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ホーム > 就職お役立ち情報 > 座談会・統計で見るやまなしの生活 > 2021年11月14日開催 山梨県出身Uターン就職内定者との座談会レポート

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やまなし就職支援イベント@オンライン

第1弾『山梨県出身Uターン就職内定者との座談会』を開催しました。

2021年11月14日、Uターン就職を考えている大学3年生に向けてオンラインで開催しました。Uターンで県内企業等に内定している大学4年生5名によるパネルトークの様子をお伝えします。

[画像:R3内定者との座談会タイトル+写真]

パネリスト紹介

Aさん 総合種苗メーカー内定 Bさん 精密機器メーカー内定
Cさん 金融機関内定 Dさん 情報通信会社内定
Eさん 山梨県庁内定

Uターン就職しようと思ったきっかけを教えてください。

Aさん 東京で暮らしてみて、改めて山梨の自然豊かなところや、水やフルーツがおいしいところなどを魅力に感じ、もう一度山梨で暮らしたいと思ったからです。

B[画像:04_naiteisha_D]さん 元々は都内での就職を考えていましたが、新型コロナウイルスのまん延により、地元で就職しようという気持ちが強くなりました。感染者が多い東京で仕事をすることはリスクが高く怖いと感じていましたが、山梨は東京ほど感染者が多くなかったので、東京より安全と思いました。また、東京で就職をしたとしても在宅勤務となってしまうので、山梨であれば落ち着いて通勤もできるのではないかと考えました。

Cさん 帰省した時に、山梨の良さや人の温かさを改めて感じたことや、家族と一緒に暮らしながら住み慣れた場所で就職できたらいいなと思い、山梨での就職を決めました。

Dさん 就職活動の最初の頃は県外での就職を考えていましたが、就活を進めていく中で、地元の山梨に貢献したかったことと、地方創生にも取り組みたいというのもあり、山梨で就職したいと思いました。また、家族や友人がいることや、将来家族に何かあったときにも、地元にいるからこそ助けられることがあると思い、Uターン就職を決めました。

Eさん 大学進学の時には、山梨に戻って就職したいと漠然と考えていました。一人暮らしをしながら就職することの展望がもてなかったことと、山梨には知り合いが多くいること、コロナの影響で山梨にいる時間も思ったより長く取れたことで、やはり山梨はいいなと思い、Uターン就職することに決めました。

昨年2月末までの就活に向けた取組について教えてください。

Aさん 幅広に様々な業種や会社を見ることを意識して、説明会やインターンシップに多く参加しました。インターンシップには他業界で5社参加し、説明会は何十社も参加し、興味がある会社の説明会には最大7回参加し、会社との間にギャップがないかを何度も確認しました。同時にSPI対策や自己PRなど、面接で基本とされる質問の対策も同時に行っていました。

[画像:02_naiteisha_E]Bさん 3年生の夏頃から大学開催の就職イベントや講座に参加し始め、就職活動の流れを本格的に学んでから、自己分析や自分の強みなどを友達に聞いたりして、情報収集をしながらその時にできることをしていました。インターンシップにも参加し、その会社が取り扱っている製品や仕事内容や会社の雰囲気を知るようにして、情報収集に努めていました。

Cさん 就職活動を意識し始めたのが割と遅かったので、焦りながらやっていました。体育会系の部活動をやっているため夏休みにインターンシップに参加できませんでしたが、その分企業のことを調べたり、業界研究や自己分析を中心に、家でできることやセミナーもオンラインを中心に参加していました。初めてインターンシップに参加したのは1月に入ってからでした。

Dさん 3年生の夏休み明けぐらいから就活を意識するようになりました。正直その頃はやりたいことがなかったので、友達が始めている流れで、民間のインターンシップやセミナーに参加し、本格的に就活を始めたのは12月でした。3年生の夏から2月末にかけては、割と迷走していました。

Eさん 公務員を中心に考えていたので、3年生の時期は勉強をしていました。行政系のインターンシップがほとんどなかったので、業務説明会などに積極的に参加するように心がけ、同時に自己分析も行い、年が明けたあたりから民間も少し検討をしていました。

昨年の3月以降の取組について教えてください。コロナウイルス感染拡大による影響なども教えてください。

Aさん この頃には志望企業が決まっていたので、志望企業のみの説明会に参加していました。エントリー数は9社で、受けた会社は6社とかなり少ない方だと思います。内定先企業から内定をいただいた時期が早かったので、面接を受けたのは4社で、一次、二次面接はウェブ面接も経験しましたが、最終面接はどの会社も対面で行われています。面接対策としては、やまなし暮らし支援センターや学校のキャリアセンターを利用していました。

Bさん 合同説明会に参加しつつ、企業で解禁した情報をまずはしっかり押さえ[画像:02_naiteisha_A]ることをしていました。会社説明会に参加しないと、ESや面接に進めないことがあるので、会社説明会には参加するようにしていました。ESを通過しないと面接までこぎつけることができないので、用意していた自己分析をもとにしながらESを作成、添削を欠かさずに行っていました。また面接練習は、大学の就職課や地元のジョブカフェ、友達とも常に練習をしていました。面接は、山梨はコロナの影響がすごくあったというわけではないので、対面で面接をしていました。

Cさん 合同説明会が本格化したということもあり、山梨県で実施された就職フェアには、帰省して積極的に参加しました。大学のキャリアセンターや、やまなし暮らし支援センターでの面談を通して、自分がしたいことや就職活動の方向性を明確にしていくような活動も行っていました。

