資格・進路

資格

当科で取得できる資格は、児童指導員、児童福祉司、知的障害者福祉司、社会福祉主事です。
全カリキュラムの修了をもって取得可能です。なおいずれも任用資格(注記)1であり資格取得のための試験はありません。

〇 児童指導員
仕事内容:児童福祉施設等の支援員として、子どもたちの日々の生活のサポートを行います。
活躍の場:児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、
児童心理治療施設 など
根拠法等:児童福祉法第45条、児童福祉施設最低基準第43条

〇児童福祉司
仕事内容:児童相談所のケースワーカーとして、児童の保護や養育相談、専門的指導を行います。
活躍の場:児童相談所
根拠法等:
児童福祉法第13条

〇知的障害者福祉司
仕事内容:都道府県や市町村が設置する知的障害者更生相談所または福祉事務所で相談業務を行います。
知的障害で社会生活等に困っている人に対して、情報提供や自立支援を行います。
活躍の場:知的障害者更生相談所、福祉事務所
根拠法等:知的障害者福祉法第13条

〇社会福祉主事
仕事内容:主に都道府県、市町村の福祉事務所等で、社会生活が困難な方に対する相談支援を行います。
活躍の場:
福祉事務所、社会福祉協議会、福祉施設/団体 など
根拠法等:社会福祉法第18・19条

(注記)1 任用資格:特定の職業または職位に任命するための資格であり、当該職務に任用・任命されて初めて効力を発揮する資格。


卒業後の進路・就職

児童指導員科は就職率100%!!

当科の卒業生は、全国の各関係機関・施設から”即戦力”として高い評価を受けています。
当科開設以来、卒業生の就職率100%であり、これは児童指導員科の揺るがない伝統です。

当科の卒業生の就職先は多岐に渡ります。
近年(令和元年度以降の実績)では、都道府県や市町村等の福祉行政分野への就職が全体の6割を占めており、なかでも児童相談所や子ども家庭センター等の児童福祉行政が多くなっています。
次に多いのが、児童福祉分野となっており、障害児入所施設や障害児通所施設(児童発達支援センター・放課後等デイサービス)、障害者施設、就労支援施設、子育て支援(児童館等)など、児童や家族を支える多様な実践の場で活躍しています。
その他、障害者入所施設や就労支援施設、教育現場に進む卒業生もおり、また、専門性をさらに高めるために大学院へ進学するケースもあります。

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