埼玉県鉱工業指数(令和7年8月分)-生産、出荷ともに2か月ぶりの「低下」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1 概要

令和7年8月の埼玉県鉱工業指数について、生産は輸送機械工業、食料品工業などの低下により、2か月ぶりの低下となりました。

出荷は輸送機械工業、化学工業などの低下により、2か月ぶりの低下となりました。

在庫は3か月ぶりの低下、在庫率は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数(令和7年8月分) (2020年=100)

指数	前月比(%)	前年同月比(%)
生産	101.4	-3.3	-4.1
出荷	96.4	-8.2	-5.3
在庫	99.2	-1.0	0.9
在庫率	117.1	-89.9	-95.7

[画像:総合指数の推移のグラフ]

2 寄与した主な業種・品目別動向(生産・出荷23業種)

< 生産 >

主な業種	前月比(%)	主な品目
上昇	4業種	化学工業	29.2	医薬品
		汎用機械工業	4.2	コンベヤ
低下	19業種	輸送機械工業	-26.4	航空機用部品
		食料品工業	-4.8	チョコレート類

< 出荷 >

主な業種	前月比(%)	主な品目
上昇	3業種	業務用機械工業	19.3	精密測定機
		汎用機械工業	2.7	空気圧機器
低下	20業種	輸送機械工業	-20.4	航空機用部品
		化学工業	-9.0	医薬品

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料(ダウンロードファイル)

• 埼玉県鉱工業指数(令和7年8月分)(PDF:210KB)(別ウィンドウで開きます)

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