Dさん 2月までは就職活動の方向性が決まっていませんでしたが、自分の中でリセットして考え直し、IT企業に絞り、山梨や近県の企業に重点を置きました。12〜13社程度応募し、選考は県外はほぼオンラインでしたが山梨は対面が多く、選考の期間は1ヶ月から1ヶ月半程度の企業が多かったです。企業研究は、主にマイナビで情報収集し、ESの準備は自分でやりながら、第一志望の企業はやまなし暮らし支援センターで添削してもらっていました。SPI対策は本で勉強し、面接練習は大学のキャリアセンターで行っていました。

Eさん 民間企業の合同説明会にオンライン、対面問わず参加し、興味を持った企業には、個別の説明会も参加しました。公務員と民間企業でそれぞれ三つずつ採用の選考に臨み、民間企業では、選考がオンラインだけの会社も対面で直接だけの会社も、両方の会社もそれぞれ経験しました。

就職先を選んだ決め手を教えてください。

[画像:02_naiteisha_C]Aさん 理由は三つあります。一つ目が、花や植物が好きなこと。二つ目は、大学で学んだ知識を生かせる仕事ができると思ったこと。三つ目はインターンシップや説明会を通して会社の温かい雰囲気であったり人の良さを感じていて、この会社の社員と一緒に働きたいと思ったからです。

Bさん コロナの影響で地元であるということがまず一番大きいです。また、留学を経験しているので、英語を使って仕事ができる分野があるのも決め手となりました。

Cさん 山梨で働くことができ、安定している企業というところがまず一つあります。銀行は固いイメージや仕事が大変だと思っていましたが、説明会や面接を通してそのイメージが払拭されたことが大きかったです。また、自分の軸とも合っていて、やりがいを感じながら働けそうだと感じたからです。

Dさん 一つは、山梨のIT企業の中では大手で安定性があったことと、業界の将来性も含めて決めました。あとは実際に参加した座談会や、会社説明会時の会社の雰囲気や人の良さに惹かれたのが一番大きかったと思います。

やまなし暮らし支援センターはどのように活用していましたか。

Aさん 就職活動で不安なことを相談したり、面接の練習や書類の添削、筆記試験の対策をしてもらいました。自分の興味のある業界の企業紹介などもしてもらいました。

Bさん 私は二次面接の練習と、受ける会社の募集要項など情報を提供してもらっていました。

Cさん 就活全般でお世話になり、悩んでいることを全て相談したり山梨の企業情報や就職イベントの紹介をしてもらいました。また、学チカや自己PRの添削、面接の練習をしてもらいました。

Dさん 就活状況の相談や、ESなどの書類の添削を一番やっていただきました。また、面接対策で企業ごとの過去の質問も教えてもらい、志望業界が決まった時には企業紹介もしてもらいました。

Eさん 自己分析や面接の練習、ESの添削など、就活全般でお世話になりました。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

Aさん 就職活動が成功するか否かは事前準備が一番大事だと思っています。SPI対策や筆記試験などは前から対策できることですし、面接も事前に何を聞かれるか予想しながら挑めば自分の努力次第で結果が変わると思うので、万全の対策をして自信をもって本番に挑んで欲しいと思います。皆さんの健闘をお祈りしております。

Bさん 私からは三点あります。一点目は、ESを書くための基盤にもなるので、[画像:02_naiteisha_B]就職課や友達などに相談しながら早い段階から自己分析を進めておくべきだと思います。二点目は、早い段階でインターンシップへの参加などで企業の情報を得られるところから得ていくということ。会社が求める人材のリサーチをすることも大事です。三点目は、周囲に内定が出始めると焦ってしまうと思いますが、自分のペースで納得のいくまで自分の軸をしっかり持って、就職活動を進めていただきたいです。

Cさん 自己分析に時間をかけて、本当に自分が何をしたいのか、何が合っているのかを早めに知ることがとても大事だと思いました。また、周りの状況を見て焦らないこと、実際に見たり聞いたりすることは自分にとってプラスになるので、早いうちから積極的に行動して欲しいと思います。

Dさん 私からは三つアドバイスがあります。一つ目は、就活当初は将来やりたいことがなかったので、実際に今就職活動をしようとしてる人で何もやりたいことがないという方は、色々な業界のインターンシップに参加した方がいいと思います。私は参加しなかったので後悔しました。二つ目として、就活準備は早いうちからやっておいたほうがいいです。特にESのテンプレートの作成やSPIの勉強は今からでもやっておいて損はないと思います。三つ目に、就活を進めるにあたって、ある程度業界や職種を絞っておいたほうが業界研究やESの手間が省けるので、過去を振り返ってみてちょっとした興味でも何か仕事に繋がるものがあれば、そういったきっかけも大事にするのがいいと思います。

Eさん 私も三点あります。一点目は、早く取り組むことです。自己分析や面接の話のネタなどでも早く考えておくことで後々楽になるので、早めに取り組んだほうがいいです。二つ目が情報収集です。企業を知るということもそうですが、自分の経験上、ニュースや新聞で時事問題にも多少触れておくといいと思います。三点目が焦らないということです。特に公務員志望者は、遅くまで就活が続くので、周りが終わっても自分は最後まで目標に向かって取り組むということが大切だなと思います。

用語の解説

ES:エントリーシートの略(求人への応募の際に必要な書類)

学チカ:学生時代力をいれたことの略

SPI:総合適性検査の略(多くの企業が採用活動の試験で活用)


お問い合わせ先

所属課室:山梨県多様性社会・人材活躍推進局労政人材育成課

〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1

電話番号:055(223)1561

ファックス番号:055(223)1564

メールアドレス:rosei-jin@pref.yamanashi.lg.jp

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