〇朝日新聞
DI人材の説明にあった「地元学」とは、具体的にどのようなものですか。
〇教育長
佐賀の歴史や産業の発展、佐賀で起業した人、活躍している人から話を聞き、佐賀への誇
りや愛着を持って未来への方向性を学ぶ場所です。
Uターンで戻ってきた講師からも話を聞けるので、佐賀で働くことを考えるいい機会に
なります。
〇朝日新聞
講師は決まりましたか。
〇教育長
佐賀大学の先生、
有明高専の先生へ打診しています。
企業の協力も得たいと考えています。
〇朝日新聞
彩志学舎中学校の入学生の学びたいことが何か、分かれば教えてください。
〇教育長
10 代から 70 代までいらっしゃるので、
学びたいことは違うと思います。
面談をしながら、
進路や学びたいことに寄り添っていきます。
〇朝日新聞
校則の見直しで、学校外の活動とはアルバイトのことですか。
〇教育長
アルバイトのほかに、
「カラオケボックスに保護者と同伴でも行ってはいけない」という
小・中学校の校則がありました。校則を一方的に学校が考えるのではなく、何のためにある
のか、どうすればいいのかと校則を見直す機会にしてほしいと思います。
〇朝日新聞
ペーパーティーチャーの研修から受験される人は、何人ですか。
〇教育長
ペーパーティーチャーから受験ではなく、
講師としての採用です。
研修を受けた中から2
名が、現場で活躍中です。
〇佐賀新聞
人工芝のグラウンドの拡充など整備の時期は、令和6年度中ですか。
〇教育長
子どもの挑戦を応援する5校の取組は、令和6年度に行います。
〇佐賀新聞
学びと挑戦を支える環境づくりに選ばれた学校の理由を教えてください。
〇教育長
学びの施設等の整備は、
児童生徒が安心して学べる環境づくりのため、
特別支援学校の整
備や老朽化した施設の計画的な更新、産業教育設備の充実に取り組んでいくものです。
一方で、
子どものチャレンジを応援することも大事であり、
唯一無二の学校づくりを進め
ていく観点から、ここに掲げる5校について、限られた予算の中ではありますが、取組を進
めていくこととしています。
〇佐賀新聞
特色ある取組にチャレンジする学校を中心に整備を進めていくということでしょうか。
〇教育長
唯一無二の学校づくりと施設整備がイコールではありませんが、唐津青翔高校であれば
学校施設のリノベーションを行うなど、目指す学校づくりを実現するためには施設整備が
伴うこともあります。
各学校の状況を見ながら、
どのタイミングで何をするかを考え、
必要な取組を行っている
ところです。
〇佐賀新聞
医療的ケアアドバイザーは、各学校に1人ですか。
〇教育長
県教育委員会事務局に1人です。各学校の看護職員へのアドバイスをする役割です。
〇佐賀新聞
常駐ですか、不定期ですか。
〇教育長
基本は事務局にいます。常駐で、各学校を回る形です。
〇日本経済新聞
県内1人1台端末は、何台設置されていますか。費用を知りたいので、例えば何年前に入
れたものを何台更新するという形で教えてください。
〇教育長
市町の小・中学校の1人1台端末は、導入時期がばらばらです。来年度は、2市町分です
が、台数など細かな数字は、担当から改めてお知らせします。
国の交付金を基金に積んで、
その中から毎年度計画的に出しています。
来年度の更新希望
が2市町だということです。
〇日本経済新聞
公立学校の端末は、新しく買い替えるのですか。
〇県職員
県立学校は、すべてリースです。令和2年度、3年度の GIGA スクール構想で入れた市町
立学校は、ほとんどが購入で、1市町がリースでした。
〇読売新聞
医療的ケアアドバイザーは、どんな人を配置するのですか。
〇教育長
指導経験のある看護師を会計年度任用職員として雇用し、配置したいと考えています。
〇読売新聞
今年度は、5年生までが 35 人学級ですか。
〇教育長
今年度に5年生までが 35 人学級を実現しています。来年度は、国に先駆けて6年生を
35 人にします。1学年、先行しながらやっています。
〇読売新聞
来年、教員は何人増えますか。
〇教育長
35 人学級にすると、24 人の教員が必要だと計算しています。

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