作 成 日 :
第31週 7月29日 〜 http://www.pref.nagasaki.jp/department/iki-h/index.html
状況 状況 状況 状況
定点当り 定点当り 定点当り 定点当り
0.00 2.50 0.00 0.50
0.00 0.00 0.00 0.00
0.00 0.00 0.00 26.67 お知らせ
疾患名 疾患名 疾患名
感染症速報 令 和 6 年 8 月 8 日
8月4日
インフルエンザ
RSウイルス
感染症
咽頭結膜熱
A群溶血性
レンサ球菌咽頭炎
警報:開始30 終息10 警報:開始 - 終息 - 警報:開始3 終息1 警報:開始8 終息4
感染性胃腸炎 水痘 手足口病 伝染性紅斑
突発性発しん ヘルパンギーナ 流行性耳下腺炎
警報:開始20 終息12 警報:開始2 終息1 警報:開始5 終息2 警報:開始2 終息1
新型コロナウイルス
感染症
警報:開始 - 終息 - 警報:開始6 終息2 警報:開始6 終息2 警報:開始 - 終息 -
発生報告なし 少数の発生あり
流行に注意
【注意報レベル】
流行中
【警報レベル】
(注記)警報レベル基準値は表示のとおり(‐は設定なし。)。注意報レベル基準値は、インフルエンザ:10 水痘:1 その他は設定なし。
≪新型コロナウイルス感染症について≫
・新型コロナウイルス感染症の定点当たりの報告数は「26.67」で、前週の「43.33」からは減少し、長崎県全体でも「21.34」で8週ぶりに減少しましたが、依然とし
て高い報告数を維持しています。
お盆を迎えますので、帰省等で高齢の方と会う場合や大人数で集まる場合は、特に感染予防を心がけ、場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気、三密の回避などの
基本的な感染対策に努めましょう。
☆トピックス:手足口病が流行しています!
手足口病は、その名のとおり四肢および口腔内に水疱性の発疹を生じる疾患です。乳幼児での発症が多く、例年報告数の9割程度を5歳以下が占めますが、大人でも感
染する可能性があります。主として咳やくしゃみなどのしぶきを介した飛沫感染や、飛沫や便に含まれるウイルスが手指を介して口から侵入する接触感染により広がりま
す。主な原因ウイルスとしてコクサッキーウイルスA6(CV-A6)、CV-A16、エンテロウイルス71型(EVーA71)が知られています。
基本的には予後良好な疾患ですが、原因ウイルスによっては、中枢神経系合併症などのほか、心筋炎、急性弛緩性麻痺などの多彩な臨床症状を併発することがあります。
例年6〜7月に流行する傾向にあります。長崎県の第27週の定点当たり報告数は「9.80」で、7週続けて警報レベル開始基準値「5.0」を超えました。地区別では、五
島・壱岐を除く地区で警報レベル開始基準値「5.0」を超えています。
次頁に手足口病に関する情報を記載していますので、それらの点に留意し、感染及び感染拡大の防止に努めましょう。
☆トピックス:腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!
腸管出血性大腸菌感染症は、O157やO26をはじめとした「腸管出血性大腸菌」による感染症です。 主な感染経路は、菌に汚染された食品や患者の便で汚染されたもの
に触れた手を介した経口感染です。2日から9日の潜伏期間の後、腹痛・水様性下痢・血便などの症状を呈します。
長崎県では2024年第31週までに35件の報告があがっています。例年8月に患者報告数が増加しますので、次の点に気を付けて、感染予防に努めましょう。また、症状
があるときは速やかに医療機関を受診しま しょう。
しろまる帰宅時やトイレ・オムツ交換の後、調理・食事の前には石鹸と流水で十分に手を洗いましょう
しろまる肉類を調理する際は十分に加熱しましょう
しろまる生肉を調理する際、器具は専用のものにするか、使用後すぐに十分な洗浄・消毒をしてから他の調理に使用しましょう
しろまる下痢症状のあるときは入浴は控え、シャワー浴または最後に入浴しましょう

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