 回実施、作成率 100%となった。[C.1]
〇 2016 年9月以降実施する教員公募において、
教育業績評価に標準版ティーチン
グ・ポートフォリオを活用することを明記するようにした。[C.1]
佐賀大学医学系研究科 教育成果の状況
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分析項目II 教育成果の状況
<必須記載項目1 卒業(修了)率、資格取得等>
【基本的な記載事項】
・ 標準修業年限内卒業(修了)×ばつ1.5」年内卒業(修了)率
(別添資料 7507-ii1-1)
・ 博士の学位授与数(課程博士のみ)(入力データ集)
・ 指標番号 14〜20(データ分析集)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 優れた研究論文を発表した学生に、今後の更なる研究の発展を期待し、「優秀
論文賞」を設け表彰している。審査対象は国際的に評価の定まっている欧文学術誌
に発表された論文とし、
研究科運営委員会から選出された委員により審査しており、
毎年3〜4編の優秀論文を選んでいる。(別添資料 7507-ii1-2)[1.3]
<必須記載項目2 就職、進学>
【基本的な記載事項】
・ 指標番号 21〜24(データ分析集)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 博士課程の修了者は大部分が就職するが、大学教員等の教育研究職専門性を高
めた医師として活躍している。博士課程の修了者のうち、約3割が教員として教
育及び研究活動を継続している。
進学率=進学者/修了者数、 就職率=就職者数/(修了者数-進学者数-不祥者数)
年度修了者数進学者数就職者数
就職先別内訳不祥者数
進学率 就職率
教員 医療職 企業
等専
門・
技術職大学
助手等他教
育機関医師
看護
師等
医療
技術者他保
健医
療職
2018 26 0 26 4 1 17 0 1 3 0 0 0% 100%
2017 22 0 22 6 1 14 1 0 0 0 0 0% 100%
2016 17 0 15 8 0 5 1 1 0 0 2 0% 100%
佐賀大学医学系研究科 教育活動の状況
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<選択記載項目A 卒業(修了)時の学生からの意見聴取>
【基本的な記載事項】
・ 学生からの意見聴取の概要及びその結果が確認できる資料
(別添資料 7507-iiA-1〜2)
【第3期中期目標期間に係る特記事項】
〇 学部の授業と同様に「学生による授業評価」を各授業科目の終了時に行い、学
生が感じた各教科の重要性の程度や授業の満足度等を調査している。2018 年度に
実施した授業評価の集計結果では、各授業科目に対する学生自身の自己評価(「自
己学習」、「理解」の程度)は全体的に高く、実質的な学習と学習成果の高さの表
れと解釈できる。
また、
授業内容等に関する評価では、
学生が感じた授業科目の
「重
要性の程度」や「興味の程度」
の評価が高く、
さらに総合的満足度も高いことから、
教育の効果並びに学習成果が上がっていると判断できる。[A.1]
〇 修了者に対して、大学院教育課程における教育の成果や効果に関するアンケー
ト調査を実施し、教育目標達成の程度を調査した結果では、研究科の教育目標に対
して高い達成状況を示す評価になっており、医学系研究科が意図する教育・学習の
効果が上がっていると考えられる。[A.1]
佐賀大学医学系研究科
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【参考】データ分析集 指標一覧
(注記) 部分の指標(指標番号8、12〜13)については、国立大学全体の指標のため、
学部・研究科等ごとの現況調査表の指標には活用しません。
区分
指標
番号
データ・指標 指標の計算式
1 女性学生の割合 女性学生数/学生数
2 社会人学生の割合 社会人学生数/学生数
3 留学生の割合 留学生数/学生数4正規課程学生に対する
科目等履修生等の比率
科目等履修生等数/学生数
5 海外派遣率 海外派遣学生数/学生数
6 受験者倍率 受験者数/募集人員
7 入学定員充足率 入学者数/入学定員
8 学部生に対する大学院生の比率 大学院生総数/学部学生総数
9 専任教員あたりの学生数 学生数/専任教員数
10 専任教員に占める女性専任教員の割合 女性専任教員数/専任教員数
11 本務教員あたりの研究員数 研究員数/本務教員数
12 本務教員総数あたり職員総数 職員総数/本務教員総数13本務教員総数あたり職員総数
(常勤、常勤以外別)
職員総数(常勤)/本務教員総数
職員総数(常勤以外)/本務教員総数
14 留年率 留年者数/学生数
15 退学率 退学者・除籍者数/学生数
16 休学率 休学者数/学生数
17 ×ばつ1.5年以内での卒業・修了者
数/卒業・修了者数
19 受験者数に対する資格取得率 合格者数/受験者数
20 卒業・修了者数に対する資格取得率 合格者数/卒業・修了者数
21 進学率 進学者数/卒業・修了者数
22 卒業・修了者に占める就職者の割合 就職者数/卒業・修了者数
23 職業別就職率 職業区分別就職者数/就職者数合計
24 産業別就職率 産業区分別就職者数/就職者数合計
4.卒業後の進路
データ
2.教職員データ
3.進級・卒業
データ
1.学生入学・在籍
状況データ

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