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所在地 西八代郡市川三郷町市川大門2603
代表者 代表取締役社長 村松 道哉
従業員 320名(2020年1月現在)
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研究開発部 研究開発課 課長/2000年入社/茨城県出身
弊社は、祝儀袋や封筒等の文具紙製品を扱う紙製品事業と、食品用フィルムパッケージや機能性フィルム包材を扱う化成品事業を展開しています。研究開発部では、樹脂フィルム・シートに何らかの機能を付加することで新たな製品を生み出すというミッションに挑んでおります。主力商品の一つである導電性シートは、半導体やカメラ、液晶パネルといった電子部品を運搬するための静電気防止トレイに使用されています。
電子部品は非常にデリケートで、微細な静電気が故障や破損の原因になるため、工程間での受け渡しから海外輸送に至るまで、電子部品の搬送には静電気防止トレイが不可欠です。
弊社は、早い段階からこの分野に着目し、樹脂フィルム・シートに、独自開発した電気が流れるインキを印刷するという手法を用いて、トレイの材料となる導電性シートを開発してきました。
当社の技術により、それまで射出成型によって作製されていた静電気防止トレイを、真空成型で製造することが可能となり、電子機器のコスト削減にもつながりました。
通常、静電気防止シートには、通電性のある粒状のカーボン(=炭素)を使用されることが多いのですが、それでは多くの炭素を混ぜ込む必要があり、黒色のトレイしか作れません。また、型押しの際、伸ばされた部分に炭素の隙間ができ、それが電子部品の故障につながるリスクもありました。
一方、機械による電子部品の生産管理が進むなか、業界では透明もしくは半透明のトレイのニーズが高まっています。そうしたニーズをいち早くキャッチし、弊社が生み出したのが、カーボンナノチューブを用いた半透明のシートです。カーボンナノチューブは細い糸のような筒状のカーボンなので、少量でシート全体に導電性能を行き渡らせることができることから、グレーの半透明のシートが作成できますが、普通に混ぜ込んだだけではカーボンナノチューブ同士が絡まり合い、塊になってしまいます。
弊社では、糸状のカーボンナノチューブをインキに均等に分散させる技術を開発し、実用化に成功しました。カーボンナノチューブを実用化して販売しているのは、世界的に見てもレアなケースです。弊社のシートから作製されるトレイは誰もが知る世界的なメーカーからも高く評価されており、世界の至るところで使用されています。
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管理本部 経理課/2017年入社/山梨県出身
おしゃれなご祝儀袋やかわいらしいレターセットなどに惹かれ、紙製品の会社だと思って入社したのですが、化成品事業も同じくらい売り上げがあり、ラミネート製品を主とする食品メーカー様向けのフィルムパッケージや、消臭機能を持つフィルムなど、日常的に目にする商品が多いことに驚きました。また、スニーカー等の劣化を防ぐ保管袋や、紙製品事業の持つデザイン性・化成品事業の持つ機能性を合わせて生み出された商品で、贈った後も花瓶として使えるメッセージカード等もあります。お水を入れるパックの内側に花の延命剤を加工してあるので生花が長持ちします。このように、独自の目線と高い技術で生み出されるユニークな商品を世に送り出していることにも魅力を感じています。
業務改善や商品に関するアイデアなど、幅広く自由に提議できる提案制度があります。提案された内容は、担当部署で適切に検討され、社内プロジェクトとして活動が始まることもあれば、実際に商品化され、市場に出ることもあります。提案者には、成果に応じた手当てが支給されるので、それもまた社内の活気につながっています。
また、提議されたプロジェクトの参加者は社内公募され、「やってみたい、挑戦したい」というメンバーが部署を横断的に集まって活動します。現在は「働きやすい環境づくりプロジェクト」に取り組んでおり、社員が利用しやすい食堂を提案するなど、社員主体で働き方改革を進めています。
対象になっている資格を取得すると、5年間、手当てが給料に上乗せされる制度があります。対象となるのは、簿記、英検、TOEIC、技術系の資格など幅広く、それらの受検費用や資格取得に必要な教材の購入も補助が出ます。
この制度を利用して資格取得に挑戦している社員も多く、会社全体に、「若手を育てる」「自分を磨く」という社風が根付いています。
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管理本部 管理部 総務課 課長/1995年入社/山梨県出身
弊社は、明治21年に、和紙と花火で有名な旧市川大門町で、手漉き和紙の問屋として創業しました。以来130余年にわたり、そのときどきの市場のニーズをいち早くキャッチし、新たな価値を創造するという挑戦を繰り返して、成長してきました。
現在は、国内シェアNo1 のご祝儀袋をはじめとする紙製品事業と、独自の開発によるフィルムやプラスチックに新たな価値を加える化成品事業を柱にしていますが、弊社の2つの事業に共通するのは、「包む」というコンセプト。社員一人ひとりが紙とプラスチックの可能性を追求するなかで、斬新なアイデアが生まれ、これまで無かった商品が誕生し、販路が開拓され、やがて新たな事業へとつながっていきます。こうした営みを通じ、常に前向きに挑戦を続ける、イキイキとした企業であり続けたいと考えています。
現在弊社では、「こころ くらし 包む」をモットーに掲げ、心と暮らしに寄り添うさまざまな包む価値の創造に挑んでいます。
例えば、ご祝儀袋やぽち袋は、お金やモノをお祝いの気持ちで包んで贈るという日本ならではの美しい風習ですし、社員の声から生まれた「こころふせん」は、一言メッセージを添えることで受け取った人の心があたたかくなるアイテムとなっています。どちらも、人と人との繋がりに潤いを与える弊社の代表的な商品です。
弊社では、「こんな商品を作ってみたい」「こんな職場にしたい」といった社員の声を積極的に取り上げるための制度や環境も整備しており、自分のアイデアを具現化できることも、大きな特徴です。
モノづくりに興味がある人、自分から課題を見つけ積極的に動ける人と、ともに挑戦を楽しみ、新たな道を拓いていきたいと考えています。
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